(0) | 課題番号:5003 |
(1) | 実施機関名:(独)産業技術総合研究所 |
(2) | 研究課題名:海溝型地震及び海域活断層の履歴解明 |
(3) | 最も関連の深い建議の項目: 1(2)エ.地震発生サイクル |
(4) | その他関連する建議の項目:なし |
(5) | 平成15年度までの関連する研究成果の概要: 日本海東縁で得たタービダイト及び潜水船による調査結果を基に、佐渡海嶺では約1000年、積丹半島西方沖の奥尻海嶺では約500年、1940年の積丹半島沖地震の震源域では1000-6000年という地震発生周期を推定した。また、釧路沖の海底谷で採取したタービダイトを分析した結果、約70年に1回の頻度で地震が発生していると推定した。 |
(6) | 本課題の平成16年からの5ヶ年の到達目標と、それに対する平成16年度実施計画の位置付け: 今後は海溝型地震の発生履歴に関する調査研究に重点を移し、タービダイト、津波堆積物などを用いた地震発生履歴の解明と、海溝域の地質構造の検討を行う。16年度はそれらを進めるための既存データの解析を主に実施する。 |
(7) | 平成16年度実施計画の概要: 南海トラフ・相模トラフの未解析のピストンコアやサイスミックデータの分析と解釈を行うと共に、沿岸における地殻変動・津波堆積物の調査を予察的に実施する。日本海東縁の地震発生頻度の研究も引き続き継続する。 |
(8) | 実施機関の参加者氏名または部署等名: 他機関との共同研究の有無: 活断層研究センター海溝型地震履歴研究チーム及び地質情報研究部門海洋地質研究グループで実施。 |
(9) | 問い合わせ先 部署等名:活断層研究センター 電話:029-861-3855 e-mail: URL:http://unit.aist.go.jp/actfault/activef.html |
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