資料3　国立大学法人運営費交付金特別経費により実施した学術研究プロジェクトのフォローアップについて（案）

　国立大学法人運営費交付金特別経費により実施した学術研究プロジェクトについて、事業期間終了後のフォローアップを「科学技術・学術審議会国立大学法人等の運営費交付金（学術研究関係）に関する作業部会」（以下、「作業部会」という。）において、以下のとおり実施する。

1．目的

　国立大学及び大学共同利用機関（以下、「大学等」という。）の機能強化が求められている中で、国立大学法人運営費交付金特別経費により実施した学術研究プロジェクトが、国民や社会等にどのように活かされているのかをフォローアップすることで、国民や社会に対し、大学等の教育研究活動に対する支援についての理解や支持を得ることを目的とする。

2．対象

　第一期中期目標・中期計画期間中に国立大学法人運営費交付金特別経費により実施し、平成21年度までに終了した学術研究プロジェクト
　※特別経費のうち、大学の全国共同利用・共同実施分は除く（拠点として別途評価を実施）
　※特別経費のうち、基盤的設備等整備分は除く

3．主な用途

　本作業部会における審議及び事務局における各種執務を行うに当たっての資料

4．実施方法

　各大学等における対象プロジェクトのアウトカムについて、事務局が各大学等に調査し、大学等の教育研究機能の強化、学術的成果、社会への波及効果（経済社会への貢献、国民生活への貢献）等の観点毎に整理した上で、特筆すべき事例を本作業部会において取りまとめる。
　調査に当たっては、各大学において対象プロジェクト毎に、事務局が提示した上記観点を選択し記述してもらうとともに、記述した内容を補足するデータ等を提出してもらう。

5．スケジュール

　4月12日　作業部会において実施方針の審議
　4月下旬　事務局から各大学へ調査依頼
　5月末日　調査回答期限
　7月上旬　作業部会において取りまとめ