海洋開発分科会（第8期）における実績
平成29年5月10日
1. 海洋開発分科会（第8期：平成27年5月～平成29年2月）の実績
○期間中に9回開催。
○平成27年7月、「海洋生物研究に関する今後の在り方について（骨子）」にて、海洋生物研究に関する我が国を取り巻く環境・国際情勢の変化を踏まえながら、これら取組の現状と課題を抽出し、海洋生物研究に関する中長期的な方向性について報告した。
○平成28年8月、「北極域研究の在り方について（議論の取りまとめ）」にて、北極域に関する広範な課題の解明のため、北極域研究全体を俯瞰しつつ、我が国として今後、どのように戦略的に取り組んでいくべきかについての議論を取りまとめ、報告した。また、「今後の深海探査システムの在り方について」にて、深海探査のこれまでの成果や評価、新たなニーズの緊急性・重要性、技術的なフィージビリティーを踏まえた次世代の深海探査システムの方向性について取りまとめ、報告した。
○平成29年1月、「海洋科学技術に係る研究開発計画」にて、第5期科学技術基本計画を踏まえ、海洋科学技術に係る同基本計画の具体化、実行及びフォローアップを図るために、今後10年程度を見通し、概ね5年程度以内を対象期間として、海洋科学技術分野の「重点的に推進すべき研究開発の取組」及びその「推進方策」を盛り込んだ研究開発計画を取りまとめた。
○本分科会の下に設置した各委員会において、下記の取組を実施。
2. 海洋開発分科会の下に設置した各委員会の実績
（1）海洋生物委員会
○期間中に5回開催。
○平成27年7月に「海洋生物研究に関する今後の在り方について」の骨子案をとりまとめ、海洋開発分科会に報告するとともに、同年8月には海洋生物委員会の報告書をとりまとめた。
（2）北極研究戦略委員会
○平成27年5月に設置、期間中に5回開催。
○平成28年7月までの「今後の北極研究の在り方について」の議論を踏まえ、北極研究戦略委員会の報告書をとりまとめ、海洋開発分科会に報告した。
（3）次世代深海探査システム委員会
○平成27年7月に設置、期間中に5回開催。
○平成28年7月までの議論を踏まえ、「今後の深海探査システムの在り方について」をとりまとめ、海洋開発分科会に報告した。
（※）海洋鉱物委員会及び深海掘削委員会は、期間中の開催実績はなし。
（参考）
海洋開発分科会（第8期）の審議実績
第43回（平成27年5月13日）
・分科会長の選任及び分科会長代理の指名について
・委員会の設置について
・海洋開発に関する動向について
－文部科学省における主な海洋関連予算（平成27年度）
・今後の主な審議事項予定
第44回（平成27年7月15日）
・平成27年度の海洋生物委員会における議論の報告について
・平成28年度の海洋科学技術関連新規施策の事前評価について
・委員会の設置について
第45回（平成28年3月22日）
・海洋科学技術に関わる最近の状況
－第5期科学技術基本計画の概要
－海洋を巡る国際動向
・文部科学省における主な海洋関連予算案（平成28年度）
・各委員会での審議状況
・海洋科学技術の戦略的推進方策について
・今後の主な審議予定について
第46回（平成28年6月10日）
・平成28年度海洋開発分科会における評価の実施について
・各委員会の開催状況について
・海洋科学技術に関する動向について
・「海洋科学技術に係る研究開発計画（仮称）」について
第47回（平成28年7月7日）
・次世代深海探査システム委員会の審議状況について
・北極研究戦略委員会の審議状況について
・当面の重点事項について
・「海洋科学技術に係る研究開発計画（仮称）」について
第48回（平成28年8月5日）
・次世代深海探査システム委員会の審議状況について
・北極研究戦略委員会の審議状況について
・当面の重点事項について
・平成29年度の海洋科学技術関連施策の事前評価について
第49回（平成28年10月13日）
・海洋科学技術に係る研究開発計画（素案）について
・海洋科学技術を取り巻く状況について
・東北マリンサイエンス拠点形成事業「新たな産業の創生につながる技術開発」の事後評価 及び「海洋生態系の調査研究」の中間評価について
第50回（平成28年11月29日）
・海洋科学技術に係る研究開発計画（案）について
第51回（平成29年1月26日）
・文部科学省における主な海洋関連予算案（平成29年度）
・大学発グリーン・イノベーション創出事業（北極気候変動分野）事後評価について
・海洋科学技術に係る研究開発計画（案）について
研究開発局海洋地球課