4-9.バイオ分科会
※バイオ分科会は、第2回全体会議において設置が報告された。
【平成20年度の検討課題】
○ 産業界がバイオ系学生に求める素養と大学教育内容とのギャップを把握した上での、バイオ分野に必要な技術(スキルスタンダード)のコースワークカリキュラムの検討。
○ コミュニケーション能力やマネジメント能力に関係するソフトスキルを身につけるためのカリキュラムの検討。
○ 高度理工系人材の育成策に関する産学官の役割の検討。
○ 産学交流(人事交流、インターンシップ等)の阻害要因とその対応策。
○ バイオ技術に対する国民理解を推進するための教育のあり方。
【平成20年度の検討の進め方】
○ 上記の検討課題への対応策として、バイオ分科会に2つのワーキンググループを組織し、議論を深める。
(1)大学教育プログラムワーキンググループ
<大学教育プログラムワーキンググループにおける論点(案)>
- 多岐にわたるバイオ系大学部局の中で本分科会が教育プログラム検討の対象とする部局の明確化を行う。
- 当年度の具体的取り組みの対象と教育プログラムのコンセプトを明確にする。
- モデルとなる大学部局に対して企業、行政現場等の講師を派遣するプログラムを検討する。プログラムにはインターンシップやソフトスキルを涵養するための科目を考慮する。
(2)産学交流ワーキンググループ
<産学交流プログラムワーキンググループにおける論点(案)>
- バイオ分野における産学交流の阻害要因について、大学院博士課程のあり方などさらに議論が必要な問題を検討する。
- バイオ系企業におけるインターンシップの拡大策について検討する。
- バイオ分野における産学交流の拡大を支援するため、モデル的な場として大学生、大学院生、大学教員、企業人を集めるバイオキャンプを企画する。