資料2-6 「文部科学省における研究及び開発に関する評価指針」の見直しについて

1.「文部科学省における研究及び開発に関する評価指針」の位置付け

○「文部科学省における研究及び開発に関する評価指針」(以下「評価指針」という。)は、平成17年3月に内閣総理大臣決定された「国の研究開発評価に関する大綱的指針」(以下「大綱的指針」という。)を踏まえて、同年9月に、科学技術・学術審議会の建議を受け、文部科学大臣が決定。
○評価指針は、文部科学省の行う研究及び開発に関する評価のガイドラインであり、文部科学省内部部局は、評価指針に基づき評価を実施。研究開発を行う機関等は、評価指針を参考に、それぞれ適切な方法により実施。

2.見直しの方向

○平成20年3月より、総合科学技術会議評価専門調査会において、大綱的指針の見直しに向けた検討を開始。
○同年10月の総合科学技術会議本会議で新たな大綱的指針が決定され、内閣総理大臣決定される予定。新たな大綱的指針は、平成21年度より適用予定。
○新たな大綱的指針の方向
 -厳正で的確な評価の実施を通じて優れた研究開発の成果を創出し、それを次の段階の研究開発に切れ目なく連続してつなげ、研究開発成果の国民・社会への還元を迅速化する。
 -研究者の研究開発への積極・果敢な取組を促し、また、過重な評価作業負担を回避する、機能的で効率的な評価を実施する。
 -研究開発の国際水準の向上を目指し、国際競争力の強化や新たな世界的な知の創造などに資する成果の創出を促進するよう、国際的な視点から評価を実施する。
○新たな大綱的指針を踏まえて、平成20年度中に評価指針の見直しが必要。

3.見直しの進め方のイメージ

平成20年10月~12月  科学技術・学術審議会研究計画・評価分科会研究評価部会において、評価指針の見直しに向けた検討を実施。
平成20年12月  評価指針(案)に対する一般からの意見募集。
平成21年1月  科学技術・学術審議会研究計画・評価分科会研究評価部会、研究計画・評価分科会において審議。
平成21年1月  科学技術・学術審議会総会において審議。文部科学大臣は、評価指針の見直しを決定。

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科学技術・学術政策局政策課

(科学技術・学術政策局政策課)

-- 登録:平成21年以前 --