教科用図書検定調査審議会 平成22年度第4部会(第6回) 議事要旨

1.日時

平成22年6月11日(金曜日)10時00分~18時00分

2.場所

中央合同庁舎第7号館東館(文部科学省庁舎)5階 5F6会議室

3.議題

  1. 申請図書の審査
  2. その他

4.出席者

委員

浅井委員、市村委員、神村委員、川窪委員、榊原委員、杉原委員、寺島委員、友国委員、中本委員、南委員、米澤委員

文部科学省

末澤主任教科書調査官、淺香教科書調査官、加藤(惠)教科書調査官、加茂川教科書調査官、川上教科書調査官、川辺教科書調査官、木部教科書調査官、高橋(直)教科書調査官、冨中教科書調査官、早川教科書企画官、佐々木課長補佐 他

5.議事要旨

1.平成24年度から使用される教科用図書として検定申請のあった申請図書について、審議を行った。

 

 【中学校 理科】

  21-175:

   合否の判定を留保することとした。

   ・資料マル2の「原子量の説明の「炭素を基準とした原子の質量」」について、検定意見を付すこととした。(検定意見1番)

   ・44頁の「図10の中の摩擦力を示す矢印」について、検定意見を付すこととした。(検定意見21番)

   ・92頁の「図4の説明文の中の「X線も放射線の性質をもつ。」」について、検定意見を付すこととした。(検定意見36番)

   ・98頁の「図2の「炭素繊維」の説明の「炭素繊維などにプラスチックを混ぜ、炭素繊維よりもさらに強度を増したものは、強化プラスチックとよばれる。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見41番)

   ・110頁の「「細胞の増え方(模式図)」全体」について、検定意見を付すこととした。(検定意見53番)

   ・112頁の「生物には、自らと同じ種の子孫をつくって個体を殖やすはたらきがある。このはたらきは生殖と呼ばれている。(以下、p113L13-14「子孫を殖やしている。このような生殖の方法を有性生殖という。」、p116L10-11「子孫を殖やす生殖の方法を無性生殖という。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見58番)

   ・117頁の「「観察3」の「Aコダカラベンケイソウの無性生殖を観察する」及び「準備」の「コダカラベンケイソウまたはセイロンベンケイソウ」」について、検定意見を付すこととした。(検定意見63番)

   ・117頁の「「観察3」の「Bハコベなどの野草の無性生殖を観察する」の「準備」の「オオバコ」及び「方法」の「1」の「根や葉がついた茎を1~3cm程度に切る。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見64番)

   ・122頁の「個体の特徴も、親と新しい個体ではまったく同じとなる。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見69番)

   ・147頁の「「皆既日食と金環食」右図の太陽と月または地球の間の黄色の部分」について、検定意見を付すこととした。(検定意見81番)

   ・171頁の「自転しながら、同じ向きに公転している。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見92番」)

   ・172頁の「準惑星」について、検定意見を付すこととした。(検定意見94番)

   ・175頁の「近くにある自ら光を発しない暗い星(太陽系外の惑星=系外惑星)」について、検定意見を付すこととした。(検定意見100番)

   ・186頁の「タイトルの「食物連鎖における生物の数量的な関係」」について、検定意見を付すこととした。(検定意見106番)

   ・186頁の「「(大形の動物)」、「(小形の動物)」とそれらに対応するピラミッドの図」について、検定意見を付すこととした。(検定意見107番)

   ・187頁の「生物が絶滅したり、」について、検定意見を付すこととした。(検定意見109番)

   ・191頁の「雨水は、下水道管を通ってやがて下水処理場に流れ込みます。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見119番)

   ・199頁の「極地方の氷がとけて海水面が上昇し、」について、検定意見を付すこととした。(検定意見132番)

   ・203頁の「下の写真」について、検定意見を付すこととした。(検定意見138番)

   ・調査意見125番については、意見が出され、検定意見としないこととした。

   ・その他の箇所については、調査意見をそのまま検定意見とすることとした。

 

  21-184:

