平成20年度開設予定大学院等一覧

平成19年11月

1 大学院を設置するもの 9校 10研究科 10専攻

区分 大学院名 研究科名 専攻等名 入学定員(人) 位置 設置者 留意事項 備考
公立 国際教養大学大学院 グローバル・コミュニケーション実践研究科 グローバル・コミュニケーション実践専攻(P) 30 秋田県秋田市 公立大学法人
国際教養大学
  • 設置の趣旨・目的等が活かされるよう,設置計画を確実に履行すること。また,学術の理論及び応用を教授研究するという大学院の目的,さらに理論と実務を架橋して高度専門職業人の養成に特化した教育を実施するという専門職大学院の目的に照らし,開設時から充実した教育研究活動を行うことはもとより,その水準を一層向上させるよう努めること。

  • ジャーナリズムに関連する専任教員は,計画されたとおり完成年度までに配置すること。
  • 学校教育法第65条第2項に規定する専門職大学院の設置
私立 千葉科学大学大学院 薬科学研究科 薬科学専攻(M) 10 千葉県銚子市 学校法人
加計学園
  • 設置の趣旨・目的等が活かされるよう,設置計画を確実に履行すること。また,学術の理論及び応用を教授研究するという大学院の目的に照らし,開設時から充実した教育研究活動を行うことはもとより,その水準を一層向上させるよう努めること。

  • 倉敷芸術科学大学生命科学部健康科学科,生命動物科学科の入学定員超過の是正に努めること。
 
危機管理学研究科 危機管理学専攻(M) 5
私立 白梅学園大学大学院 子ども学研究科 子ども学専攻(M) 15 東京都小平市 学校法人
白梅学園
  • 設置の趣旨・目的等が活かされるよう,設置計画を確実に履行すること。また,学術の理論及び応用を教授研究するという大学院の目的に照らし,開設時から充実した教育研究活動を行うことはもとより,その水準を一層向上させるよう努めること。

  • 決算に関する理事会及び評議員会の運営を適切に行うこと。

  • 消費支出に対する教育研究経費の割合が同系統の大学等を設置する学校法人に比べ低く,また,近年この割合が低下傾向にあることから,教育研究条件の充実向上に努めること。
  • 大学院設置基準第14条特例の実施
私立 聖母大学大学院 看護学研究科 看護学専攻(M) 9 東京都新宿区 学校法人
聖母学園
  • 設置の趣旨・目的等が活かされるよう,設置計画を確実に履行すること。また,学術の理論及び応用を教授研究するという大学院の目的に照らし,開設時から充実した教育研究活動を行うことはもとより,その水準を一層向上させるよう努めること。
  • 大学院設置基準第14条特例の実施
私立 東京富士大学大学院 経営学研究科 経営学専攻(M) 10 東京都新宿区 学校法人
東京富士大学
  • 設置の趣旨・目的等が活かされるよう,設置計画を確実に履行すること。また,学術の理論及び応用を教授研究するという大学院の目的に照らし,開設時から充実した教育研究活動を行うことはもとより,その水準を一層向上させるよう努めること。
 
私立 東洋学園大学大学院 現代経営研究科 現代経営専攻(M) 10 東京都文京区 学校法人
東洋学園
  • 設置の趣旨・目的等が活かされるよう,設置計画を確実に履行すること。また,学術の理論及び応用を教授研究するという大学院の目的に照らし,開設時から充実した教育研究活動を行うことはもとより,その水準を一層向上させるよう努めること。

  • 「経営学総論」は学部科目の名称なので,「経営学研究」又は「経営学研究入門」に改めること。

  • 教員の年齢構成に偏りがあるので,完成年度までに40代以下の専任教員を複数採用すること。

  • 決算に関する理事会及び評議員会の運営を適切に行うこと。
 
私立 相模女子大学大学院 栄養科学研究科 栄養科学専攻(M) 6 神奈川県相模原市 学校法人
相模女子大学
  • 設置の趣旨・目的等が活かされるよう,設置計画を確実に履行すること。また,学術の理論及び応用を教授研究するという大学院の目的に照らし,開設時から充実した教育研究活動を行うことはもとより,その水準を一層向上させるよう努めること。

  • 決算に関する理事会及び評議員会の運営を適切に行うこと。
  • 大学院設置基準第14条特例の実施
私立 愛知工科大学大学院 工学研究科 システム工学専攻(M) 7 愛知県蒲郡市 学校法人
電波学園
  • 設置の趣旨・目的等が活かされるよう,設置計画を確実に履行すること。また,学術の理論及び応用を教授研究するという大学院の目的に照らし,開設時から充実した教育研究活動を行うことはもとより,その水準を一層向上させるよう努めること。

