教科用図書検定調査審議会 平成22年度第2部会歴史小委員会(第3回) 議事要旨

1.日時

平成22年11月8日(月曜日)

2.場所

中央合同庁舎第7号館東館(文部科学省庁舎)3階 3F2特別会議室

3.議題

  1. 申請図書の審査
  2. その他

4.出席者

委員

荒木委員、天児委員、岩田委員、私市委員、紀平委員、園田委員、土肥委員、波多野委員、服部委員、原田委員、村木委員

文部科学省

照沼主任教科書調査官、室井主任教科書調査官、新保教科書調査官、高橋(秀)教科書調査官、三谷教科書調査官、村瀬教科書調査官、門間教科書調査官、森教科書課長、早川教科書企画官、金澤教科書検定調整専門官 他

5.議事要旨

   1. 平成24年度から使用される教科用図書として検定申請のあった申請図書について、審議を行った。

  

【中学校 社会(歴史的分野)】

  22-36:

    合否の判定を留保することが適当とした。

・調査意見15番について、意見が出され、検定意見としないかどうか後日小委員長が確認することとした。

・その他の箇所については、調査意見をそのまま検定意見とすることが適当とした。

  22-37:

    合否の判定を留保することが適当とした。

・14頁の「地図中の囲み「7世紀 ムハンマド生まれる」」について、意見が出され、検定意見を付すかどうか後日小委員長が確認することとした。

・82頁の「年表中の9世紀前半「イスラム教の勢力が拡大しはじめる」」について、意見が出され、検定意見を付すかどうか後日小委員長が確認することとした。

・その他の箇所については、調査意見をそのまま検定意見とすることが適当とした。

  22-38:

    合否の判定を留保することが適当とした。

・調査意見24番について、意見が出され、検定意見としないかどうか後日小委員長が確認することとした。

・251頁の「領土問題~竹島と尖閣諸島  現在、日本の領土については、ロシア連邦に対して返還交渉を続けている北方領土(北海道)のほかに、竹島(島根県)や尖閣諸島(沖縄県)をめぐる問題があります。」について、教科書調査官から申し出があり、審査の結果、検定意見を付すこととした。

・その他の箇所については、調査意見をそのまま検定意見とすることが適当とした。

  22-39:

    合否の判定を留保することが適当とした。

・調査意見14番について、教科書調査官から申し出があり、審査の結果、検定意見を付すこととした。

・調査意見21番について、意見が出され、検定意見としないかどうか後日小委員長が確認することとした。

・35頁の「7世紀初頭、アラビア半島で商人ムハンマドがとなえたイスラム教は、たちまち中東諸国を帝国にまとめあげ、」について、意見が出され、検定意見を付すかどうか後日小委員長が確認することとした。

・90頁の「おもな守護大名(14世紀後半)」について、意見が出され、検定意見を付すかどうか後日小委員長が確認することとした。

・109頁の「オスマン・トルコ帝国(264頁4-5行目も同様)」について、意見が出され、検定意見を付すかどうか後日小委員長が確認することとした。

・111頁の「天正遣欧使節」について、意見が出され、検定意見を付すかどうか後日小委員長が確認することとした。

・122-123頁の「幕府は、1612(慶長17)年、キリスト教禁止令を出し、」について、意見が出され、検定意見を付すかどうか後日小委員長が確認することとした。

・124頁の「幕府は琉球を仲立ちとする清との貿易の利益のために、これをとがめなかった」について、意見が出され、検定意見を付すかどうか後日小委員長が確認することとした。

・138頁の「1767年、老中になった田沼意次は、」について、意見が出され、検定意見を付すかどうか後日小委員長が確認することとした。

・164頁の「アヘン戦争に危機感をいだいたのは、清国よりも日本の武士たちでした。」について、意見が出され、検定意見を付すかどうか後日小委員長が確認することとした。

・181頁の「その中で最も大きかった清国の干渉は、1884(明治17)年に金玉均たちの開化派が起こした・・(甲申事変)。在住日本人にも残虐な行為をしました。」について、意見が出され、検定意見を付すかどうか後日小委員長が確認することとした。

