平成24年10月26日(金曜日)10時30分~17時00分
中央合同庁舎第7号館東館(文部科学省庁舎)6階 6F3会議室
石井委員、河野委員、卜田委員、照屋委員、松永委員
加藤教科書調査官、大西教科書企画官、金澤教科書検定調整専門官 ほか
1. 平成26年度から使用される教科用図書として検定申請のあった申請図書について、審議を行った。なお、審議に当たっては、第1回及び第2回における議論を踏まえ修正、追加された調査意見を追加資料として配付した。
【高等学校 芸術科 音楽Ⅱ】
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合否の判定を留保することとした。
・調査意見1番について、意見が出され,検定意見を付さないかどうか後日部会長が確認することとした。
・26ページの「〈参考曲〉の例示「マル3『グレゴリオ聖歌』」」について,意見が出され,検定意見を付すこととした。(検定意見10番)
・38~39ページの「「Across the universe」の楽譜 38ページ 6段1小節目の歌詞「univerce」」について,意見が出され,検定意見を付すかどうか後日部会長が確認することとした。
・52~53ページの「「Trois beaux oiseaux du Paradis」の楽譜 以下に示す各箇所の原語歌詞の読み方の表示 52ページ1段3~4小節目「ズィール エ ア」 3段1小節目「エ テ」 3段3小節目「ズィル エ ア」 3段4小節目~4段1小節目「スコンド」 5段3~4小節目「ズィール エ ア」 6段4小節目「フギャール」 7段1小節目「ズィル エ ア」 53ページ1段5小節目~2段1小節目「ズィール エ ア」 3段3~4小節目「ズィール エ ア」」について,意見が出され,検定意見を付すかどうか後日部会長が確認することとした。
・53ページの「用語に関する説明「tre doux」」について,意見が出され,検定意見を付すかどうか後日部会長が確認することとした。
・60ページの「「Manha de Carnaval」の楽譜 楽曲名及び歌詞中の「Manha」の読み方に関する表記 「マィンニャ」(以下 61ページ「歌詞の発音と対訳」中の歌詞及び104ページの楽曲名に記載された同一の単語の読み方に関する表記)」について,意見が出され,検定意見を付すかどうか後日部会長が確認することとした。
・63ページの「「山田流箏曲 松の羽衣」説明文(全体)」について,意見が出され,検定意見を付すかどうか後日部会長が確認することとした。
・71ページの「「ショパンとサンド」 11~12行目「最後の力を振り絞り『小犬のワルツ』など~1849年に亡くなった。」」について,意見が出され,検定意見を付すかどうか後日部会長が確認することとした。
・71ページの「「『12の練習曲』から第12曲 ハ短調 「革命」op.10-12」の譜例中の拍子記号の表示」について,意見が出され,検定意見を付すかどうか後日部会長が確認することとした。
・72ページの「「バレエ・リュスと芸術家たち」 10~11行目「この楽団からの委嘱ではほかにも~」」について,意見が出され,検定意見を付すかどうか後日部会長が確認することとした。
・87ページの「「オーストリア」に関する説明文 3~4行目「ウィーンの庶民の間ではオペレッタが楽しまれ,これがアメリカに渡りミュージカルとなる。」」について,意見が出され,検定意見を付すかどうか後日部会長が確認することとした。
・88ページの「「音楽の大衆化《録音再生機器》」1~2行目「円筒型蓄音機「フォノグラフ」」」について,意見が出され,検定意見を付すこととした。(検定意見29番)
・88ページの「「音楽の大衆化《録音再生機器》」 7~8行目「1960年代後半には~カセットテープが登場した。」」について,意見が出され,検定意見を付すこととした。(検定意見30番)
・89ページの「「電子楽器~コンピュータ・ミュージック」 4行目「オンドマルトノ」(以下 同ページ中右 図版のキャプション「マル2オンドマルトノ」)」について,意見が出され,検定意見を付すかどうか後日部会長が確認することとした。
・108ページの「「いろいろな形式」 「二部形式の例」の図版中の「B」の小楽節の表示「a a'」」について,意見が出され,検定意見を付すこととした。(検定意見37番)
・109ページの「「強弱記号」中の記載「diminuend(dim.)」」について,意見が出され,検定意見を付すこととした。(検定意見38番)
・111ページの「「楽器音域表」中の楽器名の記載「ユーフォニウム」」について,意見が出され,検定意見を付すかどうか後日部会長が確認することとした。
・口絵マル8の「「西洋音楽」 1800年代中の記載「オペレッタ・ジャズ・ミュージカル ガーシュイン,バーンスタイン」」について,意見が出され,検定意見を付すこととした。(検定意見40番)
・口絵マル8の「「日本音楽」 「昭和」中の記載「電子音楽」及び「津軽三味線」」について,意見が出され,検定意見を付すこととした。(検定意見41番)
