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情報系センターは支援体制も担っており、サポートする人員は必要である。センターの業務はサービス業であり、教員は不要ではないかという意見もあるが、新しい分野に新しいアイデアを入れていくためには新しいことを担う教員が不可欠である。問題はセンターの教員の評価である。センターの運用も基礎研究も分かる人材を増やすため、センターの教員を固定するべきではない。センターの教員が研究面でも実績を上げることができる仕組み、国全体としてセンターの運用・支援業務を評価する仕組みについて検討すべきである。かつてある学会で業務運営のための研究会を開催し、そこでの教官・技官の発表を研究業績とする試みが行われたが、うまく進まなかった。また、私の所属している大学では、センターとしては教官の運営業務を評価しているが、他の大学や部署に異動することを想定し、研究の業績として論文を書かせている。個々の大学の取り組みでは事態は改善しないため、センターの教員の評価については国として方向性を示す必要がある。
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運用技術の研究会を実施している学会もあり、無線LANの整備についてもぜひ参加して発表してほしい。
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私の所属しているセンターでは、専門分野と関係させて教員に運営業務に携わってもらっている。例えば計算サーバについてはトップレベルの技術を開発できればその研究成果をセンターの運用に活用していける。一方、ネットワークは安定して運用していくことが求められており、必ずしもトップレベルの技術を導入するわけではないため、研究ではトップレベルの成果を出してもセンターに導入するとは限らない。
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現場における運用の工夫等は重要であり、このような工夫を皆で活用していくためにも、ぜひ論文にまとめていただきたい。
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センター長としては論文数で教員を評価しているわけではないが、教員の研究業績も把握し、論文の少ない教員には論文を書くよう促しているのが現状である。しかしながら、論文数が少ない教員もセンターの業務を怠けているわけではなく、論文を書くよう指導しなければいけない状況はおかしいのではないか。
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受け入れる側にセンターの運営のノウハウがまとめられている論文の価値をきちんと評価できないという問題がある。
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私の所属しているセンターでは、アカデミックな分野を志す職員には論文を書くよう指導し、そうでない職員には自分で進路を探させているが、センターの運営を一所懸命に行う者は民間企業に採用される例が多い。
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センターの運営業務に近い分野の研究者が運営に携わることにより、論文の題材となる問題点が見つかるというメリットがある。例えば新しいシステムを導入すると、システム自体は新しい論文の題材にならなくても、システムから新しいテーマを見つけ、論文が出てくることがあり、このような機会を増やすためにもセンターのサービス提供を増やすという考え方もある。
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教員の評価は研究科が責任をもつ必要がある。例えば教育業務の代わりにセンターの運営業務に携わることとし、教育業務とセンターの運営業務について人事のローテーションを形成することが考えられる。私の所属している研究科では、センターを医学部における附属病院のような応用の場と位置付け、他大学等から異動してきた人材はセンターに配置し、運営業務も研究もできる人材を研究科に異動させ、基礎分野に従事させている。
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様々な部局と関係しているセンターでは、人事のローテーションを組むことは困難である。
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部局から任期を定めて推薦し、任期満了後は推薦した部局が推薦した教員のキャリアに責任を持つよう依頼したところ、任期を定めることには抵抗があったが、任期を明確にしなければ教員がセンターから異動出来なくなってしまうため、任期満了後は推薦した部局が教員を引き受けることにし、部局は自分の研究科に戻って来てほしい人材を推薦するようにした。
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私の所属するセンターでは技術系職員の最高のキャリアは係長クラスである。かつては他の大学との人事交流や図書館系との人事でキャリアアップすることができたが、法人化後は異動先が狭くなってきている。
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職員のキャリアを確保できないのであれば、センターの業務を全て外部に委託することも考えられるのではないか。
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私の所属している大学では固定的な業務の一部を外注しているが、そのような戦略を企画担当部署で検討しており、そこに技術の分かる人材を配置している。
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これまで設置されたいわゆるスーパーコンピュータについては施設の規模等の制約があり、またユーザーも減少しているが、いずれ更新していく必要もある。一方で新しい概念のHPCを突破口として、国際競争に勝ち抜いていく必要もある。HPCの設置にあたり、先導的な設備という面についてはどのように考えられるか。
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ユーザーが減少しているという現状を改め、ユーザーを増やすためにも教育が重要と考える。ユーザーを増やさなければ支援も得られない。アメリカではバイオなどの分野でハイ・パフォーマンス・コンピューティングが使われているが、日本ではこれらの新しい分野ではまださほど活用されていない。
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ユーザーを増やす上で何ができるかという点を明らかにする必要があり、各大学のセンターがイニシアティブをとって明らかにしていく必要がある。
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HPCについて、私の所属している大学は今回計画している調達で可能な限り能力を向上させることを考えているが、ユーザーはさほど多くない。このため、専門的なユーザーを増やすとともに、全ての人が将来ユーザーとなるよう、センターでサーバを預り、各部署でサーバを持つ必要をなくすという方向性で検討している。
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サポート体制の重要性について、私の所属している大学でスーパーコンピュータの更新を検討した際、スカラー型にするかベクトル型にするか論争を行ったが、このような専門的な議論を行うにあたり、コンサルタント体制が整っていることが重要であると実感した。欧州の計算機センターではコンサルタント体制が整っており、各センターがスカラー型を導入した際もプログラミング等のサポート体制が整っていたため、ユーザーが増えていった。また、人材育成について、資料4−1では「そのために必要な大学等での教育内容」とまとめているが、「大学等」には人文系、情報系もあり、また専門学校等もあり、それぞれ教育内容、育てるべき人材は異なるはずであり、輩出すべき人材に応じてカリキュラムを定める以上、一概に議論することはできないのではないか。
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情報系の学部全体として何を教育すべきかという議論もあるが、具体的に何を教えるべきかは各大学等で判断すればよく、本ワーキンググループとしてはセンターの現状等を踏まえた上で、大学や高等専門学校等の教育に将来の方向や筋道を示したいと考えている。 |