資料3 核不拡散・核セキュリティ作業部会の今後の進め方について(案)

平成27年5月13日

1.背景
平成22年に行われた第1回核セキュリティ・サミットを踏まえ,核不拡散・核セキュリティ分野における基礎研究,人材育成事業を開始することとし,本作業部会及び親委員会である原子力分野の研究開発に関する委員会(現:原子力科学技術委員会)等にて事前評価を実施。
核不拡散・核セキュリティ総合支援センター(以下,センター)では,発足から約4年間にわたり核不拡散,核セキュリティ分野における基礎研究,人材育成を実施してきている。
また,平成23年には,福島第一原子力発電所の事故を踏まえた核不拡散強化の取組として,溶融燃料中の核物質測定技術の開発の事前評価を行い,当該技術開発事業は,昨年度終了したところである。

2.審議事項
センターが発足し,核不拡散・核セキュリティ分野の基礎研究,人材育成の取組を始めてから一定の期間を経ていることを踏まえ,我が国の核不拡散・核セキュリティの中核機関であるセンターの取組を中間評価・事後評価するとともに,今後のセンターの活動への反映を目的として,以下の検討を行う。
・現在までに実施してきた当該センターの取組に関する評価
・平成28年の核セキュリティ・サミットに向けて加速化して取り組むべき事項の抽出
・平成28年の核セキュリティ・サミット後に当該センターが主体的に取り組むべき事項の抽出

3.スケジュール
第5回 5月27日  中間評価・事後評価1
                         (1)事務局からの報告
                         (2)委員会による評価
第6回 6月25日  中間評価・事後評価2
                         (1)評価案とりまとめ
           6~8月頃 原子力科学技術委員会における評価案の審議
          7~8月頃 研究計画・評価分科会における評価案の審議
           8月末        概算要求

お問合せ先

研究開発局開発企画課核不拡散科学技術推進室,研究開発局研究開発戦略官付(核融合・原子力国際協力担当)

(研究開発戦略官付(核融合・原子力国際協力担当))

-- 登録:平成27年05月 --