研究開発評価部会(第53回) 議事要旨

1.日時

平成26年12月25日(木曜日)16時~17時30分

2.場所

文部科学省3階1特別会議室

3.議題

  1. 科学技術戦略推進費による実施プロジェクトの評価結果のとりまとめ
  2. 科学技術振興調整費による実施プロジェクトの評価結果のとりまとめ
  3. その他

4.出席者

委員

平野部会長、伊地知委員、受田委員、大島委員、栗原委員、五神委員、諏訪委員、田中委員、東嶋委員、奈良委員、西島委員、福士委員、吉川委員
(各評価作業部会主査等)
相澤プログラムディレクター、糸井川主査代理、小原主査、井口主査、西垣プログラムオフィサー、佐藤主査、腰塚主査、宮田主査、山村プログラムオフィサー

文部科学省

岸本科学技術・学術政策局次長、村田科学技術・学術総括官、江﨑企画評価課長、林科学技術・学術戦略官、和田人材政策推進室長、鎌田企画評価課企画官、高橋企画評価課評価・研究開発法人支援室室長補佐

5.議事要旨

 部会長より、議題1、2について、運営規則第4条第三号及び同規則第5条第2項に基づき、会議を非公開とし議事録を非公表とすることが諮られ、部会において了承された。

○議題1 科学技術戦略推進費による実施プロジェクトの評価結果のとりまとめ

 審議に先立ち、平成26年4月4日、第52回研究開発評価部会において決定した「平成26年度科学技術戦略推進費による実施プロジェクトの評価の実施について」の利害関係者に当たる委員の出席はない旨、部会長から説明があった。
 事務局より資料1-1に基づき説明を行い、続いて、相澤プログラムディレクターから、科学技術戦略推進費及び科学技術振興調整費による実施プロジェクトの審査結果までを含めた総括があり、その後、各作業部会主査等より中間・事後評価結果の概要説明をそれぞれ行った後、審議が行われた。

 審議の結果、各評価結果について、本部会として了承された。

○議題2 科学技術振興調整費による実施プロジェクトの評価結果のとりまとめ

 審議に先立ち、本部会の栗原委員、西島委員については、平成26年4月4日、第52回研究開発評価部会において決定した「平成26年度科学技術振興調整費による実施プロジェクトの評価の実施について」の利害関係者に当たるため、当該委員については、所属機関の実施プロジェクトについては御発言を控えていただくことにしたい旨、部会長から説明があり、了承された。

 事務局より資料2-1に基づき説明を行い、続いて各作業部会主査等より事後評価結果の概要説明をそれぞれ行った後、審議が行われた。

 審議の結果、各評価結果について本部会として了承された。

(傍聴者入室)

○議題3 その他

【平野部会長】
 それでは、議題3、その他に入らせていただきます。この部会で議論を頂いて、4月に改定をされました「文部科学省における研究及び開発に関する評価指針」の普及活動をしていただきたいというお願いをしたわけでありますが、事務局が、鋭意活動をしていただいておりますので、その説明をお願いします。

【高橋評価・研究開発法人支援室室長補佐】
 研究開発評価部会の方でまとめていただきました「文部科学省における研究及び開発に関する評価指針」につきまして、4月2日に文部大臣決定において改定したわけでございますが、その後、部会等の委員の先生方からの御意見等も踏まえまして、今後、この評価指針についてきちんと普及するようにという御意見がございましたので、その内容について簡単に御報告させていただきます。
 資料3でございます。まず、平成26年4月3日におきまして、プレスに資料配布、省内周知をいたしております。その後、4月17日に研究計画・評価分科会において報告し、4月25日に、文部科学省所管の国公私立大学、独立行政法人等を含めました891機関に対して、本評価指針を送付し周知しております。その後、内閣府の総合科学技術・イノベーション会議という名称変更に伴いまして、一旦、5月19日に一部改定をさせていただいております。その後、7月4日に総合科学技術・イノベーション会議第106回評価専門調査会において報告しております。それから、9月10日、平成26年度の研究開発評価人材育成研修において説明・周知するとともに、11月4日、平成26年度の文部科学省研究開発評価シンポジウムにおいても説明・周知をしております。
 なお、※(米印)に書いてございますけれども、省内の内部部局や、関係機関からの照会もございますので、それらについても随時対応しております。
 今後も引き続き、いろいろな会議等において周知を図っていきたいと考えております。
 以上でございます。

