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中山文部科学大臣挨拶

 第9回義務教育特別部会の開催に当たりまして、一言ご挨拶申し上げます。
 委員の皆様方には、お忙しい中、本年2月の本部会発足以来、ほぼ毎週のペースで精力的にかつご熱心な審議をいただいておりまして、この場をお借りして厚くお礼申し上げます。

 この義務教育特別部会は、我が国の将来を左右するようなこれからの義務教育の在り方をご審議いただいております、大変重要な部会でございます。その意味で、各界でご活躍いただいている皆様方にご検討いただいておりますことを、大変心強く思っております。厚くお礼申し上げたいと思います。

 この部会におきましては、これまで、子どもたちの現状や学力の状況、教育内容、これからの学校像、教師像など教育論としての義務教育の在り方や、それを支える教育委員会制度の在り方、あるいは教育費の問題など、さまざまな論点についてご審議いただいております。
 既にこの特別部会の場においてご報告しておりますように、文部科学省では、教育改革を進めるに当たりまして、義務教育改革について学校関係者のご意見を直接聴くために、300校を目標としてスクールミーティングを実施しております。
 私も、これまで11校を訪問し、学校の実態について、先生方から生の声を聞き、また保護者の皆さん方から学校の実情を把握するよう努めており、皆様のご専門からの貴重なご意見に加え、スクールミーティングにおけるご意見などをもとに、義務教育の改革を進めてまいりたいと考えております。

 本日は、これまでのご議論を踏まえまして、これからの教職員配置等の在り方についてご審議いただく予定でございますが、本年度で終了する第7次教職員定数改善計画後の教職員配置の在り方などについて自由闊達に御議論いただければありがたいと考えております。

 政府においては今後、「骨太の方針2005」の策定作業が本格化してまいります。私もいずれ、経済財政諮問会議への出席を求められると思いますが、当部会の審議の状況が政府の方針にしっかり反映されるよう意見を申し述べてまいりたいと考えております。また、文部科学省といたしましても、来年度の概算要求など、今後の教育行政の方針決定の際には、皆様方の審議の状況を十分に踏まえて、それが活かされるよう努めてまいりたいと考えております。

 改めて申し上げるまでもありませんが、教育は国家百年の大計であり、とりわけ義務教育は国家存立の基礎にかかわるものといっても過言ではありません。あわせて、子どもたち一人一人が、その持っている可能性を限りなく高めていくためにも義務教育の重要性は疑いようもありません。
 天然資源に恵まれない我が国にとって、人材こそが資源であり、これからの時代にあって、国家や社会全体にとって、また、子どもたち一人一人にとって本当に必要な教育の在り様とはどのようなものであるか、ぜひ、この部会において方向性をお示しいただきたいと存じます。

 委員の皆様方におかれては、これから秋までの検討は、我が国の義務教育にとって、将来にわたり極めて重要な審議となることにかんがみ、引き続き格段の御協力をお願い申し上げまして、私のご挨拶とさせていただきます。どうかよろしくお願い申し上げます。



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