  • 愛知工科大学工学部ロボットシステム工学科,情報メディア学科の入学定員比の平均が0.7倍未満となっていることから、今後の定員充足の在り方について検討すること。
  • 大学院設置基準第14条特例の実施
システム工学専攻(D) 3
私立 沖縄キリスト教学院大学大学院 異文化コミュニケーション学研究科 異文化コミュニケーション学専攻(M) 5 沖縄県中頭郡西原町 学校法人
沖縄キリスト教学院
  • 設置の趣旨・目的等が活かされるよう,設置計画を確実に履行すること。また,学術の理論及び応用を教授研究するという大学院の目的に照らし,開設時から充実した教育研究活動を行うことはもとより,その水準を一層向上させるよう努めること。

  • 英語コミュニケーションに特化した教育研究体制となっている点に対する対応が十分とは言えない。英語以外の言語によるコミュニケーションの可能性を視野に入れた教育研究体制を整備するよう努めること。
  • 大学院設置基準第14条特例の実施

2 研究科を設置するもの 9校 9研究科 9専攻

区分 大学院名 研究科名 専攻等名 入学定員(人) 位置 設置者 留意事項 備考
公立 大阪市立大学大学院 看護学研究科 看護学専攻(M) 10 大阪府大阪市 公立大学法人
大阪市立大学
  • 特になし。
 
公立 和歌山県立医科大学大学院 保健看護学研究科 保健看護学専攻(M) 12 和歌山県和歌山市 公立大学法人
和歌山県立医科大学
  • 特になし。
  • 大学院設置基準第14条特例の実施
私立 宮城学院女子大学大学院 健康栄養学研究科 健康栄養学専攻(M) 4 宮城県仙台市 学校法人
宮城学院
  • 授業科目の名称については,授業内容を反映した名称に改めること。
 
私立 創価大学大学院 教職研究科 教職専攻(P) 25 東京都八王子市 学校法人
創価大学
  • 設置の趣旨・目的等が活かされるよう,設置計画を確実に履行すること。また,学術の理論及び応用を教授研究するという大学院の目的,さらに理論と実践を融合して専ら小学校,中学校,高等学校,中等教育学校,特別支援学校及び幼稚園の高度の専門的な能力及び優れた資質を有する教員の養成のための教育を実施するという教職大学院の目的に照らし,開設時から充実した教育研究活動を行うことはもとより,その水準を一層向上させるよう努めること。

  • 実習により修得する10単位の全部を免除することが可能な仕組みとなっているが,学生の教職経験の評価方法,実習により修得させようとする内容との相関性,実習の免除基準,実践的なリーダー教員養成上の効果,学修の成果に係る評価などについて不断の検証を行い所要の改善に努めること。
  • 学校教育法第65条第2項に規定する専門職大学院の設置
私立 早稲田大学大学院 教職研究科 高度教職実践専攻(P) 70 東京都新宿区 学校法人
早稲田大学
  • 計画されている教育体制等によって設置の趣旨・目的等を十全に達成できるか懸念されるので,学術の理論及び応用を教授研究するという大学院の目的,さらに理論と実践を融合して専ら小学校,中学校,高等学校,中等教育学校,特別支援学校及び幼稚園の高度の専門的な能力及び優れた資質を有する教員の養成のための教育を実施するという教職大学院の目的に照らし,開設時から充実した教育研究活動を行えるよう教育体制等を整備するとともに,その水準を一層向上させるよう努めること。

  • 1学年70名の入学定員に対して,研究科専従の教員が5名であり,実習指導体制が万全か懸念されるため,巡回指導を行う全ての教員の具体的な勤務モデルを明確にしつつ,教員に過重な負担がかからないよう又きめ細やかな巡回指導が可能となるよう,教員の補充を行うなど具体的な方策を講じること。

  • 学校における実習の免除の判定については,以下の点を開設時までに改善して,確実に実施すること。
  1. 実習を免除する現職教員学生の教職経験を「学校臨床実習(1)」(5単位)は3年以上,「学校臨床実習(1)」(2単位)は5年以上としているが,そのように設定した理由が不明確で教育上の有効性が懸念されるため,設定の考え方を明確にすること。
  2. 実習により修得させようとする内容との相関性を明らかにしつつ,実習の到達目標を代替できるとする教職経験の評価方法,実習の免除基準を設定し,厳正に評価すること。
  3. 実習免除のために申請させる「実習単位免除申請書」については,教職経験を適切に評価できる内容とすること。また,評価にあたっては,所属長や任命権者が評価する資料を活用するなど,客観性が担保されるよう配慮すること。
  4. 実習免除の評価に入学者選抜における面接試験の評価を含めるのであれば,実習免除手続き上明確に位置づけること。
  • 現職教員学生が現勤務校で実習を行うことになった場合,日常の勤務に埋没することのない内容となるよう,その工夫・配慮の方策を具体的に検討し実施すること。

