資料1 海洋生物委員会における検討の進め方について(案)

平成27年5月21日
海洋生物委員会

1 第6回までの検討
当委員会は、平成23年1月から同年7月まで6回開催し、海洋生物研究に関する中長期的な方向性について検討を行い、海洋開発分科会へ報告した※。同報告においては、海洋生物資源を持続的に利用するとともに産業創出につなげるためには、大学等の研究期間における研究開発が必要であること及び若手人材の積極的な育成が求められること等を指摘し、重点化すべき研究開発を以下の5項目に整理した。
(1)海洋生態系に関する知見の充実
(2)生理機能の解明と革新的な生産技術
(3)新たな有用資源としての活用
(4)観測、モニタリング技術の開発
(5)東日本大震災への対応

※…「海洋生物資源に関する研究の在り方について」(平成23年9月16日)(参考資料4)

2 検討の進め方
同報告を踏まえた研究開発事業は5年目を迎えており、その間の取組と成果が国内外で評価されている一方、海洋生態系保全等に関する国際的な議論が進展し、我が国の置かれる状況は大きく変化してきている。このため、これまで関係省庁等において推進してきた事業の成果や今後の課題を踏まえ、政策立案の基礎となる科学的知見を得るための調査研究や所要の技術開発のあり方について検討する。

3 スケジュール
■ 5月21日(第7回)
・ 文部科学省よりこれまでの検討等について説明
・ 各委員の問題意識の共有
・ 当委員会による検討の成果の方向性について確認
■ 6月9日(第8回)
・ 関係省庁等の取組と今後の課題について1
(1) 文部科学省
(2) 海洋研究開発機構
■ 6月25日(第9回)
・ 関係省庁等の取組と今後の課題について2
(3) 水産庁
(4) 環境省
・ 成果文書の初案作成
■ 7月
・ 成果文書取りまとめ(電子メール等による)
■ 8月頃(第44回海洋開発分科会)
・ 成果文書の報告

 

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-- 登録:平成27年10月 --