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計画部会(平成20年)(第14回) 議事録

1.日時

平成20年2月12日(火曜日)~2月14日(木曜日)

2.場所

持ち回り審議による

3.議題

  1. 宇宙開発に関する長期的な計画の最終報告案について

4.出席者

委員

青江茂 (宇宙開発委員会計画部会部会長)
松尾弘毅 (宇宙開発委員会委員長)
森尾稔 (宇宙開発委員会委員)
池上徹彦 (宇宙開発委員会委員)
野本陽代 (宇宙開発委員会委員)
青木節子 (宇宙開発委員会計画部会特別委員)
有信睦弘 (宇宙開発委員会計画部会特別委員)
歌野孝法 (宇宙開発委員会計画部会特別委員)
大島まり (宇宙開発委員会計画部会特別委員)
小池俊雄 (宇宙開発委員会計画部会特別委員)
河野長 (宇宙開発委員会計画部会特別委員)
澤岡昭 (宇宙開発委員会計画部会特別委員)
茂原正道 (宇宙開発委員会計画部会特別委員)
田中明彦 (宇宙開発委員会計画部会特別委員)
棚次亘弘 (宇宙開発委員会計画部会特別委員)
谷口一郎 (宇宙開発委員会計画部会特別委員)
鶴田浩一郎 (宇宙開発委員会計画部会特別委員)
中須賀真一 (宇宙開発委員会計画部会特別委員)
西尾茂文 (宇宙開発委員会計画部会特別委員)
観山正見 (宇宙開発委員会計画部会特別委員)
米倉誠一郎 (宇宙開発委員会計画部会特別委員)

5.議事録

 「宇宙開発に関する長期的な計画(中間とりまとめ)」について、平成20年1月18日から1月31日まで実施したパブリックコメントの結果について報告した後、「宇宙開発に関する長期的な計画(案)」について、持ち回り審議を行い、「宇宙開発に関する長期的な計画(案)」は、資料2のとおり了承された。
 なお、「(5)宇宙輸送系の維持・発展」の中型ロケットに関し、委員より、以下の意見があった。

  •  「宇宙開発に関する長期的な計画(案)」に対して多くの国民からパブリックコメントがよせられ、宇宙開発に対する関心の高さを心強く感じる。
     多くのコメントが寄せされたが、修正されたのは中型ロケットに関する部分だけであり、また、中型ロケットについても色んな角度からのコメットがあるが、修正文を見ると、(意見10−8)の意見が選択的に反映されているように思われ、違和感を覚える。
     これ以外の意見も公平に反映すべきではないか。
     (修正文案)
     中型ロケットについては、官民協力の下、民間主導により開発計画が進行中のGXロケットについて、我が国が保有すべき中型ロケットとして位置付けられていることから、第二段に搭載する液化天然ガス(LNG)推進系の開発及び飛行実証を進めるなど開発計画を支援してきている。しかし、GXロケットの開発は当初の計画から大きくずれてきており、LNG推進系を含めGXロケット全体を国主導で進める場合には、宇宙開発推進の基本方針に則って、現在行っている評価の結果等を踏まえ進める。
  •  修正前の報告書については前回の委員会で承認したと理解しています。
     中型ロケットに関する修正については、修正案と原案との微妙な差を云々するバックグラウンドを持っておりませんので文章だけから見た良し悪しの判断はひかえさせて頂きます。
     以下は中型ロケットに関する私見です。
     我が国の宇宙活動の中で、今後、一層重要性が増すと考えられる分野として太陽系惑星の探査があります。惑星探査を遂行する上で低地球軌道(LEO)への打ち上げ能力数トンの中型ロケットは大変重要な要素であり、M-Ⅴが出来るまで、このクラスのロケットが無く我が国の惑星探査は米国やソ連に対して数十年の後れを取りました。今後、我が国が、世界に伍して太陽系惑星の探査を進めていくためには、M-Ⅴより少し能力の高いロケット、例えば、火星軌道へ1トン強の探査機を送ることが出来るロケットを利用できるということが不可欠だと思っています。この、中型ロケットの開発が、GX開発の遅れ等で混沌としていることは大変由々しいことだと思っています。我が国の宇宙が魅力的であり続けるには惑星探査で新しい世界を切り開くことが是非とも必要です。そのためにはきちんとした中型ロケットの戦略が必要だと強調させていただきたく思います。

これらの意見に対し、事務局より、以下の回答を行った。

【事務局】

 中型ロケットについては、特に、中間とりまとめの段階から、評価の開始という状況の変化があったことから、修正を行いました。パブリックコメントでは様々な御意見をいただきましたが、今後の進め方は評価結果等を踏まえることになりますので、長期計画では中立的な記述といたしました。
 修正にあたっては、「我が国における宇宙開発利用の基本戦略」(平成16年9月、総合科学技術会議)における記述との整合、総合科学技術会議において戦略重点科学技術に位置付けられていることも考慮いたしました。

その他、委員から以下の意見が寄せられた。

  •  156件のパブリックコメントは、適切に現在の宇宙開発の課題を指摘しており、国民の目線の確かさと、委員会としての至らなさを認識しました。特にユーザニーズと乖離したロケット計画、効用の薄れた宇宙ステーションなど袋小路に入ったプログラム、深宇宙探査と月探査の優先順位などは、「考え方」など総括的な文章技術や、先送りで処理できる範疇を超えています。個別の現実的対応策を検討していくことが必要であり、それがパブコメに対する真摯な回答と考えます。
     具体的な対応策のない状態で、本計画書の諾否をおこなうのは、非常に苦しい選択ですが時間の制約もあるので、文科省/JAXA(ジャクサ)の所掌に関する事項は速やかに具体策を検討する、さらに基本法が設定され国レベルで計画が立案される際には、本計画書は見直されることを条件に、了と致します。
  •  決定で結構だと思いますが、準天頂衛星に対する批判的なコメントが多いことに鑑みて、今後、衛星測位プログラムの推進に当たっては、広報活動、公開の議論など、工夫を要する。

─了─

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研究開発局参事官(宇宙航空政策担当)付

(研究開発局参事官(宇宙航空政策担当)付)