安全・安心科学技術委員会(第23回) 議事録

1.日時

平成22年7月2日(金曜日) 16時~18時

2.場所

文部科学省 15階 科学技術・学術政策局会議室1

3.議題

  1. 平成22年度 科学技術振興調整費(安全・安心な社会のための犯罪・テロ対策技術等を実用化するプログラム)採択の報告[公開]
  2. 安全・安心科学技術プロジェクト(テロ対策)平成19年度採択課題 (株式会社日立製作所、東京大学、東北大学)事後評価[非公開]

4.出席者

委員

板生 清 委員主査、岸 徹 委員主査代理、大野 浩之委員、四ノ宮 成祥委員、土井 美和子 委員、奈良 由美子 委員、橋本 敏彦 委員、堀井 秀之 委員、

文部科学省

泉 紳一郎 科学技術・学術政策局長
渡辺 格 科学技術・学術政策局次長
新田 浩史 科学技術・学術政策局安全・安心科学技術企画室長

5.議事録

<開会>

【板生主査】  議題紹介と、議題2に機微情報等を含むため非公開にする旨の説明。

【新田室長】  配付資料確認

<議題1. 平成22年度 科学技術振興調整費(安全・安心な社会のための犯罪・テロ対策技術等を実用化するプログラム)採択の報告>

【新田室長】  資料1-1、1-2、1-3に基づき平成22年度新規採択課題9件の説明。

【板生主査】  9件の採択課題に対しての質問、コメント等あれば、お願いする。

【土井委員】  9件のうち日立製作所と東北大学のものが、本日ご説明いただく、安全・安心科学技術プロジェクトの21年度に終了したものと同様になっている。これは継続課題なのか。

【新田室長】  2課題の基本技術については、平成21年度終了の安全・安心科学技術プロジェクトの技術をもとにしている。しかし、継続課題という審査の仕方ではなく、他の提案課題と同じ条件で審査を行なっていただいている。日立製作所の場合、これまで対象にしていた物質以外の危険物質に対する検知装置を開発するという課題。東北大学の場合、装置全体のさらなる軽量化・小型化、機能向上の研究開発要素を行う課題である。

【板生主査】  そのほか、質問、コメント等はありますか? 関連府省庁は、当然ながら警察庁はほとんど全部入っている。入っていない課題が1つあるが、警察と非常に密接な関係で犯罪・テロ等対策の技術開発を進めていくということで採択されている。テロ対策に関しては、科学技術振興調整費という、実装までを含んだ、新しい研究開発の仕組みの道が開けたということ。安全・安心科学技術委員会としては、こうした府省庁連携分野における研究開発の発展が期待される。 他に質問が無ければ、今後の課題管理等を含めて、事務局から補足を。

【新田室長】  資料1-1、1-2に基づき、課題管理、再審査の方法について説明。

【板生主査】  何かご質問があればお願いする。 諮問委員会を設置し、課題をさらによりよきものにするために、委員の先生方からのご指導をいただきながら進めていくということになる。 質問、コメントが無ければ、議題1については以上で終了。

【板生主査】  冒頭に説明したとおり、議題2については非公開。事務局から、注意点、進行の案内、非公開部分の扱い等について、説明を。

【新田室長】  議題2については、主査から発言のとおり、テロ対策技術の研究開発結果について、審議、評価する内容となっている。 開発の機微な技術的情報、機器の性能を一般に公開することは、「公共の安全を脅かすおそれがある」と判断されるので非公開という扱いとなる。傍聴者の皆様にはご退出をお願いする。 議題2で審議した評価結果については、後日、文部科学省のホームページ上で公開を行う。

── 了 ──

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