平成22年6月29日(火曜日) 15時~17時30分
文部科学省 3F 2特別会議室
濱田主査、天野委員、荒卷委員、今井委員、上田委員、岡田委員、碓井委員、折坂委員、国崎委員、佐土原委員、重川委員、清水委員、首藤委員、寶委員、武井委員、田中委員、中尾委員、林委員、福和委員、松澤委員、村田委員
森本審議官、鈴木地震・防災研究課長、南山防災科学技術推進室長 他
【南山防災科学技術推進室長】
それでは、お時間になりましたので、防災分野の研究開発に関する委員会の第58回を開催させていただきたいと思っております。
本日は、委員21名中、全員ご出席と連絡いただいております。お忙しいところ、大変ありがとうございます。
〈 配布資料確認 〉
なお、本日、議題が2つございまして、防災分野の研究開発における重点事項についてが1つと、これは公開でございますが、2番目の首都直下地震防災・減災特別プログラムの中間評価につきましては非公開という形でさせていただきたいと思っております。
事務局からは以上でございます。では、主査の濱田先生、お願いいたします。
【濱田主査】
それでは、以下の議事の進行をさせていただきます。事務局から説明がございましたように、本日は2つの議題がございます。最初の議題は、防災分野の研究開発における重点事項についてでございます。2番目は、首都直下地震防災・減災特別プロジェクト中間報告であります。
まず、最初の議題でございますが、これにつきましては、第56回、第57回におきまして、1点目として、防災分野の研究開発における国際協力を推進加速するために議論すべき論点・方向性、2点目として、平成23年度概算要求における防災分野の重点事項について、この2点について、委員の先生方からご意見を伺いました。このうち国際協力の問題に関しまして、事務局のほうで取りまとめをしていただきましたので、まず事務局からご説明をいただきたいと思います。お願いします。
【鈴木地震・防災研究課長】
地震・防災研究課長の鈴木でございます。それでは、資料の58-3に基づきましてご説明をさせていただきます。
〈 資料58-3について説明 〉
【濱田主査】
どうもありがとうございました。国際協力のあり方につきましては、引き続きこの委員会で議論をしていきます。本日、出していただいた資料は、2回にわたる委員の皆様の意見をまず1次取りまとめしていただいたものです。これをもとにさらに議論を重ねていくことになろうかと思います。最終的には、委員会としての報告書という形になるかどうかまだわかりませんが、委員会から何らかの形で発信とさせていただきたいと考えています。
それから、平成23年度の概算要求に向けて取り組むべき重点課題でございますが、これについても、いろいろご意見をいただいております。ご説明がありましたように、7月22日の本委員会、それから、8月の事前説明、そういうところで改めて議論をしていきます。委員の方々のご意見を踏まえた案をお出しいただいて、議論をしていくことになろうかと思います。
それでは、この取りまとめにつきまして、ご意見等ございましたら、お願いしたいと思います。ご自分の発表されたことが含まれていないとか、そういうことでも結構でございますので、ぜひお願いしたいと思います。まだ、これは1次の取りまとめですから、やや羅列的なところがあるのではないか。これから議論を深めて、この委員会として何を重点的に発信するかというようなことを議論していきたいと思いますが、ご意見をいただきたいと思います。
【中尾委員】
意見というより、簡単な質問なのですが、58-3の資料で、その3ページ目の5.の(1)番の一番下のE-ディフェンスなど云々というところの施設を活用した人材獲得という意味がわからないのですけれども、これはどういう意味ですか。
【鈴木地震・防災研究課長】
世界から研究者の方に来ていただいて、交流の拠点的にしていったらいいんじゃないかというのが全体的にあるものですから、防災分野で、わかりすいのは、E-ディフェンスが例を挙げましたけれども、獲得というのは、そういう点では用語が適切ではないのかもしれません。どんどん世界から研究者の方に来ていただいて、研究をやってネットワークを世界につくっていったらいいのではないかということです。
【濱田主査】
ほかにいかがでしょう。これは前もって委員の方にお送りいただいておりますか。今日が初めてですか。そうしますと、これはお目通しいただいて、ご意見があれば、この委員会終了後で結構でございますので、メモを事務局にご提出いただくということにしたいと思います。特段なければ、この中間報告を受けたということにさせていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。
それでは、1番目の議題が終わりましたので、2番目の議題に入ります。首都直下地震防災・減災特別プロジェクトの中間評価に入ります。
事務局から申し上げましたように、これから非公開になりますので、一般傍聴の方はご退室いただくようお願い申し上げます。
〈 非公開 〉
【濱田主査】
それでは、もう時間が過ぎましたので、第58回の委員会を終了したいと思いますが、事務的な連絡は何かございますか。
【南山防災科学技術推進室長】
繰り返しになりますが、次回が7月22日、木曜日、13時30分から17時、その次が8月5日、木曜日、13時30分から17時、ここの同じ場所で行わせていただきますが、ひとつよろしくお願いいたします。
【濱田主査】
以上で委員会を終了します。どうもありがとうございました。
研究開発局地震・防災研究課防災科学技術推進室