教科用図書検定調査審議会 平成22年度第2部会公民小委員会(第1回) 議事要旨

1.日時

平成22年10月1日(金曜日)13時30分~17時25分

2.場所

中央合同庁舎第7号館東館(文部科学省庁舎)3階 3F2特別会議室

3.議題

  1. 小委員長の選任・小委員長代理の指名
  2. 申請図書の審査

4.出席者

委員

魚住委員、栗田委員、小室委員、篠原委員、鈴木委員、高橋(滋)委員、山本委員、渡辺委員

文部科学省

青山主任教科書調査官、小林主任教科書調査官、遠藤教科書調査官、高橋(裕)教科書調査官、正野教科書調査官、矢吹教科書調査官、森教科書課長、早川教科書企画官、金澤教科書検定調整専門官 他

5.議事要旨

1.委員の互選により公民小委員会の小委員長として、栗田委員が選任された。また、渡 辺委員が小委員長代理として指名された。

 

2. 平成24年度から使用される教科用図書として検定申請のあった申請図書について、審議を行った。

  

【中学校 社会(公民的分野)】

  22-3:

    合否の判定を留保することが適当とした。

・61頁の「環境権は、・・・人間らしい快適な環境の中で生活する権利として認められています。」について、意見が出され、検定意見を付すかどうか後日小委員長が確認することとした。

・99頁の「また、市(区)町村は国や都道府県からまかされた仕事も行っています。税金の徴収や選挙の事務、道路や河川の整備、雇用対策などがその例です。」について、意見が出され、検定意見を付すかどうか後日小委員長が確認することとした。

・125頁の「破たんした銀行の預金の最終的な保護」について、意見が出され、検定意見を付すかどうか後日小委員長が確認することとした。

・171頁の「日本にも相応の軍事的貢献が求められるようになってきました。」について、意見が出され、検定意見を付すかどうか後日小委員長が確認することとした。

・その他の箇所については、調査意見をそのまま検定意見とすることが適当とした。

 

  22-4:

    合否の判定を留保することが適当とした。

・89頁の「国会議員の過半数がこの内閣は信頼できないと判断すれば、内閣不信任の決議を行うことができます。」について、意見が出され、検定意見を付すかどうか後日小委員長が確認することとした。

・調査意見12番について、意見が出され、検定意見としないかどうか後日小委員長が確認することとした。

・138頁の「「戦後日本経済の景気変動」の説明文」について、意見が出され、検定意見を付すかどうか後日小委員長が確認することとした。

・162頁の「マル4「日本の領域と排他的経済水域」中、「日本海の中央部から、東シナ海、南西諸島南西部にかけては、外国との間で、200海里の範囲は協議中。」」について、教科書調査官から申し出があり、審査の結果、検定意見を付すこととした。

・163頁の「マル6竹島 島根県隠岐島の北西にある二つの島と多くの岩礁からなります。」について、教科書調査官から申し出があり、審査の結果、検定意見を付すこととした。

・163頁の「マル7尖閣諸島 1971年に日本の領土に戻りましたが、中国も領有を主張しています。」について、教科書調査官から申し出があり、審査の結果、検定意見を付すこととした。

・その他の箇所については、調査意見をそのまま検定意見とすることが適当とした。

    

  

  なお、後日小委員長に確認するとした点については、11月12日までに小委員長が内容を確認した結果、下記のとおりとすることとした。

  22-3:

・61頁の「環境権は、・・・人間らしい快適な環境の中で生活する権利として認められています。」について、検定意見を付すことが適当とした。

・99頁の「また、市(区)町村は国や都道府県からまかされた仕事も行っています。税金の徴収や選挙の事務、道路や河川の整備、雇用対策などがその例です。」について、検定意見を付すことが適当とした。

・125頁の「破たんした銀行の預金の最終的な保護など」について、検定意見を付すことが適当とした。

・171頁の「日本にも相応の軍事的貢献が求められるようになってきました。」について、検定意見を付すことが適当とした。

 

  22-4:

・89頁の「国会議員の過半数がこの内閣は信頼できないと判断すれば、内閣不信任の決議を行うことができます。」について、検定意見を付すことが適当とした。

・調査意見12番について、検定意見としないことが適当とした。

・138頁の「「戦後日本経済の景気変動」の説明文」について、検定意見を付すことが適当とした。

 

 

(以上)

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