・口絵マル10の「「Cm7-5」中のダイヤグラム」について,意見が出され,検定意見を付すこととした。(検定意見42番)
・その他の箇所については,調査意見をそのまま検定意見とすることとした。
第1回及び第2回において、改めて検討するとしていた事項については、下記のとおり とすることとした。
【高等学校 芸術科 音楽Ⅱ】
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・13ページの「「TAB(タブ)譜の読み方と右手の指づかい」 右2行目「第4弦は中指~」」について,追加資料のとおり検定意見を付すこととした。(検定意見2番)
・17ページの「作詞者に関する説明文 1行目「長編小説『破壊』」」について,追加資料のとおり検定意見を付すこととした。(検定意見3番)
・26ページの「「ソルフェージュ」に関する説明文(全体)」について,意見が出され,検定意見を付すかどうか後日部会長が確認することとした。
・38~39ページの「「The Long And Winding Road」の楽譜 38ページ 3段3小節目上段の歌詞「you」」について,追加資料のとおり検定意見を付すこととした。(検定意見7番)
・42ページの「「アイヌの音楽」 2~3行目「現在は少数の「長老」が伝統的な音楽を受け継いでいるにすぎないが~伝承する活動も行われている。」」について,追加資料のとおり検定意見を付すこととした。(検定意見8番)
・48ページの「「マル13イギリス・スコットランドのバグパイプ」説明文(全体)」について,追加資料のとおり検定意見を付すこととした。(検定意見12番)
・74ページの「「琵琶楽」の説明文 左3~5行目「平安時代初期以降は,九州地方を中心に琵琶法師~が存在していたといわれ~」について,追加資料のとおり検定意見を付すこととした。(検定意見14番)
・88ページの「「単旋律の時代」 5~6行目「ここから,西洋音楽の原形が育まれていった。」」について,追加資料のとおり検定意見を付すこととした。(検定意見16番)
・92ページの「「主和音にみられる変化」 3~5行目「フォーレは主和音に新しい音を加え,響きの美しい歌曲や室内歌曲などを残した。」について,意見が出され,検定意見を付すかどうか後日部会長が確認することとした。
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・24ページの「「準備 いろいろな音階に親しもう。」例示中の「インド風の音階」の表示及び譜例」について,追加資料のとおり検定意見を付すこととした。(検定意見8番)
・54ページの「「スウィングジャズを聴いてみよう!」 1~2行目「スウィングしているハイハットシンバルのリズム~」」について,追加資料のとおり検定意見を付すこととした。(検定意見14番)
・87ページの「「ドイツの歌曲」 15~17行目「さらに,ピアノ伴奏が旋律と一体となりつつ~詩の内容や情景のより豊かな描写が可能となりました。」について,追加資料のとおり検定意見を付すこととした。(検定意見17番)
・調査意見16番について,検定意見としないこととした。
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・16ページの「「Love's Old Sweet Song」の楽譜 以下2箇所の原語歌詞の表示 1段2小節目「bey-ond」 6段1小節目「sha-dows」」について,追加資料のとおり検定意見を付すこととした。(検定意見1番)
・16ページの「「Love's Old Sweet Song」の楽譜 3段2小節目の歌詞「うの」」について,追加資料のとおり検定意見を付すこととした。(検定意見2番)
・26~27ページの「「Core 'ngrato」の楽譜 27ページ2段2小節目ピアノ・パート上段」について,追加資料のとおり検定意見を付すこととした。(検定意見5番)
・65ページの「「In the Mood」の楽譜 速度表示の右のリズムに関する記載」について,追加資料のとおり検定意見を付すこととした。(検定意見8番)
・71ページの「作曲者に関する説明文 1行目「フランス近代を代表する作曲家の一人。」」について,追加資料のとおり検定意見を付すこととした。(検定意見11番)
・88ページの「「スケルツォ 第2番 変ロ短調 作品31」 「第2主題」の譜例 3小節目下段の「へ」音」について,追加資料のとおり検定意見を付すこととした。(検定意見16番)
・89ページの「「楽曲について」 右5~6行目「同時に4本の弦を弾き鳴らして和音を響かせる技法を用いるなど~」(以下 「鑑賞のポイント」「4本の弦を同時に鳴らす演奏技法を聴いてみよう。」)」について,追加資料のとおり検定意見を付すこととした。(検定意見17番)
・89ページの「「前奏曲とフーガ 変ホ長調 BWV552」作曲者名の表示「ヨハン・ゼスティアン・バッハ」」について,追加資料のとおり検定意見を付すこととした。(検定意見18番)
