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プロジェクトしての基本的性格
比較的短期間でも実用化が見込まれる成果があり、かつ、中長期的には新産業を創出するような成果が見込まれる。
しかし、ドットに用いる金属については、一般的に熱に弱いなど、実用化にはいくつかの技術課題があることに留意すべきである。
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研究開発成果の持つ経済活性化効果等(実用化された場合の社会・経済へのインパクトを含む)
本プロジェクトの成果は、従来のデバイスとは全く異なる原理に基づく新たな手法を用いたデバイス作製技術であり、かつ、さらにその先の長期的展望である新原理のデバイスもあわせて、新産業の創出をはじめとして大きな波及効果が見込まれる。
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研究開発成果の目標とスケジュール
本プロジェクトの成果は実用化・製品化を目指すものであるが、そのスケジュールは概ね妥当と考えられる。
しかし、開発しようとしているメモリ自体は新しいものではないことから、この手法を用いた開発の長期的展望を視野に入れてプロジェクトを進めることが必要である。
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大学等と産業界の役割
これまで、基礎段階の研究開発として企業と大学の共同研究が進められてきた技術シーズについて、本プロジェクトには、実用化までを一貫して実施するものであり、中心となる研究者の所属する企業(松下電器)が自ら製品化につなげるものであり、非常に緊密な適切な連携が図られるとともに、実用化への明確な展望が期待される。
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政府部内における既存制度における研究開発課題及び他経済活性化プロジェクトとの関係
該当なし
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