推進部会(第9回)議事録・配付資料1.日時平成20年8月7日(木曜日)14時〜16時 2.場所文部科学省 3階 1特別会議室 3.議題
4.資料
5.出席者
6.議事内容(1)第26号科学衛星(ASTRO-H)プロジェクトの事前評価についてJAXA(ジャクサ)から推進9−1に基づき説明を行った。主な質疑は以下のとおり。 【池上委員】 冷凍機、すばらしいものを作ったようですが、軟X線の測定だけにしか使われないのですか。硬X線測定には使われないのですか。 【JAXA(ジャクサ)(高橋)】 これは、軟X線の12キロ電子ボルトまでの観測装置に使用するものです。その中に入っている検出器は、硬X線については効率がないので、それより高いエネルギーはASTRO-Hに関しては使わないです。サイエンスのリクワイアメントからも、12キロ電子ボルト以上で非常に高いエネルギー分解能を要求するミッションではないです。 【池上委員】 冷凍機はどのくらいの重さ、大きさなんですか。 【JAXA(ジャクサ)(満田)】 あれが1メートル立方ぐらいの大きさだと思っていただければ。 【池上委員】 ああ、大きいんだ。 【JAXA(ジャクサ)(満田)】 はい。重さが、今、230キロぐらいです。 【池上委員】 それは、それほどもない。 【JAXA(ジャクサ)(満田)】 はい。 【青江部会長】 よろしいですか。 (2)災害監視衛星システムSAR衛星プロジェクトの事前評価についてJAXA(ジャクサ)から推進9−2−1、推進9−2−2、推進9−2−3に基づき説明を行った。主な質疑は以下のとおり。 【青江部会長】 ちょっと私の方から皮切りさせていただいていいですか。3メートルの有効性というんですか、ユーザー官庁からはできれば1メートルをお願いします、それがあれば非常に使い手があるんですけどねというお話が来ているわけです。ユーザー官庁からはあるわけですね。通常の基本モードというんですか、通常運用しているモードだと、3メートル 【JAXA(ジャクサ)(滝口)】 はい、そのとおりでございます。 【青江部会長】 そういうことがここへ書いてあるんですか。 【JAXA(ジャクサ)(滝口)】 3メートルによって目視判読できる効果というのは、パワーポイントにもつけておりますし、主要橋梁等も識別できます。その次にやることは、平時の撮りためとの差分によって、ここがおかしい、異変があるという当たりをつけた情報を渡す。そういう中で、自衛隊等も自分たちの情報収集手段、人が行く、ヘリコプターが飛ぶ、飛行機が飛ぶという合わせ技でいく。夜間であればそういうことはできない中、我々も1メートル 【青江部会長】 この資料に、大規模災害有無の広域判断が3メートルでも可能と書いてありますが、広域判断が可能という意味は、先ほど私が申し上げたような意味だと理解してよろしいわけですね。 【JAXA(ジャクサ)(滝口)】 はい。言葉足らずなところがありまして、申し訳ありません。 【青江部会長】 どうぞ。 【栗原特別委員】 感想をちょっと述べさせていただきたいんですけれども、国民生活の安全、安心と、日々の経済活動の安全、安心にこういうものが適用される。これは非常にいいなと、役に立つんだろうと。従来、どちらかというと研究開発とか、宇宙探査とかが多かったんですけれども、我々、産業界からすると産業化という視点もあったんですけれども、農林水産業での利用という、データを蓄積していくことでいろいろな用途が広がっていくだろう。宇宙が国民生活の安全、安心とか、経済活動の安全、安心、産業といっても日々安全でないと産業活動はできませんので、宇宙が利用される、宇宙という観点で非常に期待できる事業になるかと思っていますので、是非進めてもらうとありがたいと思います。 次に、事務局から推進9−2−4に基づき説明を行った。主な質疑は以下のとおり。 【廣澤特別委員】 事前評価の案として、全体によくまとまっておりまして、評価できる内容と思います。 【青江部会長】 先ほどのJAXA(ジャクサ)の回答も、そこのところは相当慎重な見きわめといいましょうか、後期かつ慎重な事前検証の上でというのがついておったわけですけれども、確かにおっしゃられるとおり、後期とはいえ、せっかく動いているものに対して一定のリスクがあることも間違いないわけでございます。ということになりますと、とりあえずこれは取っておきましょうか。わかりました。では、この2行を削除と。 【廣澤特別委員】 はい。大変結構だと思います。 【永原特別委員】 よろしいでしょうか。 【青江部会長】 どうぞ。 【永原特別委員】 私、前回欠席したもので、前回の議論がわからないんですけれども、前々回のときにも結構質疑があって、前回の質問に対する回答なんかでも大分出てきたんですが、これはユーザーというものがあって、災害時にどれだけ役に立てるか。