教科用図書検定調査審議会 平成22年度第4部会(第1回) 議事要旨

1.日時

平成22年5月24日(月曜日)10時00分~18時00分

2.場所

中央合同庁舎第7号館(文部科学省庁舎)5階 5F4会議室

3.議題

  1. 部会長の選任・部会長代理の指名
  2. 小委員会の設置及び議決事項の取扱いに関する取決めについて
  3. 申請図書の審査
  4. その他

4.出席者

委員

浅井委員、市村委員、岡崎委員、神村委員、川窪委員、榊原委員、杉原委員、寺島委員、富岡委員、友国委員、根岸委員、米澤委員

文部科学省

末澤主任教科書調査官、淺香教科書調査官、加藤(惠)教科書調査官、加茂川教科書調査官、川上教科書調査官、川辺教科書調査官、木部教科書調査官、高橋(直)教科書調査官、冨中教科書調査官、森教科書課長、早川教科書企画官、佐々木課長補佐 他

5.議事要旨

  1.浅井委員が部会長に選任された。その後、浅井部会長より、榊原委員が部会長代理に指名された。

 2.高等学校の学習指導要領の改訂にともない、教科用図書の受理種目の一部が変更となり、小委員会名及び審議事項が改正された。

 3.平成24年度から使用される教科用図書として検定申請のあった申請図書について、審議を行った。

 

【中学校 理科】

  21-170:

   合否の判定を留保することとした。

   ・4頁の「「タンポポのなかま」全体」について、検定意見を付すこととした。(検定意見3番)

   ・14頁の「植物は生きるためにどのようにして栄養分をつくり出しているのだろうか。(以下、P49右L3-4及びP40L6-7「植物は生きていくために、呼吸を行っているのだろうか)」について、検定意見を付すこととした。(検定意見8番)

   ・22頁の「子房によって胚珠が包まれている。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見18番)

   ・24頁の「根毛は、土の粒の間に入りこんで根を土からぬけにくくするのに役立っている。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見22番)

   ・24頁の「「根毛と土の粒」全体」について、検定意見を付すこととした。(検定意見23番)

   ・26頁の「「横断面」の写真」について、検定意見を付すこととした。(検定意見27番)

   ・26頁の「「師管」の引出線」について、検定意見を付すこととした。(検定意見28番)

   ・30頁の「「葉のつくりと細胞」の緑色矢印全体」について、検定意見を付すこととした。(検定意見30番)

   ・31頁の「蒸散がさかんになると植物の水の吸い上げがさかんになり、水や水にとけた養分が植物の体全体に運ばれていく。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見34番)

   ・34頁の「葉のつき方」の「ケヤキのような葉のつき方を互生、アジサイのような葉のつき方を対生、クガイソウのような葉のつき方を輪生という。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見37番)

   ・36頁の「「観察4の結果例」全体」について、指摘事由を変更することとした。(検定意見41番)

   ・39頁の「「これまでの学習をもとに、光合成についてまとめると、次のようになる」及びL6-7「光のエネルギーを利用して」」について、検定意見を付すこととした。(検定意見46番)

   ・39頁の「下中図の青色矢印全体」について、検定意見を付すこととした。(検定意見51番)

   ・42頁の「上の「単子葉類(トウモロコシ)の写真」について、検定意見を付すこととした。(検定意見54番)

   ・43頁の「「観察5」の方法「マル2」の中央の図」について、検定意見を付すこととした。(検定意見56番)

   ・46頁の「どれも葉緑体があり、」について、検定意見を付すこととした。(検定意見65番)

   ・48頁の「Convallaria keiskei」について、検定意見を付すこととした。(検定意見70番)

   ・51頁の「地球上のありとあらゆる植物の種子を保存する」について、検定意見を付すこととした。(検定意見81番)

   ・69頁の「ようかんとプリンの写真」について、検定意見を付すこととした。(検定意見91番)