  • 1年制コースの複数の履修モデルに対応した具体的な履修スケジュール(実習や補講を含む。)を作成し,教育の質を担保しつつ1年間での卒業に必要な単位の修得が円滑に行える具体的な方策を講じること。

  • 「教育課程の編成及び実施に関する領域」に実務家教員が配置されていないが,理論的な科目を担う教員と実務家教員の役割を踏まえた協働体制となるよう,実務家教員に求められる役割・趣旨に照らして教員の配置方針を再検討すること。なお,「この領域への社会ニーズや連携協力校の教育研究課題が変化することも考えられる」との記述があるが,既に小学校等の現場では差し迫った課題となっていることから,このことを踏まえた適切な教員配置の方針とすること。

  • 早稲田大学教育学部教育学科,複合文化学科の入学定員超過の是正に努めること。
  • 大学院設置基準第14条特例の実施

  • 学校教育法第65条第2項に規定する専門職大学院の設置
私立 金沢学院大学大学院 人文学研究科 人文学専攻(M) 5 石川県金沢市 学校法人
金沢学院
  • 決算に関する理事会及び評議員会の運営を適切に行うこと。

  • 金沢学院大学経営情報学部スポーツビジネス学科の入学定員超過の是正に努めること。

  • 金沢学院大学経営情報学部経営・会計学科の入学定員比の平均が0.7倍未満となっていることから,今後の定員充足の在り方について検討すること。
  • 大学院設置基準第14条特例の実施
私立 聖隷クリストファー大学大学院 保健科学研究科 保健科学専攻(D) 10 静岡県浜松市 学校法人
聖隷学園
  • 特になし。
  • 大学院設置基準第14条特例の実施
私立 常葉学園大学大学院 初等教育高度実践研究科 初等教育高度実践専攻(P) 20 静岡県静岡市 学校法人
常葉学園
  • 設置の趣旨・目的等が活かされるよう,設置計画を確実に履行すること。また,学術の理論及び応用を教授研究するという大学院の目的,さらに理論と実践を融合して専ら小学校,中学校,高等学校,中等教育学校,特別支援学校及び幼稚園の高度の専門的な能力及び優れた資質を有する教員の養成のための教育を実施するという教職大学院の目的に照らし,開設時から充実した教育研究活動を行うことはもとより,その水準を一層向上させるよう努めること。

  • 3つのコース全てに学部新卒学生と現職教員学生を受け入れ,相互の討議等を通して両者の資質・能力を高め,物の見方・考え方を広げることができるという趣旨が達成できるよう,学生が「協力・共働」する具体的方策を検討すること。

  • 実習により修得する10単位の全部を免除することが可能な仕組みとなっているが,学生の教職経験の評価方法,実習により修得させようとする内容との相関性,実習の免除基準,実践的なリーダー教員養成上の効果,学修の成果に係る評価などについて不断の検証を行い所要の改善に努めること。

  • 決算に関する理事会及び評議員会の運営を適切に行うこと。

  • 常葉学園大学教育学部生涯学習学科昼間主コースの入学定員超過の是正に努めること。

  • 浜松大学ビジネスデザイン学部サービスと経営学科の入学定員比の平均が0.7倍未満となっていることから,今後の定員充足の在り方について検討すること。
  • 学校教育法第65条第2項に規定する専門職大学院の設置
私立 京都橘大学大学院 看護学研究科 看護学専攻(M) 10 京都府京都市 学校法人
京都橘学園
  • 専任教員の補充を必要とされた1授業科目については,科目開設時までに確実に専任教員を充足すること。

  • 京都橘大学文学部日本語日本文学科,児童教育学科の入学定員超過の是正に努めること。
  • 大学院設置基準第14条特例の実施

3 専攻設置又は課程を変更するもの 13校 13研究科 14専攻

区分 大学院名 研究科名 専攻等名 入学定員(人) 位置 設置者 留意事項 備考
公立 札幌医科大学大学院 医学研究科 医科学専攻(M) 10 北海道札幌市 北海道公立大学法人
札幌医科大学
  • 特になし。
 
