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第21回調査部会議事録

1. 日時   平成16年9月28日(火曜日) 14時〜15時30分

2. 場所   経済産業省 11F 1111号会議室

3. 議題
(1)  第23号科学衛星(ASTRO−E2)の総点検について
(2)  M−Vロケットの総点検について
(3)  その他

4. 資料
調査21−1  第23号科学衛星(ASTRO−E2)の総点検に関する審議結果
調査21−2−1  M−5ロケットについて
調査21−2−2  M−5ロケット総点検結果について
参考資料21  ロケット/衛星の確実な開発・打上げと運用のための総点検の実施について(平成16年2月24日 宇宙航空研究開発機構)

5. 出席者
  宇宙開発委員会調査部会部会長   松尾 弘毅
  宇宙開発委員会調査部会部会長代理   青江 茂
  宇宙開発委員会委員長   井口 雅一
  宇宙開発委員会委員   野本 陽代
  宇宙開発委員会参与   五代 富文
  宇宙開発委員会調査部会特別委員   小川原 嘉明
  宇宙開発委員会調査部会特別委員   木田 隆
  宇宙開発委員会調査部会特別委員   茂原 正道
  宇宙開発委員会調査部会特別委員   雛田 元紀
  宇宙開発委員会調査部会特別委員   宮澤 政文
  宇宙開発委員会調査部会特別委員   八柳 信之
       
  文部科学省研究開発局長   坂田 東一
  文部科学省審議官   木谷 雅人
  文部科学省研究開発局宇宙政策課長   須田 秀志
  文部科学省研究開発局宇宙開発利用課長   岩瀬 公一
  文部科学省研究開発局宇宙政策課課長補佐   三保 和之
  文部科学省研究開発局宇宙政策課課長補佐   古田 裕志
  文部科学省研究開発局宇宙政策課専門官   水井 義武
  文部科学省研究開発局宇宙政策課行政調査員   小島 寧

【説明者】
独立行政法人宇宙航空研究開発機構
 宇宙科学研究本部教授   中谷 一郎
 M−5プロジェクトチーム プロジェクトマネージャ   森田 泰弘

6. 議事内容

(1) 議題1 「第23号科学衛星(ASTRO−E2)の総点検について」
事務局から、「調査21−1」について説明があった。
主な発言は以下の通り。

【五代参与】 組織の文化や、製造企業も異なるISAS(アイサス)とNASDA(ナスダ)が統合して間もないが、ASTRO−E2の開発にはどのような影響があったか。
 それぞれ何十年の歴史があって、似ているようで違っているところもある。例えば、部品の入手性についても、科学衛星の場合には外国からの制約が緩く、NASDA(ナスダ)の方がきついなどということがあるかも知れない。これからはできるだけ両方のいいところをとっていっていただきたいが、よい反映と過剰な反映があるかもしれないがいかがか。

【中谷教授】 長い歴史、長い伝統の上で、ISAS(アイサス)とNASDA(ナスダ)の衛星の作り方は別な文化で進んできたところがあり、今それが一つになって、模索している段階である。信頼性を確保する上で基本的な考え方は同じだが、ただ、その表現の仕方、あるいはその実施の仕方が違ったと理解している。具体的には、ISAS(アイサス)は、ISAS(アイサス)のメンバーが直接開発あるいは設計、試験に携わり、ある意味ではメーカと一つのチームを作ってやってきたというところがあり、いろいろなジャッジがISAS(アイサス)の責任で行われてきたというところがある。
 ISAS(アイサス)が長い伝統でやってきたやり方がそのまま続けるのがいいかどうかというのは大きな議論になった。つまり小さい衛星、あるいは家族的な雰囲気で隅々まで、ビス1本までみんなが理解しているような衛星から、今は次第にISAS(アイサス)の衛星も大きくなって、機能も複雑になってきて、家族的な雰囲気、あるいは家内工業的な発想でできない部分が出てきている。そういう意味では、旧NASDA(ナスダ)のようなやり方も十分参考にし、取り入れて、新しい考え方で信頼性を確保していくというところに一歩踏み出したと理解いただければいいかと思う。
 そういう意味で、このASTRO−E2に関しては、大変新鮮な気持ちで、信頼性という面からもう一度考え直すきっかけになったと理解している。

【五代参与】 承知した。いい方向に、できるだけ早く新しい文化を作っていただきたい。

【松尾部会長】 この審議結果を調査部会として了承してよろしいか。

(了承)

(2) 議題2 「M−Vロケットの総点検について」
JAXA(ジャクサ)森田プロマネから「調査21−2−1」について説明があった。
主な発言は以下の通り。

【宮澤特別委員】 文書や体制の件について、信頼性や品質管理に関する標準文書というのは旧NASDA(ナスダ)ではいろいろ整えてきたが、例えばそれをそのままISAS(アイサス)のものに適用することは現在行っていないと理解してよろしいか。

【森田プロマネ】 直接的な適用はまだ行っていない。それがいいか悪いかを現在吟味しているところである。

【宮澤特別委員】 品質管理の体制について。人材の面で、宇宙研は人が少ないということもあると思うが、JAXA(ジャクサ)になってから、安全・信頼性管理部の駐在員事務所、あるいは同じグループが旧ISAS(アイサス)と旧NASDA(ナスダ)の両方を一緒に見る体制になっているか。

【森田プロマネ】 JAXA(ジャクサ)に統合して、安全・信頼性管理部の、駐在してメーカの作業を監督している人が今までのH−2Aだけではなくて、M−5の方も見てくれるという体制が現在整いつつある。これはIAのメーカの工場や、あるいは相模原周辺の、横浜をフランチャイズにする搭載系の会社の工場でも安全・信頼性管理部の支援を仰ぐという枠組みを現在検討中である。

【宮澤特別委員】 そういう方向であれば非常にいいと思うが、特にメーカというのは全国に広がっていて、長崎・神戸から関東周辺迄たくさんある。例えば、名古屋には駐在員事務所があるので、そこの人に旧ISAS(アイサス)と旧NASDA(ナスダ)の契約両方見ていただきたいと思う。

【森田プロマネ】 例えば名古屋の駐在員の方に川崎重工や神戸の三菱重工、あるいは長崎の方まで守備範囲にしていただくよう現在調整している。

【宮澤特別委員】 承知した。

(3) 議題2 「M−Vロケットの総点検について」
JAXA(ジャクサ)森田プロマネから「調査21−2−2」について説明があった。
主な発言は以下の通り。

【井口委員長】 事務的なことだが、書類に必ず責任者の名前を書いてほしい。個人名を明記するのはすべての書類について当然のことだろうと思う。

【森田プロマネ】 承知した。

【松尾部会長】 それでは、M−5ロケットの総点検についての報告について、この部会としては、課題抽出の視点と課題の対処の方向性については妥当であると考え、今後この案に基づいてJAXA(ジャクサ)で進めていただくということでよろしいか。

(了承)

(4) 議題3 「その他」
事務局から、今後の予定について説明があった。
特段の発言はなかった。

以上



(研究開発局宇宙政策課)

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