(参考1)分野別研究開発推進方策の策定について

平成18年3月6日
研究計画・評価分科会

1.趣旨

 第2期科学技術基本計画(平成13年9月閣議決定)において分野別の重点化が定められたことを踏まえ、「分野別推進戦略」が総合科学技術会議決定(平成13年9月)された。
 このことを受け、文部科学省では研究計画・評価分科会に分野別委員会を設置し(別紙組織図参照)、文部科学省としての第2期基本計画における5ヶ年間の分野別研究開発計画(「分野別研究開発の推進方策」)を取りまとめた。
 昨年末に、第3期科学技術基本計画の内容となる『諮問第5号「科学技術に関する基本政策について」に対する答申』(以下「基本政策答申)という)が総合科学技術会議決定されたが、上述の分野別重点化の基本的な構造は継承されており、年度内に総合科学技術会議において、新たな分野別推進戦略が取りまとめられる予定である。このため、当省としても、第3期基本計画を踏まえた文部科学省の分野別研究開発の推進方策を策定する必要がある。
 ついては、研究計画・評価分科会に設置された分野別各委員会において、所管する研究分野について基本政策答申並びに年度内に策定される予定の第3期基本計画及び分野別推進戦略を踏まえた研究開発の推進方策の検討を開始することとする。

2.今後のスケジュール

平成18年
6月
第19回研究計画・評価分科会 分野別研究開発の推進方策(委員会案)審議
7月
第20回研究計画・評価分科会 分野別研究開発の推進方策決定
7月以降
科学技術・学術審議会 分野別研究開発の推進方策を報告

※策定した文部科学省としての研究開発推進方策については、各分野の研究開発の進捗状況、経済・社会情勢の変化を踏まえ、毎年各委員会でレビューを行い、柔軟かつ機動的に計画の見直しを行う。

3.検討に当っての留意事項

 総合科学技術会議で検討策定予定の分野別推進戦略及び第3期計画の基本姿勢として基本政策に示されている、科学の発展とイノベーションを通した社会・国民への成果の還元や人材育成の重視等を踏まえて検討を進める。

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科学技術・学術政策局計画官付

(科学技術・学術政策局計画官付)