自然資源の統合的管理に関する調査研究 はしがき

 本調査報告書は、文部科学省から委託を受け、当協会で実施した「自然資源の統合的管理に関する調査」の成果をとりまとめたものである。
 人類は地球環境維持と資源消費のあり方を調和のとれたものにしなければならなくなっている。その推進策のひとつとして自然資源の統合的管理方式への移行が考えられる。それらの課題を分析し、基礎資料の整理と提言をまとめたものである。
 わが国の人口問題(少子高齢化問題)、環境問題(温暖化、環境汚染問題)、資源消費の節約問題などについては新しい考え方を導入しながら持続可能社会の構築を進める必要がある。このような新しい技術システム・社会システムの構築に向け解決せねばならない諸問題の見通しの一助として役立つことを念願するものである。
 なお、調査を進めるにあたり、造詣の深い有識者より構成した検討委員会の先生方をはじめ、多くの専門家の皆様の御指導、御協力をいただいたことに対し、ここに改めて感謝の意を表する次第である。

平成20年3月
社団法人資源協会
会長 武安義光

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科学技術・学術政策局政策課資源室

(科学技術・学術政策局政策課資源室)

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