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国立科学博物館部会(第11回) 議事録

1.日時

平成15年7月17日(木曜日) 13時~15時40分

2.場所

独立行政法人国立科学博物館大会議室

3.出席者

委員

山本委員、樫谷委員、近藤委員、清水委員、那須委員、濱田委員、堀委員、松野委員

文部科学省

折原社会教育課長、真先地域学習活動推進室長その他関係官

オブザーバー

(法人)
 佐々木館長、河上理事、船戸経営管理部長、木内展示・情報部長、前田学習推進部長その他関係官

4.議事録

(○:委員、●事務局)

(1)委員からの質問に対する回答及び説明について

 前回部会及び今回の評価フォーマットの提出に際して、各委員より提出されたご質問を踏まえ、独立行政法人国立科学博物館及び事務局より、参考1、参考2、参考3に沿って説明がなされた後、各委員より意見が出された。その主なものは、以下のとおり。

○ 経費の削減率が、1.06%という数字は、わずか数十万円で、評定がBかCに分かれる。微妙な判定になっているので、もう少し努力して欲しい。

○ 人件費が前年度と比較して4千万近く減少しているが、経営努力で減少しているのか自然減なのかわからない。

○ 前年度の評価と比較して異なるところの説明が十分でない。前年度の評価で数値化できているものは、目標の設定として数値化ができるのではないか。

○ 恐竜展の影響で入館者が減少しているのは理解できるが、事前に年度計画に織り込んでいれば単純に前年度との比較にならなかったのではないか。

(2)評価フォーマット(項目別)の暫定評価結果について

 事務局より、資料2の説明がなされた後、各項目毎に意見が出された。その主なものは、以下のとおり。

<経費の節減後力状況>

○ 警備や保守点検の効率化についてはどのように考えているのか。

● 一括の契約等を検討している。

○ 努力はわかるが達成できなかった事項にA評価を与えるのはいかがなものか。

<組織運営上の改善状況>

○ 平成15年度からの組織改正についても記載すべきではないか。

○ 評価指標等検討プロジェクトチームを立ち上げ、評価指標や達成目的、評価基準について検討したとあるが、どのような検討をしたのか。

● 博物館活動をより活性化するための評価の在り方があるのではないかという観点で、検討を開始したところである。

○ 平成14年9月に「外部評価報告書」を公表したとあるが、その結果はどのように活用されているのか。

● 中長期的な観点からの外部評価をいただいたが、指摘のうち直ちに実行できるものは少なかった。現在、「独立行政法人国立科学博物館の在り方に関する懇話会」を設けて長期的にどう取り組んでいくかを検討している。

<入館者数の状況>

○ 入館者数の記載で個人、団体や特別展、企画展毎の入館者数を記載してもらえればわかりやすい。

○ 中期目標では新館2期の完成する平成17年度には百万人以上の入館を確保するとなっているのに、年度ごとに定量的な基準を定めていることに無理があるのではないか。

○ 入館者が減少しているが、共催した「世界最大の恐竜展2002」の入館者数を参考に併記するなど、フォーマットの工夫が必要ではないか。

○ 科博の入館者数は減少しているが、同じ独法でも国立博物館や国立美術館は、入館者が増加している。

○ 有料・無料入館者数に世代別の内訳を記載してはどうか。

○ 新館2期の準備や共催展の状況も加味した上で、評価委員会としての評価を行ってはどうか。

○ 前年度比だと何%という増減の比較になるが、指数で評価すれば伸びているといった数値を掴んでおく必要がある。そうした記述を全体評価に入れていければよいのではないか。

○ 日本博物館協会作成の博物館白書では、全国の博物館入館者数が年々減少しているというデータがある。

<標本資料の収集数の前年度比較>

○ 標本には貴重なものとそうでないものと質の違いがあるだろうから、そうした分類ができないか。質での分類ができないのであれば量で評価することしかできない。

○ 博物館にとっては、標本資料の蓄積も入館者がどれだけいたかと同じくらい大事なことだと思う。平成元年の標本数を100として、今どれくらいかという指数を出してみてはどうか。

○ 標本の価値と重要性を位置付ける基準の策定が必要。評価に当たっては、指標をできる限りたくさん作る必要がある。

○ 標本数が増すほど保守点検作業は大変になる。標本の維持管理も含めた評価が必要である。

○ スミソニアン等海外の博物館では、比較標本等、標本の位置づけが行われている。

○ 学術的利用にどれだけ寄与したかもナショナルセンターとして重要である。

○ 一部の博物館では入館者増加のために博物館の本来の使命である企画展を疎かにしている等の批判がある。国立科学博物館は本来の使命を守っていただきたい。

<特別展の開催>

○ 回数だけで評価するのではなく、日数も合わせて評価しても良いのではないか。

○ 展示会の意図と意義と成果という総括が常に必要ではないか。

<調査研究の実施状況>

○ 研究期間や進捗状況等は評価に必要な情報として記載すべきである。

● 可能な限りの情報提供を行いたい。

<館長裁量経費による研究状況>

<科学研究費補助金等の活用状況>

<共同研究等の活用>

○ 前年度の取組成果や予算規模等についても記載すべきである。

<研修事業の実施状況>

○ 単に実施したといった事実の記載だけではなく、研修を行うことで何に寄与したかといった自己評価を加えていただきたい。

○ アウトプットだけではなくて、アウトカム的な記載を入れる必要がある。

<全国の科学系博物館との協力状況>

○ 全国科学博物館協議会の理事長館として、どのような役割を果たしたかという視点での記述が必要である。

<自然史研究等の国際交流・国際協力の充実・強化に向けた活動状況>

○ 活動状況の記述に具体性や表現性が欠けているので、それらを積極的に盛り込むべきである。

<その他>

○ 国立科学博物館に自己評価をしていただき、評価の妥当性を検討するのも良いのではないか。

○ マスコミや研究者等への指導・助言等は、その分野のニーズに科博が応えている実績としてきちんと計上すべきである。

○ 監事及び会計監査人と意見交換を行う場を考えていただきたい。監事の執務日数が分からないと言う回答だったが、監事は主務大臣から直接任命される重要な役割を担っているので、監事の監査結果がどうなのか。何をどの程度されているのか知りたい。

 最後に、全体評価及び項目別評価に関する意見等がある場合は、次回部会までに事務局に提出することが確認された。
 また、次回の部会開催が7月31日(木曜日)であることを確認して散会となった。

-以上-

お問合せ先

生涯学習政策局社会教育課

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