(0) | 課題番号:1401 | ||
(1) | 実施機関名:東京大学地震研究所 | ||
(2) | 研究課題名:GPSを用いた日本列島周辺のプレート運動の精密決定 | ||
(3) | 最も関連の深い建議の項目:
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(4) | その他関連する建議の項目:
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(5) | 平成15年度までの関連する研究成果(または観測実績)の概要: 地震研を中心とする「GPS大学連合」のグループは西太平洋〜東アジアの地域にGPS連続観測網を建設し、当該地域の変位速度場を明らかにしてきた(Kato et al.,1998;小竹他,1998)。また、フィリピン海プレート南東部ではマリアナトラフの背弧拡大を明らかにした他(Kato et al.,2003)、東アジアの変形場についても考察を進めている(Iwakuni,2004)。 |
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(6) | 本課題の平成16年度からの5ヶ年の到達目標と、それに対する平成16年度実施計画の位置付け: 本計画では建議に沿い、「地殻活動予測シミュレーション実現のためには、日本列島内を含むより広範囲で長期的なプレートの相対運動を明確にすることが基本的に重要」との認識に立ち、「広範な国際協力による日本列島周辺域でのGPS観測を実施」して、「アムールプレート、オホーツクプレート等については、その存在の有無とプレートの境界を明らかにし、相対速度を1の精度で決定する」ことを目標とする。「太平洋プレート及びフィリピン海プレートについても、収束境界の場所と収束速度の時間的ゆらぎをより精密に決定する」ことを目標とする。 平成16年度は、初年度でもあり、東アジアに新規の観測点を建設する。また、既設の観測点の保守並びにデータ収集を行う。 |
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(7) | 平成16年度実施計画の概要: 平成16年度は、東アジア(特にモンゴルを中心とした、アムールプレート内部)に2点程度新規のGPS連続観測点を設置する(現在モンゴルの関係者と交渉中)。また、中国においては、中国側研究者と共同しつつデータの収集並びに日中共同研究で実施する研究との整合性を考慮した合理的な研究計画を構築する。 |
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(8) | 実施機関の参加者氏名または部署等名: 加藤照之、宮崎真一、金紅林(リサーチフェロー) 他機関との共同研究の有無: 有:北海道大学(オホーツクプレートの検証)参加予定者数:約3名 |
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(9) | 問い合わせ先: 部署等名:地震予知研究推進センター 電話:03-5841-5712 e-mail: URL:http://www.eri.u-tokyo.ac.jp/index-j.html |
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