・98ページの「「義太夫節について」 右2~4行目「1686年~「出世影清」が大当たりし~」」について,追加資料のとおり検定意見を付すこととした。(検定意見22番)
・110ページの「「日本音楽史」 10世紀中の記載 「楽所の設置」の読み方の表示「がくそ」(以下 112ページ 上中 「楽所の設置」の読み方の表示「がくそ」)」について,追加資料のとおり検定意見を付すこととした。(検定意見26番)
・裏見返しの「「三曲」に関する緑色の表示」について,追加資料のとおり検定意見を付すこととした。(検定意見27番)
・調査意見14番について,検定意見としないこととした。
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・21ページの「「原語(イタリア語)歌詞の意味」3行目「cercando io vo?」の部分の下線の表示」について,追加資料のとおり検定意見を付すこととした。(検定意見1番)
・78ページの「「雅楽」に関する表示中の「楽所の設置」の読み方の表示「がくそ」」について,追加資料のとおり検定意見を付すこととした。(検定意見9番)
・79ページの「「三曲」に関する緑色の表示」について,追加資料のとおり検定意見を付すこととした。(検定意見10番)
・82ページの「「義太夫節について」 左11~右2行目「1686年~「出世景清」が大当たりし」」について,追加資料のとおり検定意見を付すこととした。(検定意見11番)
・92ページの「「マタイ受難曲 BWV244」「第2部「ペテロの否認」第38a~c曲」の譜例に関する表示「「確かにあなたも彼らの仲間だ」38cペテロ(バス)」」について,追加資料のとおり検定意見を付すこととした。(検定意見15番)
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・23ページの「「Bengawan Solo」の楽譜7段2小節目の歌詞「sla-lu」」について,追加資料のとおり検定意見を付すこととした。(検定意見6番)
・28~29ページの「「Core 'ngrato」の楽譜 以下2箇所のコードネーム 29ページ 1段1小節目「Dm/F」 同3段1小節目「Em」」について,追加資料のとおり検定意見を付すこととした。(検定意見9番)
・37ページの「「Les feuilles mortes」の楽譜4段2小節目の歌詞「ef-fa-ce」」について,追加資料のとおり検定意見を付すこととした。(検定意見12番)
・77ページの「「Brindisi」の楽譜 2段2~3小節目 原語歌詞の読み方の表示「ベレレッツァ」」について,追加資料のとおり検定意見を付すこととした。(検定意見18番)
・85ページの「「人形と人形遣い」 6行目「主遣いは人形の右手を~」」について,追加資料のとおり検定意見を付すこととした。(検定意見21番)
・85ページの「図版のキャプション「太夫:竹本住太夫」」について,追加資料のとおり検定意見を付すこととした。(検定意見23番)
・90ページの「「古典派からロマン派へ」 右4~7行目「この始祖といえるのはフランツ・シューベルトで~詩と音楽の融合をさまざまな形で試みた。」」について,追加資料のとおり検定意見を付すこととした。(検定意見27番)
・95ページの「「聴いてみよう」 3曲目「交響曲 第94番 ト長調『驚愕』」(以下 96ページ 下右 2曲目「組曲『王宮の花火の音楽』」)」について,追加資料のとおり検定意見を付すこととした。(検定意見29番)
・96ページの「「交響詩『魔法使いの弟子』」説明文(全体)」について,追加資料のとおり検定意見を付すこととした。(検定意見30番)
・97ページの「「吹奏楽 聴いてみよう」 8曲目「天使ミカエルの嘆き」」について,追加資料のとおり検定意見を付すこととした。(検定意見31番)
・99ページの「「オーストリア」に関する説明文 3~4行目「ウィーンの庶民の間ではオペレッタが楽しまれ,これがアメリカに渡りミュージカルとなる。」」について,意見が出され,検定意見を付すかどうか後日部会長が確認することとした。
・100ページの「「音楽の大衆化《録音再生機器》」1~2行目「円筒型蓄音機「フォノグラフ」」」について,追加資料のとおり検定意見を付すこととした。(検定意見33番)
・100ページの「「音楽の大衆化《録音再生機器》」 7~8行目「1960年代後半には~カセットテープが登場した。」」について,追加資料のとおり検定意見を付すこととした。(検定意見34番)
・101ページの「「電子楽器~コンピュータ・ミュージック」 4行目「オンドマルトノ」(以下 同ページ中右 図版のキャプション「マル2オンドマルトノ」)」について,意見が出され,検定意見を付すかどうか後日部会長が確認することとした。
・102ページの「〈参考曲〉の例示「マル3『グレゴリオ聖歌』」」について,追加資料のとおり検定意見を付すこととした。(検定意見40番)
