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国立科学博物館部会(第29回) 議事録

1.日時

平成19年7月6日(金曜日) 13時~15時

2.場所

国立科学博物館 4階 大会議室

3.出席者

委員

山本委員、柿崎委員、江上委員、村井委員、中川委員、堀委員、高木委員

文部科学省

中田大臣官房審議官、平林社会教育課長、栗原地域学習活動推進室長 その他関係官

オブザーバー

佐々木館長、北見理事、松原地学研究部長、平野経営管理部長、前田展示・学習部長、上野広報・サービス部長、真下財務課長他関係者

4.議事録

(1)部会長の選任について

 各委員の互選により、山本委員が部会長に選任された。続いて新任の委員の挨拶及び事務局の異動報告が行われた。

(2)平成18年度事業評価について

 佐々木館長より、国立科学博物館における事業の取組及び今後の方向性について説明がなされた後、平成18年度の事業評価について事務局より資料2、参考1~5について説明がなされた。各委員からの主な意見等は以下のとおり。

【委員】

 評価の評定を行う場合どのような区分で評定をつければよいのか。資料5の実績の記載している部分は細かく分かれているが。

【事務局、科博】

 例えば、資料5の最初の頁から8頁の「研究者等の人材育成の状況」までが、一つの区切りになっており、評定欄の実践及び点線の区切りごとに評定をつけていただく形になる。

【委員】

 つまり、これはいわゆる3階層の政策体系になっていて、それぞれを評価するという理解でよいか。

【事務局、科博】

 そのとおり。

【委員】

 資料の5の2枚目にあるものがすべての体系ということか。説明の中で、これまでは評価を行う単位が事業レベルで細かすぎていたという話があったが、事業というのはこのまた下のレベルということか。

【事務局、科博】

 そのとおり。資料5における自己評価の記載の中には、定量的な目標値に対する達成度が記載されているものもあり、その部分はわかりやすい部分だが、それも含め数字だけでは見えないところを、正にご議論いただいて総合的に評価していただくことになる。
 従来は事業に対する評価を詳細にやっていたが、文部科学省独立行政法人評価委員会の総会で、全体を見ていた方がよいだろうという話で大くくりになった。

【委員】

 同じ資料5の1枚目の全体評価は、各委員は記入しなくて、委員会の場でディスカッションして決めるということでよいか。

【事務局、科博】

 基本的にはそうだが、気がついたところなどを、審議の中で出していただき、それをまとめてお伺いするという手順となっている。お気づきの点があれば、随時出していただきたい。

【委員】

 確認だが、定量的な指標がちりばめられていると思うが、各項目の中に、多いものもあれば少ないものもある。この評価単位で定量的な指標が何パーセントに対して、例えば、全ての資料の平均は何パーセントとかというようなところはすぐ分かるような形で示していただけるのか。

【事務局、科博】

 例えば、平均論文本数の所でいえば、Aが2本以上、Bが1.4本以上2本未満、Cが1.4本未満という基準を示している。平成18年度の実績は出ているので、これによってこの部分の実績値の価値を計っていただきたい。

【委員】

 説明のとおりだと、2本以上が本当にAでいいのかどうかという議論は必要ないということか。

【委員】

 その辺のところもご意見があれば出していただいて、他との調整みたいなことも必要になるかもしれない。複数の法人で共通な指標の部分については、ある法人だけすごく厳しくてというのは公平性に欠ける。

【委員】

 定性的な業績についての説明の中に数字がいろいろ織り込んであるよりも、定量的な部分がグラフ等見やすい資料で整理されているものがあったらよいと思う。

【事務局、科博】

 資料5においては、中期目標及び計画における定量的な部分について下線を付しているが、こういう数値についてもぜひ定性的な評価のために必要ということであれば、おっしゃっていただきたい。

【委員】

 イメージとしては、参考資料の7の3枚目の満足度調査のグラフのようなものかと思う。そうすると全体の流れの中で数字の意味が把握できると思われる。

【委員】

 文部科学省の「これからの博物館の在り方に関する検討協力者会議」の討議の中で問題になったことだが、往々にして自然史系博物館の研究対象物は、岩石、動物、植物等の研究は博物館における研究だということになっている。しかし、一般的に博物館資料を収集し、展示をして教育をするという他の研究施設にはない機能を持っている。このような教育普及部分の研究というのは従来なおざりにされていて、最近になって非常に盛んになってきた経緯がある。しかし、このような研究が、学術研究として正当な評価を受けられないような雰囲気がまだ残っている。そのような意味で、今般、常設展の「日本館」というものを造られたわけだけれども、日本館ができるまでのプランニングとその中の積み上げというのは、ものすごいものだと思う。それは論文に仕上げればすごい価値があるもので、非常に参考になるものと思う。従ってこの論文数というのは単に自然対象物の研究ということではなくて、博物館本来の研究という、資料の収集と展示を報告したものというように考えるべきではないかと思う。科博が博物館が本来もっている博物館らしさというものを評価していくようになれば、他の博物館でもそのような状況に変わってくると思う。ぜひそういうものも本数の中の要素に入るような方向で考えていただきたい。

【委員】

 今のご意見は、資料2と関わりがある。例えば、先ほど説明があったように、まずA、B、Cで評価し、さらにS、Fがある。このSの扱いをそれぞれの項目で考えていくしかないが、コレクションのように、ある時点で急激に増えることもあり、それだけの努力があってこうだったらSにする、というような検討を行う必要があると思う。

【委員】

 大くくりにした上で、なおかつ協議の上でSとかFとかいうように決めるということか。

【委員】

 大くくりのほうでいくか、特化してところがあるからそこをSとするかは、この部会での議論になる。今までSはなかったので、その辺をぜひ心得ておいていただきたい。

 意見交換の後、資料2については原案どおりとし、資料5の様式に基づいて評価を行っていくことが了承された。続いて、事務局及び科博より資料3~5、参考6~8に基づいて平成18年度業務実績及び財務諸表について説明が行われた。委員からの主な意見は次のとおり。

【委員】

 第二次中期計画期間における年度及び5年間の目標値に関する資料を示していただきたい。

【事務局、科博】

 次回の部会でお示ししたい。

【委員】

 これまでの進め方では、次回までに資料をよく読んで、あらかじめ質問をメモで出し、なおかつヒアリングのとこでお聞きするいう流れになると思うが、本年度についても同じような理解でよいか。

【事務局、科博】

 資料6の質問票にご記入いただき、次回までに提出いただければと思う。

 各委員から平成19年7月11日(水曜日)の午前中までに資料6の質問票を事務局に提出する旨了承された。

(3)その他

 資料7に基づき今後のスケジュールについて事務局から説明があり、7月31日(火曜日)の部会について、当初よりよりも1時間延長し、15時から18時で開催する旨了承を得た後、散会となった。

-以上-

お問合せ先

生涯学習政策局社会教育課

-- 登録:平成21年以前 --