資料1-2 先端研究基盤部会に所属する委員会等における議論の進め方について

平成27年3月25日
先端研究基盤部会

先端研究基盤部会に設ける各委員会及び各作業部会は、以下の方針に従い、連携して、調査・検討等を進めることとする。

1.共用プラットフォーム委員会及び先端計測委員会の連携
プラットフォームにおける計測分析ニーズに合致する技術・機器を、先端計測分析技術・機器開発プログラムで開発し、開発された技術・機器をプラットフォームに組み込み、ユーザーへの周知及びユーザーからのフィードバックの取得により、実用化を促進する仕組みを検討すべく、両委員会が連携して調査・検討等を行う。

2.共用プラットフォーム委員会及び量子科学技術委員会の連携
2.1 光ビームプラットフォームと先端大型研究施設の連携強化
光ビームプラットフォームの機能を最大限に発現するための取組強化に向けて、先端大型研究施設における先行的な取組を効果的に取り込むための方策について、両委員会が連携して調査・検討等を行う。

2.2 光ビームプラットフォームの高度研究支援専門職(仮称)等の育成・確保の促進
先端大型研究施設の利用促進機関に蓄積されている研究・施設運用上の知見やノウハウ等を積極的に活用しつつ、光ビームプラットフォームにおける高度研究支援専門職(仮称)、コーディネータ、アドミニストレータ等の専門人材の育成・確保を促進するための方策について、両委員会が連携して調査・検討等を行う。

3.共用プラットフォーム委員会、先端計測委員会及び量子科学技術委員会の連携
XFEL-放射光-電顕-その他の装置の各施設・設備等の特性や利点・限界を踏まえ、その科学的・政策的意義等について整理し、今後の我が国における先端計測設備・施設の整備・運用に活かすための方策について三委員会が連携して調査・検討等を行う。

4.作業部会との連携
4.1 基盤技術作業部会
(1)基盤技術作業部会における研究開発・技術動向の調査分析については、速やかに事務局を通じて各委員会に情報提供を行う。
(2)基盤技術作業部会は、各委員会の要請に応じ、適宜、個別技術・研究開発分野動向について調査分析を行い、委員会に報告する。その際、合同部会等柔軟な審議運営に努める。

4.2 研究基盤環境形成作業部会
(1)高度研究支援専門職(仮称)について、平成26年度調査に基づき、分析し、事務局を通じて各委員会に情報提供を行う。
(2)研究基盤環境形成作業部会は、各委員会の要請に応じ、適宜、研究環境の形成・整備・運用・人材について調査分析を行い、委員会に報告する。その際、合同部会等柔軟な審議運営に努める。

お問合せ先

科学技術・学術政策局研究開発基盤課

橋本、麻田

(科学技術・学術政策局研究開発基盤課)