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各国の義務教育制度の概要

  根拠法 義務(権利)の在り方
(就学義務の有無)
就学年齢 就学期間
日本
  • 憲法,教育基本法
  • 学校教育法等関係法令
  • 義務教育については,憲法において,保護者が子ども普通教育を受けさせる義務を負うことと,義務教育の無償が規定されている。
  • また,教育基本法において,義務教育期間が9年であることを規定し,また,国公立の義務教育段階の学校について授業料の不徴収を規定している。
  • 義務教育に係る地方自治体の義務は学校教育法において規定されている。
  • 法令上,義務教育は6歳に達した後の最初の学年に始まる。就学前教育として幼稚園(4~6歳)がある。
  • 就学年齢前の就学は認められていない。
  • 義務教育年限は6~15歳の9年間。初等教育6年(6~12歳),中等教育3年(12~15歳)。
アメリカ
  • 各州の州憲法及び教育法(又は学校法)
  • 義務教育については,各州がそれぞれ州の憲法や教育法等で規定。

<カリフォルニア州>

  • 6歳~18歳の子どもはフルタイムの義務教育を公立学校において受ける義務がある。(州教育法)
  • 保護者は当該年齢の子供を地域の公立学校に通わせる義務がある。(州教育法)
  • 「義務教育を受ける権利」に関する直接の規定はない。

<イリノイ州>

  • 7歳~16歳の子どもの保護者は子どもに教育を受けさせる義務がある(教育法)。
  • 州は公教育の施設と教育制度を整備し,初等中等教育を無償で提供する義務がある(州憲法)。
  • 「義務教育を受ける権利」に関する直接の規定はない。
  • 各州によって異なる。
  • 開始年齢はほとんどの州で6歳又は7歳と規定(7歳と規定している州でも,小学校入学年齢は学区によって6歳と規定されており,実際は6歳入学)。
  • ほとんどの公立小学校は入学前1年間の就学前クラス(K学年)を有しており,多くの児童が5歳から就学している。
  • 各州によって異なる。(最も長いのはニューメキシコ州,オクラホマ州,バージニア州で5歳~18歳)。
  • 開始年齢はほとんどの州で6歳又は7歳と規定(7歳と規定している州でも実際は6歳入学)。終了年齢は多くの州で16歳と規定。
  • 義務教育年限は9年又は10年(6歳又は7歳から始まり,16歳前後で終了)とする州が多い。
イギリス
  • 1996年教育法
  • 保護者は子どもに教育を受けさせる義務がある。ただし,就学義務ではない。(1996年教育法)
  • 教育大臣(国)は人々の教育を振興しなければならない。(1996年教育法)
  • 法令上,義務教育は5歳に達した後の最初の学期に始まる。
  • 通常5歳になる年度(4歳の間)に入学する(レセプション・クラス)。9月(秋学期)入学を基本としているが,学校により1月(春学期),3/4月(夏学期)にも受け入れる。
  • 義務教育年限は,5~16歳の11年間。初等教育6年(5~11歳),中等教育5年(11~16歳)。
フランス
  • 教育法典
  • 子どもには,教育を受ける権利がある。
  • 保護者には,子どもに教育を受けさせる義務がある。ただし,就学義務ではない。
  • 国には,教育を保障する義務がある。(国の同一年齢人口のすべての者に対して一定の到達水準の教育を提供する義務。)
  • 法令上,義務教育は6歳に達する年に始まる学年度に始まる。初等教育は,就学前教育との接続性をもたせるために,幼稚園最終学年と小学校の5年間をひとまとまりのものとし,この計6年間を前半「基礎学習期」と後半「深化学習期」に二分している。
  • 小学校への入学について,保護者又は幼稚園の担任教員が申請し,各校の教員会議の審査に合格すれば,入学を5歳に早めることも可。
  • 義務教育年限は6~16歳の10年間。初等教育5年(6~11歳),中等教育5年(11~16歳)。
ドイツ
  • 連邦憲法(基本法)
  • 各州の憲法,教育関係法等。
  • 子どもは教育を受ける権利及び就学する義務がある。
  • 保護者は,子どもに教育を受けさせる権利と義務がある。
  • 州及び市町村は学校設置の義務及び助成の義務がある。
  • すべての州で義務教育は満6歳で始まるが,保護者の申請を条件に,基準日に満6歳とならない子どもにも早期就学を認めている。
  • 義務教育年限は,16州のうち11州が6~15歳の9年間,5州が6~16歳の10年間。
  • 学校段階区分は州によって異なるが,一般に基礎学校(初等教育)4年,中等学校は5,6又は9年。
  • 義務教育後,フルタイムの普通又は職業教育学校に就学しない者は,通常3年間,満18歳まで,定時制(週1~2日)の職業学校に就学することが義務づけられている。
韓国
  • 憲法
  • 教育基本法
  • 初等中等教育法
  • 子どもは教育を受ける権利がある。
  • 保護者は,子どもに就学させる義務がある。
  • 国は,施設の確保等,必要な措置をとる。
    (教育基本法,初等中等教育法)
  • 法令上,義務教育は6歳に達した後の最初の学年から始まるが,優秀な児童に対しては,早期就学(5歳)が認められている(1997年)。
  • 義務教育年限は,6~15歳の9年間。初等教育6年(6~12歳),中等教育3年(12~15歳)。年齢主義。

お問合せ先

初等中等教育局初等中等教育企画課

(初等中等教育局初等中等教育企画課)

-- 登録:平成21年以前 --