公立 宮城大学大学院 事業構想学研究科 事業構想学専攻(D) 3 宮城県黒川郡大和町 宮城県
  • 特になし。
 
公立 福島県立医科大学大学院 医学研究科 医科学専攻(M) 10 福島県福島市 公立大学法人
福島県立医科大学
  • 特になし。
 
公立 名古屋市立大学大学院 医学研究科 医科学専攻(M) 10 愛知県名古屋市 公立大学法人
名古屋市立大学
  • 名古屋市立大学薬学部薬学科の入学定員超過の是正に努めること。
 
公立 奈良県立医科大学大学院 医学研究科 医科学専攻(M) 5 奈良県橿原市 公立大学法人
奈良県立医科大学
  • 「医の共通科目」の「医学統計学」の内容は,「Bio-informatics」等の名称にふさわしいものであり,実験データの適切な処置を行うような医学統計学ではない。「医学統計学」の名称に合致した内容に改めること。
  • 大学院設置基準第14条特例の実施
私立 天使大学大学院 看護栄養学研究科 栄養管理学専攻(D) 2 北海道札幌市 学校法人
天使学園
  • 特になし。
 
私立 大東文化大学大学院 文学研究科 教育学専攻(M) 10 東京都板橋区 学校法人
大東文化学園
  • 専任教員の補充を必要とされた1授業科目については,科目開設時までに確実に専任教員を充足すること。
 
私立 玉川大学大学院 教育学研究科 教職専攻(P) 20 東京都町田市 学校法人
玉川学園
  • 設置の趣旨・目的等が活かされるよう,設置計画を確実に履行すること。また,学術の理論及び応用を教授研究するという大学院の目的,さらに理論と実践を融合して専ら小学校,中学校,高等学校,中等教育学校,特別支援学校及び幼稚園の高度の専門的な能力及び優れた資質を有する教員の養成のための教育を実施するという教職大学院の目的に照らし,開設時から充実した教育研究活動を行うことはもとより,その水準を一層向上させるよう努めること。

  • 実習により修得する10単位の全部を免除することが可能な仕組みとなっているが,学生の教職経験の評価方法,実習により修得させようとする内容との相関性,実習の免除基準,実践的なリーダー教員養成上の効果,学修の成果に係る評価などについて不断の検証を行い所要の改善に努めること。

  • 連携協力校が実習の評価を行うための「チェックシート」は,実習目標や内容に見合ったものを作成し,到達目標が異なる2つの実習を適切に評価できるようにすること。

  • 玉川大学経営学部観光経営学科の入学定員超過の是正に努めること。
  • 大学院設置基準第14条特例の実施

  • 学校教育法第65条第2項に規定する専門職大学院の設置
私立 愛知学院大学大学院 心身科学研究科 健康科学専攻(M) 10 愛知県日進市 学校法人
愛知学院
  • 研究計画の内容に関する倫理審査を整備すること。
 
私立 愛知淑徳大学大学院 医療福祉研究科 ソーシャルサービス専攻(D) 3 愛知県名古屋市 学校法人
愛知淑徳学園
  • 愛知淑徳大学文学部図書館情報学科,コミュニケーション学部言語コミュニケーション学科の入学定員超過の是正に努めること。
  • 大学院設置基準第14条特例の実施
コミュニケーション障害学専攻(D) 2
私立 名古屋学芸大学大学院 栄養科学研究科 栄養科学専攻(D) 2 愛知県日進市 学校法人
中西学園
  • 特になし。
  • 大学院設置基準第14条特例の実施
私立 摂南大学大学院 工学研究科 創生工学専攻(D) 2 大阪府寝屋川市 学校法人
大阪工大摂南大学
  • 摂南大学工学部建築学科,経営情報学部経営学科,大阪工業大学工学部空間デザイン学科の入学定員超過の是正に努めること。
 
私立 広島文教女子大学大学院 人間科学研究科 人間福祉学専攻(M) 3 広島県広島市 学校法人
武田学園
  • 特になし。
  • 大学院設置基準第14条特例の実施

4 通信教育を開設するもの 4校 5研究科 6専攻

区分 大学院名 研究科名 専攻等名 入学定員(人) 位置 設置者 留意事項 備考
私立 東京福祉大学大学院 社会福祉学研究科 児童学専攻(M) 10 群馬県伊勢崎市 学校法人
茶屋四郎次郎記念学園
  • 通信教育課程において「臨床実践力の育成」を図り,「保育及び子育て支援の高度な専門的知識・技術を持つ専門家の養成」を行うことについて,計画されている教育内容や教育方法によって設置の目的を十全に達成できるか懸念されるので,設置の目的を達成できるよう,通信教育という特性を踏まえた上で,通学制と同等の教育効果を維持するとともに,教育研究体制を確実に整備すること。

