教科用図書検定調査審議会 平成30年度第2部会小学校小委員会(第1回) 議事要旨

1.日時

平成30年10月12日(金曜日) 13時30分~17時50分

2.場所

中央合同庁舎第7号館東館(文部科学省庁舎)5階 5F1会議室

3.議題

  1. 小委員長代理の指名
  2. 申請図書の審査
  3. その他

4.出席者

委員

熊木委員,黒沢委員,笹原委員,白砂委員,西川委員,硲委員,日野委員,三嶋委員

文部科学省

矢吹主任教科書調査官,髙橋主任教科書調査官,中前主任教科書調査官,青山教科書調査官,遠藤教科書調査官,小堀教科書調査官,小宮教科書調査官,鈴木(楠)教科書調査官,鈴木(正)教科書調査官,橋本教科書調査官,藤本教科書調査官,三島教科書調査官,三橋教科書調査官,村瀬教科書調査官,森友教科書課長,岡本教科書企画官,村山教科書検定調整専門官 ほか

5.議事要旨

1.日野小委員長より,三嶋委員が小委員長代理として指名された。
2.平成32年度から使用される教科用図書として検定申請のあった申請図書について,審議を行った。(なお,下記の教科書番号(検定合格した図書に付される番号)及び申請者名は,参考までに記載しているものであり,実際の審議の際は,申請者名が分からないようにした上で審議を行っている。)

【小学校 社会(第3学年用)】
 受理番号30-15(教科書番号304):(日本文教出版)
  合否の判定を留保することが適当とした。
  また,調査意見をそのまま検定意見とすることが適当とした。
 
 受理番号30-19(教科書番号303):(教育出版)
  合否の判定を留保することが適当とした。
  また,調査意見をそのまま検定意見とすることが適当とした。
  なお,64~77ページの「工場ではたらく人と仕事」で使用されている写真について,特定の営利企業・商品の宣伝となるおそれがあるのではないかとの懸念が委員から出され,特に審議されたが,検定意見とするまでには至らないという結論に至った。

 受理番号30-24(教科書番号301):(東京書籍)
  合否の判定を留保することが適当とした。
  また,調査意見をそのまま検定意見とすることが適当とした。

【小学校 社会(第4学年用)】
 受理番号30-16(教科書番号404):(日本文教出版)
  合否の判定を留保することが適当とした。
  ・76ページの「東京都杉並区でおこった水害のようすをを学習したはるとさんたちは」について,意見が出され,検定意見を付すことが適当かどうか,後日小委員長が確認することとした。(11月1日までに小委員長が内容を確認した結果,検定意見を付すことが適当とした。)
  ・調査意見21番について,意見が出され,指摘事項を変更することが適当かどうか,後日小委員長が確認することとした。(11月1日までに小委員長が内容を確認した結果,検定意見を付すことが適当とした。)
  ・100ページの「積雪の合計」について,意見が出され,検定意見を付すことが適当かどうか,後日小委員長が確認することとした。(11月1日までに小委員長が内容を確認した結果,検定意見を付すことが適当とした。)
  その他の箇所については,調査意見をそのまま検定意見とすることとした。

 受理番号30-20(教科書番号403):(教育出版)
  合否の判定を留保することが適当とした。
  また,調査意見をそのまま検定意見とすることが適当とした。

 受理番号30-25(教科書番号401):(東京書籍)
  合否の判定を留保することが適当とした。
  また,調査意見をそのまま検定意見とすることが適当とした。

【小学校 社会 地図(第3~6学年用)】
 受理番号30-152(教科書番号301):(東京書籍)
  合否の判定を留保することが適当とした。
  また,調査意見をそのまま検定意見とすることが適当とした。

 受理番号30-158(教科書番号302):(帝国書院)
  合否の判定を留保することが適当とした。
  ・35ページの「福岡県と佐賀県境の筑後川河口部の赤線」,53ページの「岐阜県と愛知県境の木曽川及び長良川部分」,54ページの「静岡県と愛知県境の天竜川部分」,59ページの「栃木県と群馬県境の渡良瀬川部分,群馬県と埼玉県境の利根川部分,埼玉県と東京都境の村山貯水池周辺及び荒川部分,東京都と神奈川県境の多摩川部分」,59ページから60ページにかけての「埼玉県と千葉県境の江戸川部分」,60ページの「千葉県と東京都境の江戸川及び旧江戸川部分」ついて,意見が出され,検定意見を付すことが適当かどうか,後日小委員長が確認することとした。(11月1日までに小委員長が内容を確認した結果,検定意見を付すことが適当とした。)
  その他の箇所については,調査意見をそのまま検定意見とすることとした。

(以上)

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