資料1-1 プログラム評価について

1.プログラム評価の目的
・文部科学省の取組が施策目標の意図する方向に進んでいるかを、研究開発過程の有効性や効率性を確認し評価することで、研究開発プログラムの改善、研究開発の質の向上や計画の見直し等につなげる。

2.評価の単位
・研究開発計画の「大目標達成のために必要な中目標」を単位とする。

※研究開発計画
第5期科学技術基本計画に記載されている研究開発課題に対し、重点的に実施すべき取組及び推進方策等を明らかにし、効果的なフォローアップや政策評価、政策マネジメントサイクルに資するものとして策定。今後10年程度を見通し、おおむね5年程度を計画の対象期間としたもの。原子力科学技術委員会を含む各委員会にて議論し、平成29年2月に研究計画・評価分科会にて決定。

3.評価の時期
・中間評価及び事後評価を実施する。
・中間評価は研究開発計画策定後2~4年後を目安に実施し、研究開発計画の遂行状況の確認、計画の見直し等に活用するとともに、次期科学技術基本計画及び次期研究開発計画に反映する。(※原子力分野については、平成30年度にプログラム評価の中間評価を実施。)
・事後評価は、適切な時期に実施する。

4.評価票の様式、評価基準等
参考資料1-5を参照。

5.評価の実施体制
(1)分野別委員会における評価の実施
・時間軸に沿った「道筋」を意識して評価を行う。
・個々の研究開発課題の評価結果や政策評価等を活用しながら、評価結果(案)を作成する。
(2)分科会における評価の実施
・「道筋」の妥当性を確認しながら、分野別委員会から報告を受け、それを基に審議し、評価結果を決定する。

6.評価結果の活用
・研究開発プログラムの目標に対する達成状況、プロセスの妥当性や副次的効果等を確認し、プログラムの継続・中止・方向転換の判断に活用する。また、研究開発の質の向上、機関運営の改善等にも活用する。
・政策評価の事後評価等に活用するとともに、次期科学技術基本計画や次期研究開発計画に反映する。

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研究開発局 原子力課