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国立科学博物館部会(第18回) 議事録

1.日時

平成16年9月9日(木曜日) 10時~13時30分

2.場所

文部科学省M9会議室

3.出席者

委員

山本委員、那須委員、濱田委員、樫谷委員、松野委員

文部科学省

藤田大臣官房審議官(生涯学習政策局担当)、竹下社会教育課長、大山地域学習活動推進室長他関係官

オブザーバー

(法人)
 河上理事、船戸経営管理部長その他関係官

4.議事録

(○:委員、●事務局)

(1)平成15年度評価結果について

 部会長より、平成15年度評価結果について、部会長一任となっていた評価概要について報告するとともに、平成16年8月30日(月曜日)に行われた第16回文部科学省独立行政法人評価委員会総会の内容について報告があった。

(2)独立行政法人国立科学博物館と他機関・法人との関係の整理について

 資料について事務局の説明の後、資料4に基づき審議を行った。その際各委員により出された主な意見は以下のとおり。

○:ナショナルコレクションは、インターナショナルのためにもある。今後は膨大な国土と資料を持つ中国といかに連携を図っていくかが大事である。インターナショナルの活動を意識していくことが必要。

○:科博でやらなければいけないことは、国際的な未来に残すためのコレクションの一翼を担うことである。ナショナルセンターとして確立することでインターナショナルな責務を果たすことができる。科博のコレクションは国民の財産でもあり、国際的な財産でもある。

○:科博の建物は狭い敷地に密集している。近隣には敷地に余裕のある機関もある。全体として敷地を有効に活用できるようにした方がよいのではないか。また、自然科学について、現在は過去、現在、未来について、取り扱う機関が分けられていると思うが、一つの体系の中で整理した方が効率的ではないかという考えもある。
 なお、合併したら肥大化するというのは、マネージメントの問題であり、スリム化するために合併するという前提であり、その考えは理解されないのではないか。

○:博物館の宿命として、収蔵庫は増えていくものであり、面積が必要なのは確かである。独立したコレクションの棟が必要である。

○:現在の予算は、活動を行っていくのに十分ではないのではないか。全体としては予算は減るが、大きな組織の中で重要なものに配分していくという方が効率的に思う。

○:博物館の国際的比較を考えると充実強化しなければいけないと思う。自然史系の研究者の養成も未来のために重要である。専門性と独自性が「効率的」の名の下に無視されてはならないと思う。違うことを端的に示す必要がある。

●:科博の個々の研究者が集める標本資料には限界がある。そのため、大学とネットワークを組んで効率的に収集することを考えているところ。

○:大学の博物館の位置づけがはっきりしていない現状がある。国立科学博物館や地方の公立博物館との役割は違うはずである。大学博物館の無いところの資料については、国家的に集中的に収集するというシステムをつくればよい。

○:今までの話をまとめれば、コレクションは重要であるということ。大学の持っているコレクションやコレクションが散逸してしまうところを、科博としてネットワークを構築してやっていくことが重要であるということ。一方でスリム化ということも大事であるので、そこは科博により一層努めていただくことでよろしいか。

○:日本全体で見た場合、地方の博物館では良い活動をしているところと、建物だけで中身のないところに分かれるのではないか。国全体の予算が限られたものであることから、例えば科博に集中的に資金を投入し、事業を行うことなども必要ではないか。

○:国立博物館と科博がどのように違うか。科博は、現在に至るまでの46億年にわたる地球と生命の歴史のすべての事物と現象を集積し、その調査研究を行っている。歴史系博物館については、その最後の数万年を取り扱っている。一部の学問領域については、科博と歴史系博物館は連携協力する必要があるが、対象と方法論がまったく違うため統合する話ではない。

 最後に、本日出た意見を踏まえ、見直し案を作成していくことを確認し、散会となった。

-以上-

お問合せ先

生涯学習政策局社会教育課

-- 登録:平成21年以前 --