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国立科学博物館部会(第23回) 議事録

1.日時

平成17年8月22日(月曜日) 15時~17時20分

2.場所

古河ビルF2会議室

3.出席者

委員

山本委員、樫谷委員、中川委員、堀委員、松野委員、原委員

文部科学省

三浦社会教育課長、大山社会教育課地域学習活動推進室長、その他関係官

オブザーバー

(法人)
 北村理事、船戸経営管理部長、前田展示・学習部長、平野広報・サービス部長、その他関係官

4.議事録

(○:委員、●事務局)

(1)平成16年度事業評価について

 事務局より資料2について、前回の審議以降加えられた全体評価及び項目別評価の修正点について説明がなされ、委員より確認された。

(2)役員退職にかかる業績勘案率について

 事務局より資料3、4、5と参考資料1について説明がなされ、続いて資料4に基づき国立科学博物館より個人業績及び館長による評価結果が報告された後、質疑を行った。各委員より出された主な質問・意見は次のとおり。

○:館の評定は中期目標に対する館内部での貢献度が中心となっているが、外部への活動については、どのように評価すべきか。

●:対外的なプレゼンスは館長の観点例の柱には含まれるが、理事については観点例に明記されておらず評価に苦慮した部分がある。

○:館長と理事が貢献すべき内容は当然差があってしかるべきだが、両方評価すべき。

 (退職金の)財源的な制約や目標を考えると3段階評価が適切ではないか。

○:次期中期目標・中期計画では目標をより具体的にし、評価のプラスとマイナスが明確になるようにすべき。

 質疑の後、業績勘案率について審議の上、当部会の案を決定した。総務省政策評価・独立行政法人評価委員会へ通知後、意見等なき場合部会決定となる旨確認された。

(3)次期中期目標・中期計画について

 事務局より資料6及び参考資料2から6についての説明がなされた後、審議を行った。各委員より出された主な意見は次のとおり。

○:中期目標は、先般の業績勘案率の基準におけるレベル3や4のように挑戦的な内容の目標も入れた方がよい。その際、根拠を明確にして設定すべきである。

○:今後の評価を考えると数字の内容分析が重要である。例えば企画展を実施した際の入館者数の総数も大事だが、設定した顧客のターゲット層の獲得がどの程度達成されたのか、係数設定などして見られるようにした方がよい。

○:科博は民間が実施できない基礎的研究を中心に据え、企画展は研究成果の国民への還元として大事にしていただきたい。学校現場の理科教育への協力等は価値がある。次期中期目標・中期計画で重点化していただきたい。

○:未来へ蓄積すべき基礎的研究と生涯学習への貢献のバランスを評価で見えるようにする点は数的評価では難しかった。バランスはよく考慮すべき。また、量的な評価から質的な評価へ、例えば利用者数でも内容的な目標を策定しないと、数値だけで測ることにはいずれ限度がある。リピーターの獲得についても同様。広報活動の具体的な目標をどうとらえるか重要。

●:リピーター等の定義が必要となるが計測は可能だと考えている。

○:量と質をどう組み合わせるか問われる。開発的かもしれないが、質を指標に立てていき、例えば、入館者数でも子どもの占める比率や、入館者一人あたりの経費、一日当たりの経費など指標として掲げていく。各数値指標を並べて示された曲線が全体のプロフィールとなり突出した点が質といえる。このような考え方でいけば、質と量の問題がクリアできるのではないか。

○:評価も科博においてライトタッチにできうる部分とチャレンジ的な分野で重点的に評価すべき点を工夫してはどうか。

○:友の会には、科博の基礎的部分にコミットするフェローと受益者としての利用者がいるが、後者が協働していくようになれば望ましい。例えば、友の会会員を増やすようなことが中期目標に含まれると評価しやすい。

○:タイプ標本は領域別に分けて数字だけでも積み上げてほしい。

●:タイプ標本の確保について目標をたてることは困難であり、かなり挑戦的な目標になってしまう。この目標を他の目標と同列に見るのはなじまないのではないか。

○:新しい企画を進める上で、何が必要かはマネジメントする側が決めないと進まない。フレームワークを作り、標本の評価は難しいが、科博にモデルを示してほしい。

○:目標の内容は大変優れている。これが言葉だけでの理解だけではなく、インパクトを持ち、職員の意識をどう高めるか、館長のマネジメントが重要。

○:部会としては、希少価値のある研究を評価し、示していくことが必要。

○:国際的な動向を見ても(標本資料の)グルーピングが必要視されている。ワシントン条約でも動植物について4段階の評価を示し、毎年改訂している。恒常的な努力がないと維持できない。

○:他ではできない優れた研究があるので、一般の人によく見えるものをターゲットとするなど、科博の存在意義が示されるような仕組みが欲しい。

 次期中期目標・中期計画については今後も部会を通じて意見をいただく予定とし、本日の議事概要については、文書にて了承いただくことを確認し、散会となった。

-以上-

お問合せ先

生涯学習政策局社会教育課

-- 登録:平成21年以前 --