平成26年度からの5か年の「災害の軽減に貢献するための地震火山観測研究計画」(以降、5か年計画)に関しては、計画の立案段階において、学協会等の関係機関や関係組織からも意見を聞きながら、実施内容に関する検討を進めてきた。
検討の過程では、計画の趣旨に賛同し、積極的な提案等がなされた関係機関に対して、機関としての参画に関しても打診等を行い、合意がなされた機関に関しては5か年計画の実施機関として観測研究に参画していただいてきたところであるが、更に5か年計画を推進し、災害の軽減に貢献するためにも観測研究体制を強化し、観測研究を加速化させる必要がある。
このため、5か年計画の残余期間を考慮して、早急に実施機関を新たに募集し、研究内容等の増強を図る必要がある。
実施機関には、特定の研究者が個人として5か年計画に参加するだけでなく、機関として継続的かつ積極的に参画することが求められる。また、5か年計画の趣旨を理解し、観測研究をより幅広く、また、効果的に進められるような研究課題を提案し、他の実施機関と連携して研究を進めることが求められる。
研究開発局地震・防災研究課
-- 登録:平成27年04月 --