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核融合科学技術委員会(第4回) 議事録

1.日時

平成27年9月7日(月曜日)13時30分~16時

2.場所

文部科学省13階第2会議室

3.議題

  1. BA活動の進捗状況等の調査について(ヒアリング)
  2. その他

4.出席者

委員

小川主査、五十嵐委員、海老塚委員、大野委員、岡野委員、尾崎委員、川岸委員、佐藤委員、高梨委員、竹入委員、福山委員、堀池委員、村上委員

文部科学省

板倉研究開発局審議官、仙波研究開発戦略官、竹之内補佐、中塚核融合科学専門官、山田科学官、江尻学術調査官

5.議事録

【小川主査】  それでは、定刻になりましたので、第4回核融合科学技術委員会を開催いたしたいと思います。
 前回は8月の暑い時期に六ヶ所まで皆様、行っていただきまして、ありがとうございました。
 本日は、14名の委員のうち、13名に御出席いただいております。草間委員のみが欠席ということでございます。
 本日の議題はBA活動に係る進捗状況に関するものですので、非公開とさせていただきますので、御了承いただければと思います。
 また、本日は板倉審議官に御出席いただきましたので、一言御挨拶をお願いしたいと思います。審議官、よろしくお願いします。
【板倉審議官】  御紹介いただきました研究開発局担当の審議官の板倉でございます。今年の8月4日付けで着任いたしまして、前任の田口の後を受けて、原子力、更に核融合を担当することになりました。どうぞよろしくお願いいたします。今回初めてということなので、一言御挨拶させていただきたいと思います。
 この第8期の核融合科学技術委員会におきましては、核融合原型炉に向けたオールジャパン体制での国内の研究活動を推進するとともに、そのためのロードマップに向けた審議をしていただいているというふうに聞いております。また、その一つとしまして、ITER計画、さらに、BA計画につきましても、協定締結後の最初の10年間が経過したその後の研究活動の在り方について、御熱心に御議論いただいているというふうに伺っているところでございます。
 既に御承知の方もいらっしゃいますが、私は平成17年、18年と2か年にわたりまして、核融合開発室長を担当いたしまして、まさに10年前になりますけれども、ちょうどそのBAの在り方について議論をし、さらには、協定の締結に向けての交渉をしたときの担当官でございます。本日御列席の小川先生、堀池先生、さらには、山田先生はじめ、皆様と一緒に仕事をさせていただきまして、まさに10年たってBAがこれだけ大きく花開いていると、逆にもうそろそろ終わりの時期を迎えているという話を聞いて、そういう時期になったのかなという思いなんですけれども、その後に向けて議論をしていただけるということでございまして、本当に心強い思いでございます。
 先ほどもお話がありましたように、六ヶ所村、さらには、那珂の核融合研究所も御視察いただいたということでございますし、本日、関係団体からのヒアリングもあるということでございますので、皆様、是非忌憚(きたん)のない御議論を頂ければと思っております。
 他方、核融合の予算につきましては8月末に概算要求を提出いたしまして、来年度は295億円という要求をさせていただいているところでございます。いろいろめり張りを付けた結果ということでございますけれども、この295億円の要求をなるべく減らさないように頑張るのは私どもの仕事でございますが、他方で、その意義、必要性を国民に向かってきちんと説明する必要があると。そういう意味ではロードマップをしっかりと作っていくということが重要でございます。
 このBA、さらには、ITER計画のみならず、それを支えるということになるんでしょうか、ヘリカル型、レーザー型などの学術研究の進捗状況を踏まえるということも必要でございますし、他分野や産業界への派生効果なども視野に入れまして、細かく核融合研究開発の在り方について御審議いただきたいと思いますので、どうぞ皆様、よろしくお願いいたします。ちょっと長くなりましたが、以上でございます。
【小川主査】  ありがとうございました。
 今御紹介ありましたように、板倉審議官におかれましては、平成17年、18年のときに戦略官としてBA活動の立ち上げ等にいろいろ御尽力いただきまして、ありがとうございました。今まさにそれの成果についてこの委員会で審議しておりますので、是非ともいろいろと今後とも御助言いただければと思います。よろしくお願いいたします。
 続きまして、配付資料の確認を事務局からお願いいたします。
【中塚専門官】  配付資料は、議事次第の4.配付資料というところに記載をしてございますので、読み上げは省略させていただきますが、落丁等ございましたら、お知らせいただければと思います。
 なお、先生方にこれまで御記入いただきましたコメントにつきましては、机上の紙ファイルの方にそれぞれ挟ませていただいておりますので、本日、ヒアリングの際にまた参考にしながら、思い出していただければと思います。
 以上でございます。
【小川主査】  よろしいでしょうか。皆様のところにこの紙ファイルを置いております。表紙にはそれぞれの先生方のお名前が付いていると思いますので、御確認いただければと思います。
 それでは、早速、議題(1)のBA活動について審議に入りたいと思います。
 本委員会では、BA活動の進捗状況の調査として、これまで那珂核融合研究所と六ヶ所核融合研究所でBA活動に携わっている方からのヒアリングと実地調査を行いました。本日は専門的知見を有する方々からヒアリングを行い、それを踏まえて、最後に意見交換を行います。
 まず、前回までに委員から御提出いただいたコメントの概要とその後の進め方について、事務局より御説明をお願いいたします。よろしくお願いします。
【中塚専門官】  資料1-1をごらんください。こちら、以前の会議でもお配りしておりますBA活動の進捗状況等の調査についてでございます。本日は、この(2)調査の進め方の3、専門的知見を有する者からのヒアリングということで、核融合フォーラム、ITER/BA技術推進委員会、原型炉開発総合戦略タスクフォース、原型炉設計合同特別チームのそれぞれから御意見を頂くことになっております。
 本日、それを踏まえて意見交換をしていただきますが、その結果は事務局の方で取りまとめさせていただきまして、日欧間で設置しておりますBA協定期間終了後の協力に関するワーキングに報告をする予定でございますので、活発な御議論を、御意見を頂ければと思います。

