教科用図書検定調査審議会 平成23年度第4部会物理小委員会(第2回) 議事要旨

1.日時

平成23年10月21日(金曜日) 10時00分~14時35分

2.場所

中央合同庁舎第7号館(文部科学省庁舎)6階 6F1会議室

3.議題

  1. 申請図書の審査
  2. その他

4.出席者

委員

浅井委員、大室委員、神村委員、南委員

文部科学省

淺香教科書調査官、冨中教科書調査官、井上教科書企画官、古川課長補佐 他

5.議事要旨

1.平成25年度から使用される教科用図書として検定申請のあった申請図書について、審議を行った。

 

【高等学校 理科(物理)】

 23-189:

 合否の判定を留保することが適当とした。

 ・39頁の「カーブを曲がる自動車のように、等速円運動する乗り物の運転手は、座席から受ける力を向心力として、自動車とともに等速円運動する。」について、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見4番)

 ・88頁の「フレームレート」について、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見8番)

 ・123頁の「カルノーサイクル」について、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見18番)

 ・128頁の「「相転移」、及びp.129L15「相図」」について、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見19番)

 ・134頁の「y(x、t)」について、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見21番)

 ・164頁の「図8の中の破線の矢印」について、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見27番)

 ・173頁の「観察実験19の中の写真」について、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見33番)

 ・187頁の「【準備】リモコン」について、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見38番)

 ・187頁の「リモコンから出ている赤外線の信号をオシロスコープで見たらどうなるか。」について、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見39番)

 ・187頁の「CDの盤を通して光を見るとどう見えるか。」について、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見40番)

 ・198頁の「水素原子は、陽子1個と電子1個とからなる最も小さい原子である。」について、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見41番)

 ・218頁の「図30、及びp.219図31」について、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見45番)

 ・255頁の「図 物質の磁化のようす」について、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見50番)

 ・263頁の「観察実験27の図のP、SとP、Q」について、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見54番)

 ・269頁の「図a(全体)」について、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見55番)

 ・322頁の「「図2 真空放電管の模式図」、及びp.324の「図 陰極線の変位」」について、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見72番)

 ・332頁の「コンプトンは、、、、入射した波長と同じ波長をもつ散乱X線のほかに、それよりも長い波長をもつ散乱X線があることを発見した。」について、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見76番)

 ・336頁の「この実験から、ヘンリー・ブラッグとローレンス・ブラッグのブラッグ父子は散乱されたX線が干渉して強め合う条件を導き、1912年、これを実験によって確かめることに成功した。」について、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見336番)

 ・375頁の「したがって、宇宙での私たちの存在は、素粒子物理学で解決すべき問題である。」について、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見92番)

 ・375頁の「粒子加速器の模式図」について、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見94番)

 ・385頁の「日本の女性物理学者の比率は今でも国際的に最低なのである。」について、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見99番)

 ・調査意見73番について、指摘事項及び指摘事由を変更することが適当とした。(検定意見91番)

 ・その他の箇所については、調査意見をそのまま検定意見とすることが適当とした。

 

(以上)

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