資料8-1-4 国際宇宙ステーション(ISS)に提供するISS構成要素及び搭載物の安全性確認について(調査審議結果)(案)

平成26年○月○日
科学技術・学術審議会
研究計画・評価分科会
宇宙開発利用部会


目次

1.概要
2.調査審議の方法
3.調査審議の結果

参考1 科学技術・学術審議会 研究計画・評価分科会 宇宙開発利用部会 委員名簿(※国立国会図書館ホームページへリンク)別ウィンドウで開きます
参考2 科学技術・学術審議会 研究計画・評価分科会 宇宙開発利用部会 調査・安全小委員会 委員名簿(※国立国会図書館ホームページへリンク)別ウィンドウで開きます
参考3 国際宇宙ステーション(ISS)に日本が提供するISS構成要素及び搭載物に係る安全性について

付録1 国際宇宙ステーション(ISS)に提供するISS構成要素及び搭載物に係る安全性確認の現状について
付録2 国際宇宙ステーション(ISS)に提供する実験装置(汎用宇宙曝露実験用ハンドレール取付機構(ExHAM))について
付録3 国際宇宙ステーション(ISS)に提供する実験装置(汎用宇宙曝露実験用ハンドレール取付機構(ExHAM))に関する安全審査結果について
付録4 国際宇宙ステーション(ISS)に提供する実験装置(汎用宇宙曝露実験用ハンドレール取付機構(ExHAM))に関する安全審査結果について 質問に対する回答

1.概要

 独立行政法人宇宙航空研究開発機構(以下「JAXA」という。)では、日本が国際宇宙ステーション(以下「ISS」という。)に提供する全てのISS構成要素及び搭載物(以下「要素・搭載物」という。)について、個別に安全審査を実施している。
 科学技術・学術審議会研究計画・評価分科会宇宙開発利用部会(以下「宇宙開発利用部会」という。)では、JAXAが実施している安全審査が適切であることを確認するため、調査審議を行った。本資料は、その調査審議の結果を取りまとめたものである。

2.調査審議の方法

 宇宙開発利用部会及び宇宙開発利用部会が設置した調査・安全小委員会は、以下の日程で調査審議を行った。

  • 平成26年1月14日 調査・安全小委員会(第7回)
  • 平成26年1月28日 調査・安全小委員会(第8回)
  • 平成26年○月○日 宇宙開発利用部会(第14回)

 調査・安全小委員会は、JAXAから示された資料をもとに、JAXAが実施した具体的な要素・搭載物(※)に係る安全審査の方法や結果等が所定の安全審査のプロセスや考え方に則しているかを、「国際宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」(JEM)に係る安全対策の評価のための基本指針(平成24年9月6日 科学技術・学術審議会 研究計画・評価分科会 宇宙開発利用部会)」に照らして、調査審議を行った。
 宇宙開発利用部会は、調査・安全小委員会における調査審議結果についての報告を受けた上で、調査審議を行った。

(※)今回の調査審議では、今後の打上予定時期と、提供する要素・搭載物が有するハザード種の数や特殊性、新規性等を総合的に検討し、「汎用宇宙曝露実験用ハンドレール取付機構(ExHAM)」に係る安全審査の方法や結果等を調査審議した。

3.調査審議の結果

 JAXAが実施した「汎用宇宙曝露実験用ハンドレール取付機構」に係る安全審査の方法や結果等について、安全確保の考え方、安全審査プロセス、ハザード(※)及びハザード原因の抽出手法、抽出されたハザード及びハザード原因への対処の観点から調査審議した結果、JAXAが実施した「汎用宇宙曝露実験用ハンドレール取付機構」に係る安全審査の方法や結果等は妥当であると評価する。また、このことから、JAXAが実施している安全審査のプロセスや考え方は適切に機能していると判断する。

 (※)ハザードとは、「事故をもたらす要因が顕在又は潜在する状態」をいう。

お問合せ先

研究開発局宇宙開発利用課

-- 登録:平成26年01月 --