   合否の判定を留保することとした。

   ・44頁の「からだの中の余分な酸やアルカリが、尿として排出されることによって、からだの中は常にpH7.4程度に保たれているのです。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見11番)

   ・44頁の「吹き出し「からだの中では、ところどころでpHが異なるけど、からだ全体のpHは7.4程度に保たれているんだね。」(以下、右L12-14「からだの中は常にpH7.4程度に保たれているのです。」)」について、検定意見を付すこととした。(検定意見12番)

   ・63頁の「生物が自分と同じ種類の子をつくり、子孫を残しふえていくことを、生殖という。(以下、p66L7「子孫を残す生殖を、」)」について、検定意見を付すこととした。(検定意見17番)

   ・78頁の「デンプンは、糖が多数つながり合った巨大な分子で、」について、検定意見を付すこととした。(検定意見28番)

   ・82頁の「DNAは、非常にじょうぶな物質であり、」について、検定意見を付すこととした。(検定意見31番)

   ・83頁の「「トウモロコシの実の比較」全体」について、検定意見を付すこととした。(検定意見34番)

   ・137頁の「写真の説明の中の「動翼」」について、検定意見を付すこととした。(検定意見51番)

   ・159頁の「「地軸の傾き」全体」について、検定意見を付すこととした。(検定意見64番)

   ・170頁の「タイトル「地球の年周運動」(以下、p.189左L3-4「この動きを年周運動という。」)」について、検定意見を付すこととした。(検定意見66番)

   ・181頁の「「月の公転と見え方との関係」の地球に付された8本の短い線、「18:00(夕方)」、茶色背景に描かれた月b、c、d、をつなぐ白の波線」について、検定意見を付すこととした。(検定意見70番)

   ・187頁の「その星の一生の終わりにまた大爆発を起こします。ふつうの恒星の寿命は、だいたい100億年くらいだと考えられています。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見72番)

   ・195頁の「「火口から流れ出る高温の溶岩(アメリカ・ハワイ)」の中の「アメリカ・ハワイ」」について、検定意見を付すこととした。(検定意見75番)

   ・196頁の「図2」について、検定意見を付すこととした。(検定意見77番)

   ・214頁の「図1の写真の中のロゴマーク」について、検定意見を付すこととした。(検定意見85番)

   ・219頁の「成層圏」について、検定意見を付すこととした。(検定意見93番)

   ・231頁の「上右の「フクロウ」、「ハヤブサ」及び「イヌワシ」の赤囲み」について、検定意見を付すこととした。(検定意見100番)

   ・232頁の「タイトル「食物連鎖の数量的な関係」」について、検定意見を付すこととした。(検定意見102番)

   ・234頁の「「分解者」及びP234の記述全体(L1「分解者」を除く)」について、検定意見を付すこととした。(検定意見103番)

   ・235頁の「「いろいろな菌類、細菌類」全体」について、検定意見を付すこととした。(検定意見106番)

   ・243頁の「「水質調査の手がかりになる主な生物」の各生物の長さの記述」について、検定意見を付すこととした。(検定意見111番)

   ・245頁の「「アマミノクロウサギは」及びL19-20「現在、絶滅が危惧されています。」」について、検定意見を付すこととした。(検定意見115番)

   ・247頁の「里山とは、農家の集落とその周辺の雑木林や田畑などをふくめた一帯の景観のことをいいます。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見118番)

   ・248-249頁の「「太平洋のプレートの動き」全体」について、検定意見を付すこととした。(検定意見120番)

   ・256-257頁の「「4自然と人間」全体」について、検定意見を付すこととした。(検定意見123番)

   ・256頁の「適応」について、検定意見を付すこととした。(検定意見127番)

   ・調査意見38番については、教科書調査官から申し出があり、審査の結果、意見としないこととした。

   ・調査意見67番については、意見が出され、検定意見としないこととした。

   ・その他の箇所については、調査意見をそのまま検定意見とすることとした。

    

 

(以上)

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初等中等教育局教科書課