【井口委員長】 GXロケットについては、総合科学技術会議の中で、重点科学技術という項目に位置づけることは、ペンディングになっていたようだが、今、検討が進んでいるという状態なのか。
【奈良課長】 かなり検討が進んでおり、近いうちに結論が出されると伺っている。
【青江委員】 地球観測衛星とか、災害監視関係の衛星について、22年度以降、具体的に言うとGCOMが打ち上がったり、この辺の先行きはどう理解しておけばいいか。
【奈良課長】 一応私どもは作った計画を後送りしないという前提で折衝を進めており、とりあえず、19年度分については必要なものは確保させていただいたと考えている。今後のことについても、なるべく計画はきちんと守るという前提で、財政当局と次の予算も含めて対応してまいりたいと思っている。
【青江委員】 去年もそうだったが、とにかく決めた計画、打上げ時期を軽々安易には動かさないということを軸に予算を作っていただいているというのも大変敬意を表するというか、労を多としたいということである。ここのところがJAXA(ジャクサ)の今後のメインの仕事とも言うべきものであって、是非その辺を考慮しておいてもらいたい。
もう1点、今、計画部会のもとで科学のワーキンググループをやっておるわけだが、その過程で、大学共同利用機関の周辺におる人たちから予算が多く落ち込んでいるといった心配が大変強い。大学共同利用機関のお役目、その求心力の維持というのはやっぱり大変重要なことだと思う。その意味で、その人たちの心配が不信になるようなことのないよう、次年度以降配慮していただくことを是非お願いしたいと思う。
【奈良課長】 先ほども少し触れたが、19年度予算については、SOLAR−BとSELENE終了等のために、トータル71億円の自然減があり、そこがスタートラインになってしまったという経緯がある。もう一つは、もう少しバラエティーに富んだ新しい計画が具体的になっていればそれなりの折衝ができたと思うが、今回は新規ダマが少なかった。今後、是非、その点をよく議論していただいて、次期固体ロケットについては調査研究への着手が認められたので、それに乗せる衛星を含めて、きちんと議論していただいて、しかるべき計画を作っていただければ、今、おっしゃっているような懸念がないように予算措置すべく対応させていただきたい。
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