  • 授業科目の内容について,まだ通信制で行う内容となっていないものがあるので改めること。

  • 授業方法の「ケーススタディ・メソッド」を行うにあたり,印刷教材のみに頼るのではなく,例えばIT技術を利用するなどして,学生同士が相互にディスカッションできるシステムを構築すること。

  • 教育課程において,演習科目を充実させることで実習科目をおかずに臨床実践力を十分高めることができるようにしているとのことだが,保育及び子育て支援の高度な専門的知識・技術をもつ専門家の養成という人材養成の目標を達成するために,少なくとも以下の点においてまだ不十分であるので改めること。
  1. 演習科目の内容に比して授業時間数が少なく,示された内容を十分に教授できないと考えられるので,演習の授業時間数を増やし修士課程にふさわしい教育内容を確保すること。
  2. 演習科目の実施方法について,臨床実践力を高めるにはまだ不十分なので,ロールプレイ等を十分に取り入れること。
  • 使用する教科書等の教材に,専攻分野における初歩的な内容のものが含まれているので,修士課程にふさわしい教材を使用すること。

  • 児童学専攻通信教育課程においても,レポート添削指導等を受け,事務手続きの連絡をとり,研究のための情報が入手できるwebベースのシステムを開学までに確実に整備すること。
 
私立 岐阜女子大学大学院 文化創造学研究科 文化創造学専攻(M) 15 岐阜県岐阜市 学校法人
杉山女子学園
  • 教員の構成が特定の範囲の年齢に偏っているので,その改善に継続的に取り組むよう努めること。(文化創造学専攻)

  • 高度な実践力や応用力を備えた教員を養成することを通信教育で行う意義を明確にして,教育研究を行うこと。(初等教育学専攻)

  • 岐阜女子大学家政学部生活科学科の入学定員比の平均が0.7倍未満となっていることから,今後の定員充足の在り方について検討すること。
 
初等教育学専攻(M) 15
私立 名古屋学院大学大学院 外国語学研究科 英語学専攻(D) 3 愛知県名古屋市 学校法人
名古屋学院大学
  • 文献研究・調査研究が中心であっても,文献等の読解訓練は必須であり,それなくしては通信教育による教育効果が十分に達成されるかが懸念されるので,更にスクーリングを充実するなど,より一層の改善に努めること。

  • 博士後期課程のティーチング・アシスタントの資格を博士前期課程修了者ないしはそれに準ずる者としている点は改善すること。
 
私立 吉備国際大学大学院 保健科学研究科 理学療法学専攻(M) 15 岡山県高梁市 学校法人
高梁学園
  • 学生が所属する機関側の入学に関する同意書と研究に関する同意書を分割すること。(保健科学研究科理学療法学専攻)

  • 研究を実施する施設に対する研究計画書,倫理審査申請書の提示は大学の責任とすること。(保健科学研究科理学療法学専攻)

  • 倫理審査の他に,メール等でのデータのやりとりに関する安全性確保に関する規定を定めること。(保健科学研究科理学療法学専攻)

  • 通信教育に係る施設および組織は教育に支障のないよう充実させること。(保健科学研究科理学療法学専攻)

  • 「環境リスクマネジメント特論」においては化学物質に偏らず,環境リスク全般に関する内容を取り上げ,環境負荷による人の健康や生態系に悪影響を及ぼす可能性(環境リスク)の低減を実現するための社会科学と自然科学の複合領域科目となるよう改善すること。
    (「設置の趣旨及び必要性」では,「本大学院環境リスクマネジメント研究科修士課程(通信教育課程)では,循環型社会の構築とその創造に要求される社会科学と自然科学の複合領域の学問として環境学を総合的に学び,環境リスクマネジメントの専門能力を持った人材育成を図ることを目的としたカリキュラムを編成する。」としている。しかし,その基本を教授すべき「環境リスクマネジメント特論」においては,その内容は,化学物質に関連するリスクマネジメントに偏重していると判断される。これらの内容は「化学物質リスク学特論」に加えられるべきものである。)(環境リスクマネジメント研究科環境リスクマネジメント専攻)

  • 吉備国際大学社会学部スポーツ社会学科の入学定員超過の是正に努めること。

  • 吉備国際大学心理学部臨床心理学科,文化財学部文化財修復国際協力学科,九州保健福祉大学社会福祉学部臨床福祉学科,子ども保育福祉学科,順正短期大学保健科の入学定員比の平均が0.7倍未満となっていることから、今後の定員充足の在り方について検討すること。
 
環境リスクマネジメント研究科 環境リスクマネジメント専攻(M) 10

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高等教育局大学振興課大学設置室

(高等教育局大学振興課大学設置室)