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資料2−2

第3回 BA運営委員会の開催結果について(概要)

平成20年6月4日
文部科学省研究開発戦略官付

1.日時

5月15日(木曜日)8時30分〜12時30分

2.場所

六ヶ所村文化交流プラザ・スワニー(青森県六ヶ所村)

3.主な出席者

(欧州側委員)

Octavi Quintana Trias 欧州委員会研究総局エネルギー局長(欧州代表団長)
Serge Paidassi 欧州委員会研究総局核融合課長代理
Bernard Bigot 仏原子力庁最高顧問
Carlos Varandas 高等技術研究所核融合研究センター

(日本側委員)

林 幸秀 文部科学審議官(日本代表団長、議長)
松本 勝弘 外務省軍縮不拡散・科学部国際科学協力室課長補佐
松田 慎三郎 日本原子力研究開発機構執行役(司会)
須藤 滋 核融合科学研究所副所長

4.主な内容

(1)各事業の2007年次報告の承認

1)国際核融合材料照射施設の工学実証・工学設計活動(IFMIF/EVEDA)

  • 事業長及び事業チーム員5名の専門家を任命
  • 作業分類構造(WBS)を作成
  • 機器の調達取決めの詳細・明確化を開始
  • IFMIF/EVEDA開発試験棟(加速器建屋)の建屋建設工事について、実施設計作成、実施機関間で調達取決めを締結
    • 2008年3月 工事契約
    • 2010年3月 完成予定

2)国際核融合エネルギー研究センター(IFERC)

  • 事業長を任命
  • 原型炉設計研究開発に係るワークショップ1回及び計算機シミュレーションセンターに係る技術会合を2回開催
  • 原型炉設計研究開発に関し緊急に実施すべき作業項目について、両実施機関間で調達取決めを協議、合意
  • 管理研究棟、原型炉R&Dセンター棟、計算機遠隔実験センター棟の建屋建設工事について、実施設計作成、実施機関間で調達取決め締結
    • 2008年3月 工事契約
    • 2009年3月 管理研究棟完成予定
    • 2010年3月 原型炉R&Dセンター棟、計算機遠隔実験センター棟完成予定

3)サテライト・トカマク計画

  • 事業長及び事業チーム員5名の専門家を任命
  • 統合設計のための統合組織体制を構築
  • 統合設計を実施(2008年12月運営委員会へ提出予定)
  • 作業分類構造(WBS)、共通運営・品質保証計画書(CMQP)を作成
  • 真空容器製作などの調達について、実施機関間で調達取決めを締結

(2)2008年以降の事業計画の承認

1)国際核融合材料照射施設の工学実証・工学設計活動(IFMIF/EVEDA)

  • 欧州調達分の加速器について超伝導化への変更を承認
  • 事業長に対し、実施機関と協力してスケジュール評価を行うことを要請。

2)国際核融合エネルギー研究センター(IFERC)

  • 六ヶ所サイトに設置する最先端のスーパーコンピュータの選定等に関し、特別作業グループの設置・実施要領を承認
    • 2008年6月末まで:特別作業グループ員の指名
    • 2009年末まで:ベンチマークコードの選定
    • 2010年末まで:技術仕様の準備
    • 2010年中ごろ:保守、運転条件等の評価
    • 2011年末まで:計算機センターの整備

3)サテライト・トカマク計画

  • 事業長に対し、次回運営委員会に仕様詳細、コスト、スケジュールを含む統合設計報告書を提出することを要請。

(3)他のITER(イーター)加盟極の参加ガイドラインの承認

 ガイドラインの内容は以下のとおり。

  • 1参加原則
    参加国は各BA事業に参加
  • 2参加形態
    研究者派遣、機器供与、資金参加等
  • 3参加方法
    参加国は、BA運営委員会と実施取決めを結び(注)、自国実施機関を指定。参加国実施機関は、日欧の実施機関と調達取決めを締結。
  • 4知的財産権の取扱い
    • 参加している共同研究において日欧が知的財産を生み出した場合、参加国は当該知的財産の実施権を許諾される。
    • 参加国が参加した共同研究で知的財産を生み出した場合、実施機関(原子力機関等)、当該事業長及び日欧に実施権を許諾する。
  • (注)参加国はBA協定締約者にはならない

 なお、本ガイドラインは、来月開催が予定されているITER(イーター)理事会において、日本が各極に紹介することとなった。

(4)運営委員会事務局の登録及び事務局員の追加任命

  • 事務局を六ヶ所村に設置、駐日国際機関として外務省に登録することを確認
  • 六ヶ所村駐在職員として事務局員1名を追加任命

(5)次回会合の日程

第4回BA運営委員会は、本年12月10日(水曜日)にドイツ・カールスルーエ研究所で開催することを決定。

(参考)幅広いアプローチ(BA)活動の最近の進捗

  • BA協定発効(2007年6月)
  • 第1回BA運営委員会(2007年6月:東京)
  • 国際核融合エネルギー研究センター開所式(2007年7月)
  • 第2回BA運営委員会(2007年11月:スペイン・バルセロナ)
  • 建屋建設工事契約(2008年3月)
  • 機器製作等の調達開始
    • サテライトトカマク:真空容器の調達等(2008年3月)
  • 第3回BA運営委員会(2008年5月:青森県六ヶ所村)
  • 日欧以外のITER(イーター)加盟極のBA参加ガイドラインを策定(2008年5月)