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「今後の専門高校における教育の在り方について」 (理産審中間まとめ概要)

平成9年10月1日
理科教育及び産業教育審議会

 平成9年5月に発足した理科教育及び産業教育審議会は、これまでの検討の結果を「中間まとめ」として、10月1日に公表した。

〇文部省挨拶
〇中間まとめ(概要)

◯文部省挨拶

平成9年10月1日

 ただいま、木村会長より中間まとめをいただきました。
 本年5月に発足して以来、精力的に御審議をいただき、わずか5ヶ月足らずのうちに中間まとめを取りまとめていただいたことに対し、厚く御礼申し上げます。
 本審議会には、今後の専門高校における教育の在り方等について検討をお願いしたところですが、おまとめいただいた中間まとめは、今後の専門高校における教育の改善・充実の基本的な方向を示していただいたものと考えております。
 文部省といたしましては、中間まとめのうち、専門高校における教育内容に関する事項については、教育課程審議会に報告し、この秋に予定されている教育課程審議会の中間まとめに反映させたいと考えております。
 また、本日いただいた中間まとめは、各都道府県教育委員会をはじめ、関係者に広く配布し、御意見をいただきたいと考えております。
 最後に、皆様方のこれまでの御尽力に対しまして、重ねて御礼申し上げるとともに、御多忙のところ誠に恐縮ですが、残された検討課題について、引き続き御審議をお願い申し上げる次第です。
 本日は誠にありがとうございました。

◯中間まとめ(概要)

「今後の専門高校における教育の在り方等について(中間まとめ)」(概要)

平成9年10月1日
理科教育及び産業教育審議会

○審議の経過

 平成9年5月13日に文部大臣から「今後の専門高校における教育の在り方等について」諮問。
 これまでの検討の結果についてとりまとめたものを中間まとめとして10月1日に報告する予定。

○審議の概要

1 変わる専門高校とその課題

 高等学校は同年齢層の約97%が進学する国民的な教育機関となっている。現在、生徒一人一人の個性や興味・関心を最大限に伸ばすことを目指し、高等学校において様々な改革が進められている。専門高校の一層の改革・改善のためには、次のような点が課題。

 1) 産業構造・就業構造の変化、科学技術の高度化等が進む中での生涯学習の視点を踏まえた教育の在り方の検討。
 2) 生徒一人一人が自らの能力・適性、興味・関心等に基づき、主体的に学習を進め、それぞれの個性を育て伸ばしていくことを重視した教育の在り方の検討。
 3)社会の変化に適切に対応していくため、新たな教科の創設を含めた教育内容の検討。

2 専門高校における教育の改善・充実の基本的方向

(1) 生涯学習の視点を踏まえつつ、将来のスペシャリストとして必要とされる「専門性」の基礎・基本の重視

(2) 選択履修の幅の拡大、技能審査の成果の単位認定等、生徒一人一人の個性を育て伸ばしていく教育の展開

(3) 新教科「情報」「福祉」の創設等、社会の変化や産業の動向に適切に対応した教育の展開

(4) 地域社会を担う人材を育成する専門高校と産業界や地域との連携の強化

(5) 各学校の創意工夫を生かした教育の展開
 1) 専門教育の必修単位数は25~28単位に縮減することが適当。具体的な単位数等については更に検討。
 2) 原則履修科目については、現行の枠組みにも配慮しながら各教科とも共通的な考え方で見直すとともに、単位数を縮減することが適当。具体的な縮減については更に検討。
 3)標準学科については、学習指導要領上に示し、新たな学科を設置する際の指針とする必要性はもはや乏しい。

3 各教科の改善の方向

 社会や産業構造の変化等に伴い、教育内容の厳選を図ることを含め、常に見直しを行うとともに、生涯学習の視点を踏まえつつ、将来のスペシャリストとして必要とされる専門性の基礎・基本を培うといった面からの改善が必要。

○今後の検討課題

 これまでの検討の成果を踏まえ、今後、高等学校段階におけるインターンシップの導入も視野に入れた現場実習等の充実方策や完全学校週5日制の下での職業資格の取得の問題等個別・具体的な事項を中心に検討を行い、平成10年秋を目途に今後の専門高校における教育の在り方等について答申。

お問合せ先

初等中等教育局職業教育課

-- 登録:平成21年以前 --