   ・71頁の「「津波の被害とその伝わり方」左の図」について、検定意見を付すこととした。(検定意見93番)

   ・78頁の「とかし去ったりする。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見101番)

   ・88頁の「「このようにしてできた平らな地形を海岸段丘といい」(以下、P93L31右「平らな地形」、別冊P21L16-17の問いとP53L11右の答え)」について、検定意見を付すこととした。(検定意見105番)

   ・92頁の「説明文「海溝付近の岩石は古いことがわかる。」」について、指摘事項を変更することとした。(検定意見108番)

   ・93頁「「大地は、」と「変化させる。」」について、検定意見を付すこととした。(検定意見110番)

   ・94頁の「「遅くなっている。」の引き出し線」について、検定意見を付すこととした。(検定意見111番)

   ・96頁の「堆積物断面中の黒い線3本、海底面上の三角付きの線1本、海底面上の太い線1本及び海洋プレート下部の茶色い部分、中部の緑の部分、上部の茶色の部分」について、検定意見を付すこととした。(検定意見115番)

   ・141頁の「固体から直接気体になる変化を昇華という。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見129番)

   ・181頁の「20°」について、検定意見を付すこととした。(検定意見143番)

   ・202頁の「「光の世界」の囲みの中の図 可視光線の下の「~800nm」について、検定意見を付すこととした。(検定意見150番)

   ・203頁の「ロボットスーツの写真の説明の中「HAL」及び「Robot Suit HAL」」について、教科書調査官から申し出があり、審査の結果、検定意見を付すこととした。(検定意見151番)

   ・214頁の「出入りの激しい三陸海岸以北では、」について、検定意見を付すこととした。(検定意見154番)

   ・214頁の「適応」について、検定意見を付すこととした。(検定意見156番)

   ・221頁の「カ 屏風ヶ浦の解説中の「海底で堆積した地層(灰色)と、その上に堆積した火山灰の地層(赤色、関東ローム層)が見られる。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見158番)

   ・227頁の「タケのなかまは、種子だけでなく、地中をはうようにのびる地下茎から出るタケノコによっても、なかまをふやすことができる」について、検定意見を付すこととした。(検定意見160番)

   ・235頁の「陸から海へ進出したマングローブ」について、検定意見を付すこととした。(検定意見163番)

   ・237頁の「ク 関之尾のおう穴の解説中の「小石が転がることによって、」について、検定意見を付すこととした。(検定意見164番)

   ・18頁(別冊)の「「スキルアップ[地震のゆれの伝わり方]」全体」について、教科書調査官から申し出があり、審査の結果、検定意見を付すこととした。(検定意見186番)

   ・調査意見3番については、意見が出され、検定意見としないこととした。

   ・調査意見52番については、教科書調査官から申し出があり、審査の結果、意見としないこととした。

   ・調査意見129番については、教科書調査官から申し出があり、審査の結果、意見としないこととした。

   ・調査意見147番については、教科書調査官から申し出があり、審査の結果、意見としないこととした。

   ・その他の箇所については、調査意見をそのまま検定意見とすることとした。

    

  21-176:

   合否の判定を留保することとした。

   ・12頁の「ガスバーナーの使い方「火をつけるとき」マル2中の「プロパンガス用では、コックも開ける」及び「火を消すとき」マル2中の「プロパンガス用ではコックを閉める」」について、検定意見を付すこととした。(検定意見2番)

   ・18頁の「基本操作のメスシリンダーの使い方のイラスト及び説明(全体)」について、検定意見を付すこととした。(検定意見4番)

   ・26頁の「沸騰のイラスト中の水の粒子及び泡」について、検定意見を付すこととした。(検定意見7番)

   ・117頁の「「オオバコ」の説明文の「緑色の花」及び丸囲み写真(以下、下右「スズメノテッポウ」の説明文の「うす緑色の花」及び丸囲み写真)」について、検定意見を付すこととした。(検定意見28番)

