資料4-1 当面の議論の進め方について(案)

科学技術・学術審議会
人材委員会(第33回)
平成17年5月30日

 「第3期科学技術基本計画の重要政策-知の大競争時代を先導する科学技術戦略-」においては、第3次提言までの人材委員会の議論を踏まえ、多様な研究者の活躍促進(女性・外国人の活躍促進)、若手の自立性向上(若手向き研究費の充実、テニュア・トラック制の導入支援)、大学院教育の改革、初等中等教育段階からの人材養成などの施策の推進が掲げられている。
 一方で、第3次提言において今後引き続き検討することとされた、ポストドクター等の実態を踏まえた支援の在り方等について、人材委員会として議論を行っているところであるが、当面、以下のように検討を進めていくことはどうか。

  •  平成18年度に取り組むべき施策については、将来的な人材需給の問題や、若手研究者の処遇に関する問題、博士号取得者の社会の多様な場面での活躍促進など、科学技術関係人材に関する問題の多くが、ポストドクター等のキャリアパスに関する問題について集約されていることから、この問題を中心に取り上げる。(次回会議において考え方を取りまとめ)
  •  7月以降は、中間的に取りまとめた考え方を元に、より実効性ある施策の実施に向け、若手研究者や関係機関などの意見を幅広く聴取し、それを元に議論を深めていくこととする。

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