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国立科学博物館部会(第10回) 議事録

1.日時

平成15年6月30日(月曜日) 10時~12時40分

2.場所

霞山会館 「たけ」

3.出席者

委員

山本委員、樫谷委員、近藤委員、清水委員、那須委員、濱田委員、松野委員

文部科学省

折原社会教育課長、真先地域学習活動推進室長その他関係官

オブザーバー

(法人)
 河上理事、船戸経営管理部長、木内展示・情報部長、前田学習推進部長 その他関係官

4.議事録

(○:委員、●事務局)

(1)財務省予算執行調査結果の報告について

 事務局より、財務省から公表された予算執行調査結果の報告が行われた。

(2)独立行政法人国立科学博物館の評価の実施について

 独立行政法人国立科学博物館河上理事より、資料2、資料3、資料4及び参考資料に沿って、平成14年度業務実績報告書、財務諸表、評価フォーマットについて説明がなされた後、各委員より意見が出された。その主なものは、以下のとおり。

○ ナショナルセンター機能に後継者養成とあるが関係がわからない。文部科学省の事業で「科学系博物館教育機能活用プロジェクト」があるが、科博や全科協の姿が全く見えない。科博は全国の科学系博物館を束ねる立場にあるのに、国のプロジェクトに協力していないのはおかしいのではないか。

● 中期目標にナショナルセンター機能の充実という項目がある。その項目に沿って記入したため、その範囲内に記入が留まっている。

○ 財務省が指摘している事項にもっともだと思われるものもある。指標そのものに問題はあるかもしれないが、業務の効率化にむけて取り組む観点としては大事ではないか。

○ この部会で指標の検討をきちんと行い、数値や考え方を出せるように整理しないといけない。セグメント情報のようにアウトプットの情報はあるが、それがどれだけの成果を挙げたのかとの視点も一案として考えられる。例えば巡回展を開催した結果、巡回先で入館者がどれくらいだったのか。研究事業でどのような効果を及ぼしたかも記入すべきではないか。成果を捉える指標を立てて、きちんと説明できないといけない。

○ 海外から見た場合のナショナルセンターの位置づけが見えてこない。

○ 部会として、項目別の細かい評価だけでなく、全体評価について今年は一層充実したものにする必要がある。

● 昨年、総会に報告した際には「評価の概要」を添付してポイントがわかるようにした。

○ 入館者数はもちろん大事だが、昨年の特別企画展「光を親しむ」のように、今まで科博に来たことがない人々が多く来館したような、未来への投資的なケースを定性的に評価しないといけないのではないか。子どもが減少する中で、先を見越した種まきを大事にすべきである。

○ インターネットのアクセス数は、どういうカウントをしているのか。

● ホームページのトップページのヒット数をカウントしている。

○ アクセス数は、サイト内のページを見る度にカウントするのが通例である。科博にしては、アクセス数が少ないのはそのカウント方法が原因ではないか。

○ アート等の文化的な要素等は評価には出てこないが、科学的な評価だけではなく、総合的な評価も必要ではないか。項目別にもバランスのとれた評価をしないといけない。

○ 無料入館者数が増えて、有料入館者数が減っている。単純に比較してはいけないが、どういう兆候を示しているのかの分析が必要ではないか。

○ お年寄りをターゲットにした企画があっても良いのではないか。入館者数は、重要な意味を持っている。科博を応援してくれている人がどれだけいるかのバロメーターにもなる。共催展の入館者数を付記するなど、入館者数の定義について検討しても良いのではないか。

○ 量的な評価、質的な評価については、フォーマットの指標どおり評価するべきではないか。

○ ナショナルセンターの記述について、あれもやったこれもやったと書いてあるだけで、どこに重点を置いて何を努力したのかわからない。これでは何も書いてないのと同じである。開館日数を増やし、無料開放を増やしたのに入館者が減っているのは理解できない。原因の解明が甘いのではないか。分析が甘い資料を見せられてもよく分からない。財務省の指摘に対して応えることのできる材料を提示しないといけない。

● 国民に対して科博の活動を説明するには、昨年の例で言えば評価結果の概要になるのではないか。国民の皆様が、科博の活動をどう評価するかという観点を整理した上で、合わせてその部分の数字も記載するように検討いただくのが良いと思う。今年は2年目なので、定量的・定性的評価全てを一緒にするのではなく、項目別に整理する必要があると思う。ティーチャーガイドについては、作成後の成果についての説明が不足している。また、ナショナルセンターについては、国として事業を興す際には、連携協力をとらないといけない。なお、海外からの評価については、国立女性教育会館等の他の機関との横並びもあるので整理する必要がある。

○ 定量的、定性的の関係を相互に関係づけて説明しないと世間に誤解を招く恐れがある。科博・事務局・部会が協力した三位一体の評価システムにしないといけない。

 最後に、各委員が暫定的に評価を行い、評価フォーマットを事務局に提出すること。
 また、次回の部会開催が7月17日(木曜日)であることを確認して散会となった。

-以上-

お問合せ先

生涯学習政策局社会教育課

-- 登録:平成21年以前 --