資料6 「もんじゅサイトを活用した新たな試験研究炉の在り方に関する調査」委託業務概要

1.業務目的

 全国の大学・研究機関等が参画するコンソーシアムが運営する試験研究炉をもんじゅサイト内に新たに設置する際、どのような試験研究炉が国内外の研究者等のユーザーからニーズがあるのか、全国の大学・研究機関が参画するコンソーシアムの構築体制等はどのような形が良いのか等に関する調査を実施(落札者;公益財団法人原子力安全研究協会)。

2.実施項目

(1)外部有識者委員会の設置
 公益財団法人原子力安全研究協会は、外部有識者委員会(10名程度)を設置する。設置に際しては、委託業務の目的をより効果的に達成することに貢献できるメンバー*で構成する。
*外部有識者の分野候補(例)
 原子炉の専門家、原子炉のユーザー関係の有識者(産業利用分野、医療利用分野等)、原子力人材育成分野の有識者、コンソーシアムにおけるマネジメント分野の有識者 等

(2)調査内容(例)
1) 求められる試験研究炉のスペック
我が国の研究炉を取り巻く動向、求められる研究炉が対象とする研究分野または人材育成機能、対象となる研究者等のユーザー 等
2) 求められる運営主体の在り方
想定される運営主体(JAEA、大学、その他法人(一般社団法人、財団法人等))、日本各地、海外から学生・研究者が集まる共用施設の運営体制 等

(3)調査の実施方法
   受託機関は、外部有識者委員会の提言を受けた調査報告書を年2回(夏:8~9月頃及び冬:12~1月頃)原子力研究開発基盤作業部会へ中間報告を行い、意見を踏まえつつ、最終報告書案を平成30年3月3日までに提出する。

以上

お問合せ先

研究開発局 原子力課