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国立科学博物館部会(第19回) 議事録

1.日時

平成17年6月20日(月曜日) 10時30分~13時

2.場所

文部科学省10F3会議室

3.出席者

委員

山本委員、樫谷委員、中川委員、永井委員、堀委員

文部科学省

三浦社会教育課長、大山社会教育課地域学習活動推進室長、その他関係官

オブザーバー

(法人)
 北村理事、船戸経営管理部長、前田学習推進部長、平野広報・サービス部長、その他関係官

4.議事録

(○:委員、●事務局)

(1)部会長の選任について

 各委員の互選により、山本委員が部会長に選任された。

(2)独立行政法人国立科学博物館の見直し案について

 事務局より、平成16年12月24日に行政改革推進本部で決定された独立行政法人国立科学博物館の見直し案について資料3及び参考資料1に沿って報告が行われた。報告が行われた後、各委員より出された主な意見は次のとおり。

○:研究について、大学において実施されている同種の研究とは明確に異なる研究とわけることができるのか。

●:大学の研究は研究者の自由な発想に基づいているが、科博では組織のミッションとして研究を行っている違いがある。また、大学の研究は分子生物学などにシフトしてきている。

○:科博の研究が資料3に掲げている1~3にどのように分類されるか明確にする必要がある。不足している所は何処か、何のための研究であるかが大事である。

○:科博は自然科学と科学技術の二つの分野を両立していることがプラスの面が強くになるのではないか。科学技術の振興というと人間のためにという面が強くなり、20世紀は負の部分が多く出たのではないか。自然との共生という課題からも、科博では自然科学と科学技術の分野が並列し、相互作用するという点で他には無い特徴がある。この点を強調するような方策が今後必要ではないか。

○:人間の生活は便利になったが、生物の分野では、同じ地球上生物の1/4が絶滅危惧種である事実もある。このような状況からも科博の自然科学と科学技術分野の両立の視点が生きてくる。

○:今行われている愛知万博においては、「自然の叡智」ということをテーマにしており、一方で先端技術といった科学技術の両面性がある。このような総合的に捉える考え方が科博の役割となっていくのではないか。

○:自然の保護と科学技術の発展といった、従来相容れないものをいかに調和していくかという点が課題であり、科博で行っていくべき分野ではないか。
 意見交換の後、見直し案の具体化については、中期目標・計画の審議の際に再度審議を行うこととなった。

(3)平成16年度の事業評価について

 事務局より資料3、4、5、6に基づいて説明が行われた後、各委員より出された主な意見は以下のとおり。

○:費用対効果とは相容れない、科博としてどうしてもやらなければいけない事業もある。それについての指標が必要ではないか。

○:財務など全体ではわかるが、内訳がわからない面がある。注目を浴びるものをやっていけば、入場者数は増えていくが、大事なものについておろそかになってしまうことにはならないか。大学で科博の研究分野が減少しているということと同じ現象が起こるのではないか。標本資料収集業務の係数をどのようにするかということは重要である。

○:標本資料では、タイプ標本に非常に大きな価値がある。その価値を係数化すればよいのではないか。経済的価値は無いかもしれないが、学問的価値がある。このような指標が無いと、科博の持っている知的財産価値を示すことができないのではないか。

○:価値を示すことができないということは、科博は標本資料の管理をしていないのではないかという議論になり、マネージメント体制を問われることになるのではないか。

○:科博としての管理方針をはっきり示すことが必要。

○:標本資料をいくつかの類型に分類するだけでも違ってくるのではないか。

○:タイプ標本は通常見ることができない貴重なものである。一つしか存在しないということは、天然記念物以上の価値があり厳重に保管する必要がある。また、その保管には地震、火災、水害に強いという収蔵施設が必要である。
 審議の後、全体評価については、資料6の方針に基づき整理することとし、評価の評定方法については資料5及び資料7のフォーマットに基づき評価を行う旨了承された。

(4)退職手当にかかる業績勘案率について

 事務局より資料8に基づき、文部科学省独立行政法人評価委員会で決定された基本的考え方について説明を行い、科博部会での適用の審議については、次回以降の部会にて行うこととなった。

 最後に、資料9に基づき次回以降のスケジュールについて確認した後、散会となった。

-以上-

お問合せ先

生涯学習政策局社会教育課

-- 登録:平成21年以前 --