   ・121頁の「がく 毛みたい」について、検定意見を付すこととした。(検定意見34番)

   ・129頁の「下中写真」について、検定意見を付すこととした。(検定意見38番)

   ・130頁の「胚珠を包んでいる子房がなく」について、検定意見を付すこととした。(検定意見39番)

   ・136頁の「下左の「トウモロコシの根の横断面」の写真及びP137図12「トウモロコシ」の「根のつくり」の図」について、検定意見を付すこととした。(検定意見49番)

   ・138頁の「植物は生きるために、水を求めて地中に根をはりめぐらし、光を求めて茎を伸ばし、葉を広げて光を受けている。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見50番)

   ・159頁の「植物の分類学を大成させました。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見72番)

   ・183頁の「ハワイ諸島のマグマと噴煙」について、検定意見を付すこととした。(検定意見83番)

   ・183頁の「ハワイ諸島のマグマと噴煙」について、検定意見を付すこととした。(検定意見84番)

   ・197頁の「下の写真の説明文中の「海底」」について、検定意見を付すこととした。(検定意見87番)

   ・199頁の「下の「粒の分布モデル」の図全体」について、検定意見を付すこととした。(検定意見88番)

   ・211頁の「右の丸写真中の「有孔虫のなかまの星の砂、太陽の砂」」について、検定意見を付すこととした。(検定意見93番)

   ・212頁の「一度堆積した地層が浸食され、その上にさらに地層が重なることがある。このような地層の重なり方を不整合という。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見94番)

   ・裏見返し裏マル4の「資料9試験管のあつかい方の洗い方中の「ブラシは試験管の長さに合わせる。」及びイラスト」について、教科書調査官から申し出があり、審査の結果、検定意見を付すこととした。(検定意見106番)

   ・調査意見50番については、意見が出され、検定意見としないこととした。

   ・その他の箇所については、調査意見をそのまま検定意見とすることとした。

  

  21-179:

   合否の判定を留保することとした。

   ・3頁の「頁右端の「発展」マーク」について、教科書調査官から申し出があり、審査の結果、検定意見を付すこととした。(検定意見1番)

   ・16頁の「「必要なもの」の「顕微鏡観察器具」」について、教科書調査官から申し出があり、審査の結果、検定意見を付すこととした。(検定意見15番)

   ・30頁の「胚珠が子房に包まれていない」について、検定意見を付すこととした。(検定意見31番)

   ・44頁の「「ホウセンカ」の「維管束」の範囲」について、検定意見を付すこととした。(検定意見48番)

   ・46頁の「根の維管束では、どの植物でも導管の束と師管の束が交互にならんでいる。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見51番)

   ・46頁の「ドングリ」について、検定意見を付すこととした。(検定意見53番)

   ・51頁の「上から水を引っ張り上げてもつぶれないように」について、検定意見を付すこととした。(検定意見58番)

   ・55頁の「「イヌワラビの葉の裏についた胞子のう」及びその写真」について、検定意見を付すこととした。(検定意見62番)

   ・62頁の「分類に用いられる名前のつけ方」について、検定意見を付すこととした。(検定意見69番)

   ・62頁の「下右写真説明文の「微生物のかたまり(ストロマトライト)」について、検定意見を付すこととした。(検定意見71番)

   ・92頁の「「混ぜるな危険」の洗剤の写真の「花王」」について、検定意見を付すこととした。(検定意見82番)

   ・94頁の「図14「水素の発生と燃焼の実験」の「中図」(以下 p95表3の「水素のそのほかの性質に対応する図」)」について、検定意見を付すこととした。(検定意見85番)

   ・100頁の「図22の「昇華」「融解」「凝固」「凝縮」」について、検定意見を付すこととした。(検定意見87番)

   ・100頁の「図22の「蒸発」」について、検定意見を付すこととした。(検定意見88番)