・181頁の「朝鮮の逆戻りに手を貸す清国の態度や、」について、意見が出され、検定意見を付すかどうか後日小委員長が確認することとした。

・197頁の「やがて、約500もの株式会社の創設に関わりました。・・日本赤十字社、商法講習所(現一橋大学)などはその一部です。」について、意見が出され、検定意見を付すかどうか後日小委員長が確認することとした。

・199頁の「森鴎外(1862~1926年)」について、意見が出され、検定意見を付すかどうか後日小委員長が確認することとした。

・235頁の「「出撃する特攻機」中、「特別特攻隊(特攻)」」について、意見が出され、検定意見を付すかどうか後日小委員長が確認することとした。

・250頁の「ソ連は、国後・択捉島など北方領土を日本領と認めないため、日ソ間では平和条約を締結できず、」について、意見が出され、検定意見を付すかどうか後日小委員長が確認することとした。

・256頁の「1970年代になると、アメリカのニクソン大統領は、北ベトナムを支援するソ連への牽制もあって、中華人民共和国に接近し、両国関係は正常化に向かった。」について、意見が出され、検定意見を付すかどうか後日小委員長が確認することとした。

・その他の箇所については、調査意見をそのまま検定意見とすることが適当とした。

    

また、全ての申請図書の沖縄戦に関する記述については、検定意見を追加する必要がないことを確認した。

 

 

 なお、後日小委員長に確認するとした点については、11月19日までに小委員長が内容を確認した結果、下記のとおりとすることとした。

  22-36:

・調査意見15番について、検定意見としないことが適当とした。

  

22-37:

    合否の判定を留保することが適当とした。

・14頁の「地図中の囲み「7世紀 ムハンマド生まれる」」について、検定意見を付すことが適当とした。

・82頁の「年表中の9世紀前半「イスラム教の勢力が拡大しはじめる」」について、検定意見を付すことが適当とした。

  22-38:

・調査意見24番について、検定意見としないことが適当とした。

 

 22-39:

・調査意見14番について、検定意見としないことが適当とした。

・調査意見21番について、検定意見としないことが適当とした。

・35頁の「7世紀初頭、アラビア半島で商人ムハンマドがとなえたイスラム教は、たちまち中東諸国を帝国にまとめあげ、」について、検定意見を付すことが適当とした。

・90頁の「おもな守護大名(14世紀後半)」について、検定意見を付すことが適当とした。

・109頁の「オスマン・トルコ帝国(264頁4-5行目も同様)」について、検定意見を付すことが適当とした。

・111頁の「天正遣欧使節」について、検定意見を付すことが適当とした。

・122-123頁の「幕府は、1612(慶長17)年、キリスト教禁止令を出し、」について、検定意見を付すことが適当とした。

・124頁の「幕府は琉球を仲立ちとする清との貿易の利益のために、これをとがめなかった」について、検定意見を付すことが適当とした。

・138頁の「1767年、老中になった田沼意次は、」について、検定意見を付すことが適当とした。

・164頁の「アヘン戦争に危機感をいだいたのは、清国よりも日本の武士たちでした。」について、検定意見を付すことが適当とした。

・181頁の「その中で最も大きかった清国の干渉は、1884(明治17)年に金玉均たちの開化派が起こした・・(甲申事変)。在住日本人にも残虐な行為をしました。」について、検定意見を付すことが適当とした。

・181頁の「朝鮮の逆戻りに手を貸す清国の態度や、」について、検定意見を付すことが適当とした。

・197頁の「やがて、約500もの株式会社の創設に関わりました。・・日本赤十字社、商法講習所(現一橋大学)などはその一部です。」について、検定意見を付すことが適当とした。

・199頁の「森鴎外(1862~1926年)」について、検定意見を付すことが適当とした。

・235頁の「「出撃する特攻機」中、「特別特攻隊(特攻)」」について、検定意見を付すことが適当とした。

・250頁の「ソ連は、国後・択捉島など北方領土を日本領と認めないため、日ソ間では平和条約を締結できず、」について、検定意見を付すことが適当とした。

・256頁の「1970年代になると、アメリカのニクソン大統領は、北ベトナムを支援するソ連への牽制もあって、中華人民共和国に接近し、両国関係は正常化に向かった。」について、検定意見を付すことが適当とした。

 

(以上)

 

 

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初等中等教育局教科書課