●民間企業の人材育成等担当者からのヒアリングを参考に、技術の業態等にかかわらず、技術者の段階に応じた、共通的な技術者キャリア形成スキーム(コアスキーム)を例示(これに加味して、技術ごとの専門的な業務の性格等は別途検討)
●37、38歳以降の技術者(中核エンジニア)が、複合的な問題を発見して解決できる技術者
●1.「技術者キャリア形成スキーム」の例示を踏まえて、どの段階の技術者が、技術士又は技術士補の資格を取得することが適当か
(例)技術士 … ステージ3(37、38歳以降)
技術士補 … ステージ1(学卒)
(参考1)第二次試験の程度
科学技術に関する専門的応用能力を必要とする事項についての計画、研究、設計等の業務に従事した期間が4年等であることを踏まえたもの(平成25年度技術士第二次試験実施大綱)
(参考2)第一次試験の程度
4年制大学の自然科学系学部の専門教育程度(平成25年度技術士第一次試験実施大綱)
●民間企業における技術者の人材育成に活用できるか
(例)技術士 … ステージ3において、複合的な問題を発見して解決する業務等を担う技術者に求められる資質能力の確認手段
技術士補 … ステージ1(新入社員(技術者))に求められる一定の基礎的学識の確認手段
総合技術監理の内容(※)をどのように活用するのか
案1)総監の部門として残し、専門技術部門の技術士が取得するよう促す
案2)総監の内容を、専門技術部門の技術士資格取得時に学ぶよう試験内容に加える
(※) ・安全管理
・社会環境との調和性
・経済性(品質、コスト及び生産性)
・情報管理
・人的資源管理
科学技術・学術政策局人材政策課