   ・108頁の「トピック「酸素も液体になる」の右上の写真の説明「酸素が水滴となって落ちる」」について、検定意見を付すこととした。(検定意見94番)

   ・122頁の「再結晶(全体)」について、検定意見を付すこととした。(検定意見106番)

   ・124頁の「やってみようの中の写真の「CocaCola」」について、検定意見を付すこととした。(検定意見109番)

   ・124頁の「やってみようの中の写真の「午後の紅茶」」について、検定意見を付すこととした。(検定意見110番)

   ・124頁の「やってみようの中の写真の「FantaWORLD」」について、検定意見を付すこととした。(検定意見111番)

   ・124頁の「やってみようの中の写真の「POCARISWEAT」」について、検定意見を付すこととした。(検定意見112番)

   ・157頁の「赤、緑、青の3色を光の3原色という。この3色を混ぜると、白色光になる。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見122番)

   ・171頁の「図37の写真」について、検定意見を付すこととした。(検定意見132番)

   ・180頁の「やってみようの囲みの写真の中の力を示すシール」について、検定意見を付すこととした。(検定意見136番)

   ・191頁の「実験8の注意「空気を入れすぎないよう注意する。」」について、検定意見を付すこととした。(検定意見142番)

   ・208頁の「タイトルに付いた「★1」」について、検定意見を付すこととした。(検定意見147番)

   ・211頁「「溶岩の表面も滑らかなことが多い。」とP210図6上の溶岩の写真」について、教科書調査官から申し出があり、審査の結果、指摘事項を変更することとした。(検定意見152番)

   ・215頁の「写真の説明文「京都大学が開発したチタン(中央の黒い部分)を使った人工骨で結合した犬の脊椎(人体に害をあたえず、かたくて強いチタンの特性を生かした)」について、検定意見を付すこととした。(検定意見155番)

   ・220頁の「2「液体の表面に結晶を一瞬つけてとり出し、」について、教科書調査官からの申し出があり、審査の結果、指摘事項を変更することとした。(検定意見156番)

   ・237頁の「このように岩石が土や砂になっていくことを風化という。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見166番)

   ・237頁の「鉱物は風化によってねん土などに変わっていく。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見167番)

   ・245頁の「「化石のふくまれている層」と「地層の広がりを知るよい手がかりとなる。」」について、検定意見を付すこととした。(検定意見171番)

   ・253頁の「マントルの中に描写されたマグマだまりのような黄色部のふくらみ(3箇所)」について、検定意見を付すこととした。(検定意見180番)

   ・253頁の「マントル」について、検定意見を付すこととした。(検定意見181番)

   ・255頁の「タイトル「地球観測衛星LANDSAT/TM画像から作成した鳥瞰図「宇宙から見た神奈川」」」について、検定意見を付すこととした。(検定意見183番)

   ・256頁の「下右の図」について、検定意見を付すこととした。(検定意見184番)

   ・264頁の「単元末問題9のマル2「スケッチの左下の部分には・・・「れき岩?」と書かれている。・・・・ここは何だと思うか。」」について、検定意見を付すこととした。(検定意見187番)

   ・269頁の「「4葉のどこで光合成が行われているか調べてみよう」の下左図全体」について、検定意見を付すこととした。(検定意見190番)

   ・275頁の「かんたんにはぎとることができる。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見191番)

   ・281頁の「巻末資料の「アルコールランプの使い方」」について、教科書調査官から申し出があり、審査の結果、検定意見を付すこととした。(検定意見281番)

   ・282頁の「単位をつける接頭語の表(全体)」について、教科書調査官から申し出があり、審査の結果、検定意見を付すこととした。(検定意見195番)

   ・調査意見153番については、意見が出され、検定意見としないこととした。

   ・その他の箇所については、調査意見をそのまま検定意見とすることとした。

 

  

(以上)

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初等中等教育局教科書課