つまり、ニーズがどのような形であって、そのニーズにどういうふうにこたえられるかが非常に重要な要素だと思うんです。 【青江部会長】 まず1点、今回のこのプロジェクトの第1次的利用者というのは、多分、防災にかかわる役所です。中央防災会議の事務局であったり、消防庁であったり、地方公共団体の防災関連当局ですね。随分たくさんあると思います、いろいろなところにあると思いますが、そこが第1次ユーザーです。 【JAXA(ジャクサ)(滝口)】 前回も、御欠席ということなので後でお渡ししますが、こういった検討会、それを継続した取り組みというのは御説明させていただきまして、まさに日々、防災機関とALOSを利用した防災実証実験という枠組みの中で、ここでも1回、アウトラインを示していただいているんですが、その後、防災機関の事情とかも把握しながら、日々、ALOSを活用した実証実験の中でニーズは聞いております。 【池上委員】 今の点で、ちょっとよろしいですか。 【青江部会長】 今、説明があった資料には、少なくとも国の行政機関レベルにおける、防災に関係する部局は全部入っているんですね。それで集まって議論をして、こういったニーズが、こういう衛星を作ってくれれば我々はこう使いたいということは明確になっております。それにヒットしておることだけは間違いないんです。 【事務局】 よろしいでしょうか。報告書の5ページの(3)開発方針の上のところで、JAXA(ジャクサ)が今、提示しています開発方針の中で、利用機関と緊密な連絡をとるということで、先ほど来説明にありますような取り組みをしているということから、一応、ある意味ではくぎを刺しているような形になりますけれども、このプロジェクトにつきましては「利用者の十分な満足を得られて初めて意義を持つ。」それから、「取得されるデータについて、利用者と意識のずれがないように、計画段階から実行段階に至るすべてのプロセスにおいて、常に綿密な連絡をとりつつ進めることが肝要である」と記載させていただきまして、今、永原特別委員から御指摘のようなことは、ここに一応書かれていると考えております。 【青江部会長】 ほか、いかがでしょうか。 (「異議なし」の声あり) 【青江部会長】 はい。どうも恐縮でございます。 (3)その他【事務局】 今後の予定ですが、参考9−1に示してございますが、本日、質問に対する回答を説明いたしましたASTRO-Hにつきまして、もし追加質問がございましたら来週の月曜日までに送付いただけるとありがたいです。その回答を15日までにさせていただきまして、評価票につきましてはその次の週、お盆明けになりますが、18日の月曜日までに提出いただけるとありがたいです。 【青江部会長】 どうもありがとうございました。 【鈴木特別委員】 これは今後、いつごろ、どういうふうに進むということなんでしょうか。 【青江部会長】 こういう宿題を出しているわけです。評価を受けるべきJAXA(ジャクサ)に対しまして、これだけのことをきちんと整理して、そういうことでないと評価はなかなかできません、そこは持ってきなさいと言っているわけです。それが挙がってこなければ、なかなか議論が進捗しないということでございまして、JAXA(ジャクサ)としてはできる限り早急に作業を進めたいということのようでございますので、それを待ちたいと思っております。 【鈴木特別委員】 そうしますと、今後のスケジュールはまだ未定という段階でしょうか。 【青江部会長】 はい。 【鈴木特別委員】 わかりました。 【青江部会長】 LNG飛行実証プロジェクトの中間評価を、2年前に行ったわけでございます。その評価結果自体は、論理的には生きておるわけです。それで、新しい事態が生じたから、新しい事態下におきましての評価を今、継続中という意味におきましては、前回の評価は死んではないわけでございます。新しい状況に対する対応という意味において評価がなされれば、多分、これは内包されることになっていくんだろうと思います。 【鈴木特別委員】 はい、わかりました。 【池上委員】 今の件は、今、小委員会の評価の対象は2つありまして、1つは民間から依頼されたGXロケット全体についての評価、それから、JAXA(ジャクサ)がずっとこれまでやってきましたLNG推進飛行実証についてのプロジェクト、両方を評価することになっています。ですから、ご指摘の後者については予定どおり、評価をしているということで御理解いただきたいと思います。 【青江部会長】 よろしゅうございましょうか。 ―了― (研究開発局参事官(宇宙航空政策担当)付) |
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