(以下、議事非公開)

【小川主査】  タスクフォースにおけるアクションプランの検討状況について、岡野委員から御報告をお願いいたします。
【岡野委員】  資料3をごらんいただきたいと思います。タスクフォースの開催状況その他を御説明いたします。
 これまでにタスクフォースは3回開催しております。第1回が6月12日で、ここでは議事運営について説明した後、国内の研究開発の進捗状況、及び、原型炉に向けたこれまでの検討状況について、トカマク分野、ヘリカル分野、レーザー分野に分けてヒアリングさせていただきました。それから、原型炉に向けた国内外の検討状況についてもヒアリングしました。もちろん、これが第1回だったので、最後にタスクフォースにおける検討の進め方についても案を提案して、皆さんの御意見を伺ったというふうにして第1回を終わっています。
 第2回では、BA活動の進捗状況の調査についてということで、六ヶ所村まで行きまして、六ヶ所の核融合研究所における研究開発をヒアリングいたしました。
 それから、第3回は8月28日、つい最近ですが、JT-60SAのヒアリングを行いました。その後で、BA協定期間終了後に必要な研究開発についてというのは、今日御紹介した資料の素案をタスクフォースに示しまして、皆さんの御意見を頂きました。それをもとに修正して、最終版にしたのが今日御紹介したものになります。
 それから、アクションプランについても動き始めていて、どういう形式のアクションプランにするか、それから、アクションプランの目指すものはどんなものかという、そういったまだそういうレベルの話なんですが、やり方を決めまして、それぞれの分野別に担当者も決めるということを第3回にやっています。
 特にここの具体的なものはまだ出てきていないんですが、この委員会で報告するとしますと、そのアクションプランの目指すところなのですが、今後、本委員会ではロードマップを作成するということだと私は理解していますので、そのロードマップのときに、アクションプランの報告書を見ていただくと、それがバックデータになって、もちろんそのままとは言いませんが、ロードマップを書くのに非常に役に立つ資料になるように心掛けて作ろうと思っています。
 それから、今後の予定ですが、平成28年3月にアクションプランの策定を目指しているわけですが、それに向けて、社会経済等についての、これは社会へのアピールとか、そういうのも含めてなんですが、そういったことについての専門家のヒアリングを開催したいと考えていて、この場合は、オブザーバー参加可と書いてありますのは、この委員会の先生方にも御希望があれば聞いていただいていいと考えているという意味でございます。それから、関係機関、これは核融合科学研究所とレーザー研ですね。まだヒアリングをしておりませんので、今後、そこのヒアリングを考えています。これらを年度内に数回開催したいというふうに考えております。以上です。
【小川主査】  ありがとうございました。
 いかがでしょうか。特に最後のところの社会経済等についての専門家からのヒアリングとありますけれども、これはオブザーバー参加可ということで、皆様にも是非関心がある方にはと。特に、多分社会経済の方はどっちかというとコスト的な観点、エネルギー戦略の観点でしょうけれども、今日の話だとアウトリーチ的な観点もということなので、是非その辺も含めて御検討いただければと思いますので。
【岡野委員】  あまり分けられないなという議論にはなっていますね。つまり、核融合炉が安ければ建設できるというものではないというのもあるし、それには社会の理解が必要だということも考えていくと、社会経済の検討と社会への説明の検討はかなりリンクしているというふうに考えています。
【小川主査】  分かりました。
【高梨委員】  その開催の御予定というのは御連絡いただけますか。
【岡野委員】  まだ決まっていないです。できるだけ早く連絡します。
 タスクフォースの方にもその辺のご専門、アウトリーチ関係の専門家の先生方も何人か入っていらっしゃいますので、日本科学未来館の方とか、そういう方も入っていらっしゃるので、是非いろいろな意味でまたここでやりたいと思います。
