教科用図書検定調査審議会 平成26年度第4部会(第1回) 議事要旨

1.日時

平成26年9月29日(月曜日)10時00分~20時30分

2.場所

中央合同庁舎第7号館東館(文部科学省庁舎)7階 7F1会議室

3.議題

  1. 部会長及び部会長代理の指名
  2. 申請図書の審査
  3. その他

4.出席者

委員

榊原委員,根岸委員,熱田委員,市村委員,大室委員,神村委員,川窪委員,田中委員,谷川委員,富岡委員,友国委員,野中委員,牧野委員,南委員,宮本委員

文部科学省

高橋主任教科書調査官,浅香主任教科書調査官,白井教科書調査官,禅教科書調査官,細田教科書調査官,木部教科書調査官,川上教科書調査官,川辺教科書調査官,望月教科書課長,梶山教科書企画官,竹内課長補佐 他

5.議事要旨

1.榊原委員が部会長に選任された。また,榊原部会長より,根岸委員が部会長代理に指名された。
2.平成28年度から使用される教科用図書として検定申請のあった申請図書について,審議を行った。(なお,下記の教科書番号(検定合格した図書に付される番号)及び申請者名は,参考までに記載しているものであり,実際の審議の際は,申請者名が分からないようにした上で審議を行っている。)


【中学校 理科 第1学年用】
○受理番号26-13(教科書番号727):(東京書籍)
 合否の判定を留保することとした。(検定意見箇所数合計177)
・表見返丸1「アサガオの花粉がめしべについたところ(電子顕微鏡写真)」全体について,検定意見を付すこととした。(検定意見2番)
・表見返丸2「地球の図全体」について,検定意見を付すこととした。(検定意見4番)
・表見返丸2「地球のレントゲン写真」について,検定意見を付すこととした。(検定意見5番)
・13ページ「ニホンアマガエル(アマガエル科)」の左写真について,検定意見を付すこととした。(検定意見10番)
・27ページ図5「イチョウの花とギンナン」(以下,説明文の「ギンナンは種子で,」,丸囲み写真の「ギンナン(種子)」及び52ページ図1の「イチョウ」の「種子」の写真)について,検定意見を付すこととした。(検定意見15番)
・32ページ図2「ツバキの葉の葉脈」の「(薬品を使用して脱色した。)」について,検定意見を付すこととした。(検定意見19番)
・36ページ図2「ツバキの葉を用いて光合成が行われている場所を確かめる実験」全体について,検定意見を付すこととした。(検定意見21番)
・調査意見13番について,指摘事項を変更することとした。(検定意見25番)
・56ページ図2「ゼニゴケのからだのつくり」の「雌株」と「雄株」の示す部分について,検定意見を付すこととした。(検定意見28番)
・66ページ「タンポポの花」の右「縦断面図」及び小花の図について,検定意見を付すこととした。(検定意見37番)
・66ページ上右図「定規」について,検定意見を付すこととした。(検定意見39番)
・157ページ吹き出しの中の虚像の写真2枚について,検定意見を付すこととした。(検定意見88番)
・170ページ「筆箱を手のひらにのせたときも,手のひらから筆箱に上向きの力がはたらくことで静止する。机の上で静止している物体には力がはたらいていないのではなく,机の面から上向きに力がはたらくことで机の上に静止している。」について,検定意見を付すこととした。(検定意見98番)
・171ページ「筆箱だけでなく,机やいす(座る自分もふくめて)など面の上で静止している物体は,接している面から,面に垂直で上向きにはたらく力を受けている。このような力を垂直抗力という。」について,検定意見を付すこととした。(検定意見99番)
・177ページ図4全体について,検定意見を付すこととした。(検定意見100番)
・177ページ「ここがポイント 力の矢印のかき方」の図について,検定意見を付すこととした。(検定意見101番)
・188ページ「調べよう」全体について,検定意見を付すこととした。(検定意見110番)
・190ページ「モデルを使って考えよう」全体について,検定意見を付すこととした。(検定意見113番)
・190ページ「山頂で菓子のふくろがふくらむのはなぜ?」全体について,検定意見を付すこととした。(検定意見114番)
・195ページ「音の大小と振動のしかた」の図及び「音の高低と振動のしかた」の図について,検定意見を付すこととした。(検定意見124番)
・197ページ問題[4]丸2全体について,検定意見を付すこととした。(検定意見125番)
・199ページ「原子」(2箇所)について,検定意見を付すこととした。(検定意見129番)
・調査意見109番について,指摘事項と指摘事由を変更することとした。(検定意見130番)
・209ページ図3「阿蘇山の引き出し線」について,検定意見を付すこととした。(検定意見132番)
・調査意見111番について,指摘事由を変更することとした。(検定意見133番)
・216ページ側注1「火砕流に水が混じると,火山泥流が発生することがある。」について,検定意見を付すこととした。(検定意見134番)
・239ページ「セメント」について,検定意見を付すこととした。(検定意見139番)
・調査意見119番について,指摘事由を変更することとした。(検定意見143番)
・その他の箇所については,調査意見をそのまま検定意見とすることとした。

○受理番号26-20(教科書番号731):(教育出版)
 合否の判定を留保することとした。(検定意見箇所数合計121)
・表見返丸3「気圧」について,検定意見を付すこととした。(検定意見1番)
・調査意見4番については,検定意見としないこととした。
・27ページ図5「空気の組成」のグラフ中「空気」について,検定意見を付すこととした。(検定意見7番)
・33ページ図14「水素を発生させてその性質を調べる実験」全体について,検定意見を付すこととした。(検定意見10番)
・80ページ「空気⇒ガラス・水 入射角≧屈折角 ガラス・水⇒空気 入射角≦屈折角」及び側注3全体について,検定意見を付すこととした。(検定意見42番)
・80ページ図19全体について,検定意見を付すこととした。(検定意見43番)
・81ページ「逃げ水の光の進み方を示している図」について,検定意見を付すこととした。(検定意見45番)
・調査意見42番について,指摘事項と指摘事由を変更することとした。(検定意見47番)
・92ページ側注2「糸のときよりも音が伝わる。」について,検定意見を付すこととした。(検定意見52番)
・98ページ「波は,媒質の動きが伝わる現象で,媒質そのものは移動しません。」について,検定意見を付すこととした。(検定意見57番)
・109ページ「そこで,物体の量を表すときには,いつも地球上で測定した値である質量を使う。」(以下,121ページ右9-10行「物体の量を表すとき,いつも地球上で測定した値である質量を使う。」)について,検定意見を付すこととした。(検定意見65番)
・179ページ「光合成を行って酸素を放出している生物のうち,種子植物,シダ植物,コケ植物を除いたものを藻類といいます。」(以下,左17-18行「藍藻類などに区別することができます。」,右15-16行「アナベナやユレモ,食用となるイシクラゲは藍藻類にふくまれます。」及び下右「イシクラゲ(藍藻類)」の写真)について,検定意見を付すこととした。(検定意見77番)
・199ページ「このような対比に役立つ特徴的な地層」(以下,244ページ右4~5行「対比に役立つ地層」)について,検定意見を付すこととした。(検定意見81番)
・214ページ「約1000倍になると考えられている。」について,検定意見を付すこととした。(検定意見85番)
・215ページ図16「震源の分布図」について,検定意見を付すこととした。(検定意見86番)
・242ページ上右の写真について,検定意見を付すこととした。(検定意見99番)
・267ページ「丸4多く」について,検定意見を付すこととした。(検定意見119番)
・その他の箇所については,調査意見をそのまま検定意見とすることとした。
                                     

(以上)

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