(3)その他
今後は、地球温暖化、水循環、生態系の各分野で行われている個別取組のさらなる総合化に向けて、その道筋を明確にするとともに、様々な分野の利用者が共有的なデータにアクセスできる基盤情報システムとして拡張することが重要である。特に、以下の4点に留意の上、「データ統合・解析システム」を推進することが望ましい。
- 社会・国民に有用な情報抽出、分野間連携による実用的価値の創造に向けた取組とともに、観測データを社会的・科学的に有用な情報へと変換し、それを国際的に共有するという目的に沿った意義のある社会共通データセットとして展開すること。そのためには、「データ統合・解析システム」の終了までに、分野共通のデータセット一覧、モデル一覧、データ処理機能一覧等、本システムの将来的な姿を明確にすること。
- 「データ統合・解析システム」でなければ出来ないことを明確にするとともに、その有効性を伝え広める工夫・努力を行い、国内外との情報共有に向けた戦略とそのロードマップを確保すること。
- 「データ統合・解析システム」の活用度や有効性を計るために、行政機関や研究機関等から提供されたデータ投入量、及び解析のために読み込まれたデータアクセス量を把握すること。
- システムの恒常的運用及び継続的開発に責任を持った体制を確保するために十分な検討をおこなうこと。
以上