【小川主査】  続きまして、事務局から、概算要求の状況について御報告をお願いいたします。
【仙波戦略官】  簡単に、資料4に基づいて説明をいたします。資料4の中にはカラーの紙、1枚紙と、概算要求のポイントの抜き刷りと我が省の科学技術の部分を抜いたやつを付けております。後ろのこの冊子の方では5ページ目に、ITER、核融合計画等の実施、230億、9億円増というのと、15ページ目に、同じ項目で、100万円単位、229億5,100万円は、前年度が220億5,300万円というふうな数字が付いているものがございます。
 この内容をカラーのポンチ絵の方で付けておるような形になってございまして、ITER計画の方は、28年度要求で192億円、185億円から7億円増で要求をさせていただいてございます。内訳は分担金が20億から35億円と、建設の開始に伴って徐々に増えているというふうな形になっている部分が大きな増要因になってございます。
 BAの方に関しましては、2億円増、36億が38億というふうな形で、増要因につきましては、下の方を見ていただければ分かりますように、IFMIF/EVEDAの組立が始まったことに伴って、欧州から来た設備を組み立てるといったところに予算が追加される予定でございます。
 ただ、要求要望額でございまして、この中には俗に言う要望と言われる形で、認められるかどうか分からない部分も含まれておりますので、今年も予算、かなり厳しい状況になってございまして、この要求・要望額のうち、どの程度になるのかはまたいろいろと御相談させていただきながら報告させていただければというふうに考えています。
 それから、この資料の15ページの方には、核融合科学研究所における大型ヘリカル装置の現在の53億3,000万という計画についての実施予算も記述されています。こちらの方は平成28年度中に重水素実験に向かうのに必要な経費を要求していきたいというふうに考えてございまして、こちらの方も財政事情等厳しい中、頑張っていきたいというふうに考えています。以上でございます。
【小川主査】  ありがとうございました。よろしいでしょうか。これで、このような形で概算要求を出されたということでございます。何か質問あるでしょうか。ありがとうございました。
 本日、こちらで用意した議題は以上ですが、それ以外に何かあるでしょうか。
 ないようでしたら、それでは、事務局より、今後の予定について御連絡をお願いいたします。
【中塚専門官】  本日のヒアリング後の意見交換で御発言いただけなかったコメント等につきましては、シートに御記入の上、9月14日までに事務局の方に御提出いただくようにお願いいたします。
 また、次回開催はそのアクションプランの承認という意味で、平成28年2月若しくは3月頃を予定しておりますけれども、それまでの間に、タスクフォースでの先ほどの御紹介ありましたヒアリング等、日程が決まりましたら、御案内を流させていただきますので、御都合の合う方は御出席いただければと思っております。以上でございます。
【小川主査】  ありがとうございました。
 皆様の7月からの御協力で、那珂研、六ヶ所研、それから本日と、いろいろな所に出向いてヒアリングさせていただきまして、皆様から貴重な意見を頂きまして、ありがとうございました。これを踏まえまして、ポストBAに向けての意見としてあげさせていただきます。
 この委員会としましては、次回は来年の2月から3月ぐらいになる予定だということでございますけれども、また来年度以降もポストBAの中間評価等もありますので、御協力いただきたいと思います。
 それでは、本日はこれで閉会といたしたいと思います。どうもありがとうございました。

お問合せ先

研究開発戦略官付(核融合・原子力国際協力担当)

八木
電話番号:03-6734-4163
ファクシミリ番号:03-6734-4164

(研究開発戦略官付(核融合・原子力国際協力担当))

-- 登録:平成27年11月 --