教科用図書検定調査審議会 平成22年度第2部会歴史小委員会(第1回) 議事要旨

1.日時

平成22年度10月29日(金曜日)10時30分~17時50分

2.場所

中央合同庁舎第7号館東館(文部科学省庁舎)7階 7F1会議室

3.議題

  1. 小委員長の選任・小委員長代理の指名
  2. 申請図書の審査
  3. その他

4.出席者

委員

荒木委員、天児委員、岩田委員、上山委員、紀平委員、園田委員、高橋(久)委員、土肥委員、原田委員、村木委員

文部科学省

照沼主任教科書調査官、室井主任教科書調査官、新保教科書調査官、高橋(秀)教科書調査官、三谷教科書調査官、村瀬教科書調査官、森教科書課長、早川教科書企画官、金澤教科書検定調整専門官 他

5.議事要旨

1.委員の互選により歴史小委員会の小委員長として、上山委員が選任された。また、紀平委員が小委員長代理として指名された。

 2. 平成24年度から使用される教科用図書として検定申請のあった申請図書について、審議を行った。

  

【中学校 社会(歴史的分野)】

  22-26:

    合否の判定を留保することが適当とした。

・調査意見3番について、教科書調査官から申し出があり、審査の結果、意見としないこととした。

・13頁の「オスマン・トルコ帝国(90頁地図、側注マル1も同様)」について、意見が出され、検定意見を付すかどうか後日小委員長が確認することとした。

・33頁の「ラマダンとよばれる1か月におよぶ昼間の断食」について、意見が出され、検定意見を付すかどうか後日小委員長が確認することとした。

・91頁の「ローマ教皇を中心とする人々(カトリック)」について、意見が出され、検定意見を付すかどうか後日小委員長が確認することとした。

・141頁の「「自由、平等、博愛」の三色旗をかかげるフランス革命」について、意見が出され、検定意見を付すかどうか後日小委員長が確認することとした。

・180頁の「明治になると、道徳的な内容や文語の表現からはなれて、物事をありのままに表現しようとする言文一致が主張されました。」について、意見が出され、検定意見を付すかどうか後日小委員長が確認することとした。

・195頁の記述について、他の図書にも共通する点として、朝鮮の首都の表記がさまざまだが、「京城(ソウル)」に統一しないのかとの発言があり、後日小委員長が確認することとした。

・208頁の「国際連盟による満州の管理も唱えて」について、意見が出され、検定意見を付すかどうか後日小委員長が確認することとした。

・231頁の「人物コラム 激動の時代を支えた昭和天皇」について、意見が出され、検定意見を付すかどうか後日小委員長が確認することとした。

・238頁の「アメリカのニクソン大統領は、ソ連の軍事的圧力への対抗などのため、中国との接近をはかりました。」について、意見が出され、検定意見を付すかどうか後日小委員長が確認することとした。

・245頁の「なでしこ日本史~その5」について、意見が出され、検定意見を付すかどうか後日小委員長が確認することとした。

・その他の箇所については、調査意見をそのまま検定意見とすることが適当とした。

 

 22-27:

    合否の判定を留保することが適当とした。

        検定意見については、調査意見のとおりとすることが適当とした。

  

22-31:

・101頁の「しかし、ルターの考えは農民らに支持され広まります。」について、意見が出され、検定意見を付すかどうか後日小委員長が確認することとした。

次回引き続き審査することとした。

    

なお、後日小委員長に確認するとした点については、11月19日に小委員長が内容を確認した結果、下記のとおりとすることとした。

 22-26:

・13頁の「オスマン・トルコ帝国(90頁地図、側注マル1も同様)」について、検定意見を付すことが適当とした。

・33頁の「ラマダンとよばれる1か月におよぶ昼間の断食」について、検定意見を付すことが適当とした。

・91頁の「ローマ教皇を中心とする人々(カトリック)」について、検定意見を付すことが適当とした。

・141頁の「「自由、平等、博愛」の三色旗をかかげるフランス革命」について、検定意見を付すことが適当とした。

・180頁の「明治になると、道徳的な内容や文語の表現からはなれて、物事をありのままに表現しようとする言文一致が主張されました。」について、検定意見を付すことが適当とした。

・195頁の記述についての意見については、検定意見を付さないこととした。

・208頁の「国際連盟による満州の管理も唱えて」について、検定意見を付すことが適当とした。

・231頁の「人物コラム 激動の時代を支えた昭和天皇」について、検定意見を付すことが適当とした。

・238頁の「アメリカのニクソン大統領は、ソ連の軍事的圧力への対抗などのため、中国との接近をはかりました。」について、検定意見を付すことが適当とした。

・245頁の「なでしこ日本史~その5」について、検定意見を付すことが適当とした。

 

 22-31:

・101頁の「しかし、ルターの考えは農民らに支持され広まります。」について、検定意見を付すことが適当とした。

 

(以上)  

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