・108ページの「「いろいろな形式」 「二部形式の例」の図版中の「B」の小楽節の表示「a a'」」について,追加資料のとおり検定意見を付すこととした。(検定意見42番)
・109ページの「「強弱記号」中の記載「diminuend(dim.)」」について,追加資料のとおり検定意見を付すこととした。(検定意見43番)
・111ページの「「楽器音域表」中の楽器名の表示「ユーフォニウム」」について,意見が出され,検定意見を付すかどうか後日部会長が確認することとした。
・口絵マル8の「「西洋音楽」 1800年代中の記載「オペレッタ・ジャズ・ミュージカル ガーシュイン,バーンスタイン」」について,追加資料のとおり検定意見を付すこととした。(検定意見45番)
・口絵マル8の「「日本音楽」 「昭和」中の記載「電子音楽」及び「津軽三味線」」について,追加資料のとおり検定意見を付すこととした。(検定意見46番)
・口絵マル10の「「Cm7-5」中のダイヤグラム」について,追加資料のとおり検定意見を付すこととした。(検定意見47番)
なお,後日部会長に確認するとした点については,11月14日に部会長が内容を確認した結果,下記のとおりとすることとした。
【高等学校 芸術科 音楽Ⅱ】
24-102:
・26ページの「「ソルフェージュ」に関する説明文(全体)」」について,検定意見を付すこととした。(検定意見4番)
・92ページの「「主和音にみられる変化」 3~5行目「フォーレは主和音に新しい音を加え,響きの美しい歌曲や室内歌曲などを残した。」,検定意見を付すこととした。(検定意見17番)
24-116:
・99ページの「「オーストリア」に関する説明文 3~4行目「ウィーンの庶民の間ではオペレッタが楽しまれ,これがアメリカに渡りミュージカルとなる。」」について,検定意見を付すこととした。(検定意見32番)
・101ページの「「電子楽器~コンピュータ・ミュージック」 4行目「オンドマルトノ」(以下 同ページ中右 図版のキャプション「マル2オンドマルトノ」)」について,検定意見を付すこととした。(検定意見35番)
・111ページの「「楽器音域表」中の楽器名の表示「ユーフォニウム」」について,検定意見を付すこととした。(検定意見44番)
24-117:
・調査意見1番について、検定意見としないこととした。
・38~39ページの「「Across the universe」の楽譜 38ページ 6段1小節目の歌詞「univerce」」について,検定意見を付すこととした。(検定意見13番)
・52~53ページの「「Trois beaux oiseaux du Paradis」の楽譜以下に示す各箇所の原語歌詞の読み方の表示 52ページ1段3~4小節目「ズィール エ ア」 3段1小節目「エ テ」 3段3小節目「ズィル エ ア」 3段4小節目~4段1小節目「スコンド」 5段3~4小節目「ズィール エ ア」 6段4小節目「フギャール」 7段1小節目「ズィル エ ア」 53ページ1段5小節目~2段1小節目「ズィール エ ア」 3段3~4小節目「ズィール エ ア」」について,検定意見を付すこととした。(検定意見17番)
・53ページの「用語に関する説明「tre doux」」について,検定意見を付すこととした。(検定意見18番)
・60ページの「「Manha de Carnaval」の楽譜 楽曲名及び歌詞中の「Manha」の読み方に関する表記 「マィンニャ」(以下 61ページ「歌詞の発音と対訳」中の歌詞及び104ページの楽曲名に記載された同一の単語の読み方に関する表記)」について,検定意見を付すこととした。(検定意見19番)
・63ページの「「山田流箏曲 松の羽衣」説明文(全体)」について,検定意見を付すこととした。(検定意見20番)
・71ページの「「ショパンとサンド」 11~12行目「最後の力を振り絞り『小犬のワルツ』など~1849年に亡くなった。」」について,検定意見を付すこととした。(検定意見23番)
・71ページの「「『12の練習曲』から第12曲 ハ短調 「革命」op.10-12」の譜例中の拍子記号の表示」について,検定意見を付すこととした。(検定意見24番)
・72ページの「「バレエ・リュスと芸術家たち」 10~11行目「この楽団からの委嘱ではほかにも~」」について,検定意見を付すこととした。(検定意見25番)
・87ページの「「オーストリア」に関する説明文 3~4行目「ウィーンの庶民の間ではオペレッタが楽しまれ,これがアメリカに渡りミュージカルとなる。」」について,検定意見を付すこととした。(検定意見28番)
・89ページの「「電子楽器~コンピュータ・ミュージック」 4行目「オンドマルトノ」(以下 同ページ中右 図版のキャプション「マル2オンドマルトノ」)」について,検定意見を付すこととした。(検定意見31番)
・111ページの「「楽器音域表」中の楽器名の記載「ユーフォニウム」」について,検定意見を付すこととした。(検定意見39番)
(以上)
初等中等教育局教科書課