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資料4−2
国として戦略的に推進すべき基幹技術の概念について(案)


 これまでの委員会における議論を踏まえると、国として戦略的に推進すべき基幹技術とは、以下の概念として整理できるのではないか。

1. 基幹技術とは、以下の3つの要件から構成される。
1 産業の国際競争力の維持・強化に結びつくもの
2 安心安全な社会の実現に結びつくもの
3 国際社会におけるリーダシップの発揮に結びつくもの

2. ここで考える基幹技術の体系はターゲット、プロジェクト・システム、技術・知識という階層構造からなる。

ターゲット】
我が国のあるべき姿の実現に向けて取組むべき、上記3要件を満たす具体的な科学技術振興のための戦略目標(「何をなすべきか」を具体的に導出できるもの)。
(例)
  我が国が将来にわたって安定的に生存していくために必要な資源の確保(エネルギー、食糧などの安定的な確保)
  既に我が国が優位性を有する分野における更なる優位性の確保

プロジェクト・システム】
ターゲットとして掲げた戦略目標の達成のために、我が国の持つ技術力を結集(それまでに得た知識や要素技術の統合化)し、技術の実社会への組込みに向けた実証を目的として実施されるトップダウン型の施策。実社会への組込みに向けて関係府省とも連携をとりつつ、集中的に研究開発資金を投下して行われるもの。

技術・知識】
ターゲットに掲げられた戦略目標達成のために設定されたトップダウン型施策の実施にあたって、統合の対象となる技術や知識。基礎研究の成果として得られたものや、既に実施されたプロジェクトなどの波及効果として得られたものを含む。

3. 技術・知識をプロジェクト・システムにまで統合する「統合化技術」についても、基幹技術と位置付ける。


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