【平野部会長】
 ありがとうございました。
本日予定していた議題は以上でございますが、本日の部会における議題1及び2の決定事項につきましては、2月頃に開催予定の研究計画・評価分科会で御報告させていただきます。
 そのほか、事務局から連絡事項等ありましたら、御案内ください。

【高橋評価・研究開発法人支援室室長補佐】
 科学技術・学術審議会の委員の皆様におかれましては、今期の任期が平成27年2月14日までとなっております。今回の開催をもちまして、第7期としての研究開発評価部会につきましては最後となります。
 事務局を代表いたしまして、次長の岸本から、皆様の方に御挨拶を申し上げます。

【岸本科学技術・学術政策局次長】
 科学技術・学術政策局の岸本でございます。第53回研究開発評価部会の閉会に当たりまして、第7期の研究開発評価部会での御審議に対し、一言お礼の言葉を述べさせていただきます。
 平野部会長はじめ委員の皆様方には、この2年間、お忙しい中、本部会において貴重な御意見、御助言を賜りましたこと、心からお礼申し上げます。
 研究開発を効率的に推進するために評価が果たす役割の重要性及び評価システムの改革の重要性が指摘されておりまして、その中で大変有意義な御審議を頂き、我が国の科学技術・学術の振興のため、大きな役割を果たしていただいたものと考えております。特に、第4期科学技術基本計画を踏まえた「国の研究開発評価に関する大綱的指針」が、平成24年12月に内閣総理大臣決定されました。また、この大綱的指針の改定の内容のみならず、科学技術・学術審議会本部会等で御意見・御議論いただきました研究開発評価システムの改革についても重要事項を精力的に御審議いただきまして、本年4月に文部科学省の研究開発評価指針を決定することができました。文部科学省におきましては、引き続き、公正・透明な評価の実施、効果的・効率的な評価、評価体制の整備等に努めていく所存でございますので、今後とも御指導、御助言を賜りますようお願い申し上げ、簡単ではございますが、お礼の言葉とさせていただきます。
 ありがとうございました。

【平野部会長】
 ありがとうございます。
 それでは、私の方からお礼を申し上げます。
 今お話ありましたように、この部会の第7期は終わりでありまして、本日は委員会としては最後であります。この部会においては、机上に配付していただいております評価指針を整備・改革をすることについては、皆さん方の大変熱心な議論を頂きまして、ありがとうございました。また、事務局においては、鋭意その議論を整理し、また次の会に諮っていただけるように整えていただきましたことを、有り難く感謝申し上げます。
 冒頭申し上げましたように、年の最後にこうやって皆さん方にお集まりいただくというのは大変申し訳なく思っておりますが、大学等がちょうど終わったときで、集まっていただきやすかったかもしれません。最後の最後まで皆さん方に熱心な議論を頂きまして、大変有り難く思っておりますが、同時に、作業部会の方々、大変忙しいところを議論し、取りまとめを頂きまして、ありがとうございました。この評価が、いつも言われるように、適切に次のプログラム、また、その中のプロジェクトに反映されていきますことを願って、部会長としてのお礼と御挨拶にかえさせていただきます。
 どうもありがとうございました。
 それでは、事務局から、連絡事項をお願いします。

【高橋評価・研究開発法人支援室室長補佐】
 ありがとうございました。最後に、事務局から2点御連絡させていただきます。
 今回の議事録につきましては、部会運営規則第6条にのっとりまして、非公開の議事部分を非公開として議事録を作成し、各委員に御確認いただいた後、ホームページにて公表させていただきたいと存じます。
 本日の配付資料につきましては、机上資料と、資料の左肩に「非公開」と記載されております資料以外につきましては、お持ち帰りいただいて結構でございます。
 以上でございます。

【平野部会長】
 どうもありがとうございました。これで閉会させていただきます。
 よい年をお迎えください。

― 了 ―

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