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資料3-3.青山彰氏 配布資料

平成23年10月6日(木曜日)

中央教育審議会教育振興基本計画部会ヒアリングに係る資料

 このことについて、全国高等学校長協会会長(東京都立国際高等学校長)として意見を申し述べるに当たり、以下のとおり意見の要点を示させていただくとともに、口答にて補足させていただきます。

1 学校教育法における規定

〔高等学校〕
第50条 高等学校は、中学校における教育の基礎の上に、心身の発達及び進路に応じて、高度な普通教育及び専門教育を施すことを目的とする。

〔高等学校教育の目的〕
第51条 高等学校における教育は、前条に規定する目的を実現するために、次に掲げる目標を達成するよう行われるものとする。

  1. 義務教育として行われる普通教育の成果を更に発展拡充させて、豊かな人間性、創造性及び健やかな身体を養い、国家及び社会の形成者として必要な資質を養うこと。
  2. 社会において果たさなければならない使命の自覚に基づき、個性に応じて将来の進路を決定させ、一般的な教養を高め、専門的な知識、技術及び技能を習得させること。
  3. 個性の確立に努めるとともに、社会について、広く深い理解と健全な批判力を養い、社会の発展に寄与する態度を養うこと。      

2 第51条への対応

  1. 「志」を高める。
    ⇒何故、高等学校に所属するのか、何故、そうすることが必要かを深く認識。
  2. 高等学校の各教科・科目を通じて一般教養を高め、専門的知識・技術・技能に繋ぐ。
    ⇒普通教育と専門教育の統合が重要。
  3. 個性を磨き、社会体験を積み、広い視野と判断基盤を形成することが重要。
    ⇒課題解決学習、体験学習の充実等。

3 高等学校進学率98%の行方

○高校教育の多様化:ハード面での高等学校改革を通じて多様な高等学校を形成
 ⇒高等学校改革の検証+高等学校教育改革(ソフト面)

○高等学校のミッション形成
 ⇒新たなるカテゴライズ

○講座型学習からグループ型・個別型学習へ
 ⇒中学校3年間で確立し、高校3年間で拡張。【課題研究、プレゼンテーション etc】

○必履修単位の増加
 ⇒固定化枠を拡大し、学習に集中し、「学び」を深化  Simple is the best.

○高等学校が義務教育に包括される状況下での高等学校教育の質の保証
 ⇒アドミッション・ポリシー、カリキュラム・ポリシー、ディプロマ・ポリシー

○大学入試の改革
 ⇒高大接続の視点・ベクトルを高大で共通認識
 高等学校がリードする部分を明確化
 高等学校教育と大学教育の相互的発展・充実は必須
 ⇒高等学校があって大学が存在   

4 今後の高等学校教育を考える

○ 義務教育(前期中等教育)と高等教育の間にあって、独立的立ち位置を維持することの難しさ。
○ 週5日(6×5=30時間)の枠で「あれもこれも」に対応することの限界。
○ Pull Factorに左右される時代。
○ 高校教育の議論と大学教育の議論の相関性。
○ リカレント教育の価値を重視し、回帰可能システムを構築できる社会の構築。
○ プロセス重視の教育の構築。
○ 義務教育をリードし高等教育と連携する高校教育の実現。

お問合せ先

生涯学習政策局政策課教育改革推進室

寺田、高橋、濱、今井
電話番号:内線3465, 3279

(生涯学習政策局政策課教育改革推進室)

-- 登録:平成23年10月 --